九重りん(ここのえ ―)とは、漫画及びそのアニメ化作品『こどものじかん』の主要登場人物である。
九重りん(ここのえ りん)は小学校3年生の女児(当時)である。
出生時の身長体重等詳細は不明である。
家族構成:母親の九重 秋(ここのえ あき)は未婚(詳細不明)であり、出生後しばらく母子二人で暮らしていた。その後、母親の従兄弟であるレイジ(漢字表記不明)の両親が死亡し、他にレイジ(当時は未成年であった)の引き取り手がなかったため、以後、秋、りん、レイジの三人で同居することとなった。
母親には咳嗽、喀痰、易疲労感などの症状があったが、育児や仕事が忙しいために放置していた。
病院で受診したところ、右肺野に異常陰影が認められ、精査加療のため入院となった。
造影CT、気管支鏡生検、喀痰細胞診にて悪性腫瘍性病変(NSCLC)と診断され、予後不良と告知された。腹部超音波診断にて肝転移も指摘され、stageⅣと診断し、シスプラチンを含む多剤併用療法による積極的治療を勧められるも、自宅療養を希望した。
小学校入学以前(詳細時期不明)、母親は右肺野全体に広がった悪性腫瘍性病変および肝転移による多臓器不全により自宅にて死亡し、それを目撃したりんには精神的外傷によるものと思われる失声症状が出現した。
その後レイジに扶養されていたが、小学校入学後、友人の鏡黒(かがみ くろ)に母親の作成したと思われる衣服を脱がせられそうになった事を契機に、逆に失声症状は改善傾向にむかった。
心的外傷による失声症を経験しているものの、身体的および精神発達遅延はなく、入学時の担任教員との関係は良好であったという。
しかし最初の担任が退職し、次の担任との関係が悪化したことにより問題行動をとるようになったという。その教員が辞職したため、現在は担任教員として新卒の青木大介(あおき だいすけ)が担任として赴任した。
この担任教員との人間関係を巡り物語は進行する。
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最終更新:2024/05/06(月) 15:00
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