加東圭子 単語


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カトウケイコ

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加東圭子(かとう けいこ)とは、「ワールドウィッチーズ」シリーズの登場人物である。アニメ未登場。
あだ名は扶桑では「ヒガシ」、アフリカ配属後は「ケイ」。 

プロフィール

※複数の記述のある項目については、特記のない限り
 「1937年(『ストライクウィッチーズ零』) / 1942年末(『ケイズ・リポート』) / 1944年(『キミとつながる空』)」
 の順に並んでいる。

  • 姓名:加東圭子
    • 身長:164cm
    • 年齢:18歳 / 23歳 / 25歳
    • 生年月日:1919年10月31日
  • 出身:扶桑国旗 扶桑皇国
    • 階級:少尉 / 大尉 / 少佐
    • 原隊:陸軍飛行第1戦隊 / 陸軍アフリカ派遣独立飛行中隊『砂隊』 / 同上
    • 所属: - / 統合戦闘飛行隊<アフリカ> / 第31統合戦闘飛行隊<ストームウィッチーズ>
  • 使い魔:キタキツネ
    • 搭乗機:長島飛行脚 九七式戦闘脚 / 川滝航空機工業 キ61-Ⅰ甲 現地改良型 / 同上
    • 使用武器:不明  / 九七式自動砲、九八式機関銃甲型、一式連装機関銃・他 / 同上
    • 固有魔法:超視力
  • 二つ名:『扶桑海の電光』

モデル

モデルはノモンハン事件で活躍した陸軍航空隊のエース、加藤正治。
1941年、関東軍特種演習中に事故死した。撃墜数23。 

容姿・人柄

くせ毛(猫っ毛)でショートの黒髪、黒目を持ち、軍では巫女服様の陸軍ウィッチ制服を着用する。髪、目ともに通常は茶色で描かれるが、これはアフリカの砂漠での長期間の活動により色素が抜けたため。 固有魔法を活かした遠距離狙撃を得意とし、扶桑海事変では参加ウィッチ中最高の23機撃墜をマークした。

もともと快活で人当たりがよく、アフリカ配属後は「アフリカの星」マルセイユより相当年長(8歳差)なのもあって頼れる隊長あるいは「書類戦争の魔女」として活躍している。アフリカ配属前の一時期、退役して戦場カメラマンをしていた時期もあることから世慣れしており、ロンメルやモントゴメリーなどアフリカ防衛に当たる各部隊指揮官との折衝や補給確保のための様々な裏技にその経験を活かしているようだ。無論撮影技術も高く、ライカⅡを愛用している。

経歴

多くの扶桑ウィッチと違い、扶桑海事変より前から士官学校に入り、卒業して陸軍少尉に任官した経歴の持ち主。1937年の扶桑海事変においては陸軍飛行第一戦隊の一員として大陸に派遣され、海軍ウィッチらと共同で浦塩など大陸の扶桑勢力圏を守ることとなる。

この戦いと最終局面の扶桑海での決戦の結果、彼女は連続6機撃墜、撃墜数23と扶桑海事変の参加ウィッチではトップの撃墜数を誇ったが、扶桑海事変戦勝記念式典で危険な曲技飛行に挑戦したあげく墜落し、生死の境を彷徨うほどの重傷を負ってしまう。結局、入院中に彼女は魔力減衰がはじまる20歳を迎えることになった。

退役した彼女は従軍記者を志し、時に第二次ネウロイ大戦が勃発していた欧州を飛び回り、前線で戦う多くのウィッチを取材。そんな中の1942年、戦況の悪化もあり祖国扶桑で指導教官として復帰しようと復帰届を出したところ、偶然取材でアフリカにいたために大尉としてアフリカ派遣独立飛行中隊を指揮するよう命じられてしまう。

彼女は同時に派遣されてきた整備中隊と稲垣真美軍曹とともに「アフリカの星」ハンナ・ユスティーナ・マルセイユのいる基地に居候し、そのままマルセイユ(当時中尉)の提案で結成された統合戦闘飛行隊『アフリカ』の指揮官を務めることとなった。

アフリカ時代では既にシールドを張れないことからネウロイと真っ向で戦うことはないが、それでもストライカーを駆って前線指揮を執り、ついでにマルセイユの写真も撮っている。エディタ・ノイマンらカールスラントJG27とも協同してネウロイの攻勢に対処し、1945年のマルタ島攻略作戦でも支援攻撃を担当、マルセイユを援護した。

交友関係

同じ扶桑陸軍航空ウィッチの穴拭智子加藤武子の二人は「扶桑海三羽烏」として江藤敏子の指揮下で活躍した仲。「ヒガシ」と呼ばれていたのは、「フジ」加藤武子と同じ「カトウ」で紛らわしいためである。穴拭智子には「狙撃では映像映えしない」という理由で宣伝映画「扶桑海の閃光」の主役を奪われた格好になったが、そのわだかまりは既に無く、また加藤武子には後に愛用することとなるカメラの扱いと撮影法を学んだ。同じ部隊では他に黒江綾香も戦友であるが、扶桑本国の綾香はアフリカの「ヒガシ」からろくに連絡も来ないと愚痴っている。

扶桑海事変関連では、ともに大陸を守った北郷章香坂本美緒など海軍ウィッチとの交友もある。坂本美緒とは後に欧州で再会した。宮藤芳佳の母、宮藤清佳には、式典での墜落時に治癒魔法により命を救われている。

アフリカ配属後は統合戦闘飛行隊「アフリカ」の面々のリーダーとして活躍しており、「扶桑海の閃光」を見た後に戦史を調べて圭子の事を知った稲垣真美の憧れの対象でもある。また、アフリカでの戦闘を経て、エディタ・ノイマンのような現地のカールスラント空軍部隊にも知己を得た。

その人当たりの良さゆえアフリカでの交友関係は広く、カールスラントアフリカ軍団(KAK)司令官ロンメル将軍を始めとする各国高級軍人とも対等に渡り合う。カールスラント、ブリタニア、ロマーニャなどアフリカ戦線の各国軍に佐官将官問わず様々なコネを持ち、互いに物資や弾薬の補給に便宜を図るなど、連携して北アフリカを守っている。

その他、従軍記者として各国のウィッチを取材に訪れており、負傷入院中のグンドュラ・ラル中尉や行方不明になる前の諏訪真寿々中尉をインタビューした経験もある。

登場

主な登場は鈴木貴昭・野上武志らの準公式同人誌「アフリカの魔女」シリーズにおいて。その後公式にコミック化され、ライトノベルとして『アフリカの魔女 ケイズ・リポート』が刊行されている。「ケイズ・リポート」の「ケイ」とは圭子のことで、物語は基本的に圭子の一人称で進行する。

その他、扶桑時代の彼女がコミック『ストライクウィッチーズ零』に登場しているほか、「キミとつながる空」シャーリー&ルッキーニ回でも登場。口は災いの元。

アニメには登場こそしていないものの、『SW2』第8話におけるマルタ島攻撃作戦の支援攻撃に参加していたことになっており、公式ファンブックのショートストーリーでその際のことが描かれている。その後のエーリカ・ハルトマンとマルセイユの決闘も撮影していたようだが、そのフィルムは第501統合戦闘航空団司令ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐のケツ圧力により破棄されたとかなんだとか。

余談

垂れている[要出典]

墜落後の入院中に手記「来た、飛んだ、落っこちた」を執筆。後にアフリカで稲垣真美の手によってやたら美文調のカールスラント語に訳されてロンメルやマルセイユらの前で朗読され、彼女は恥ずかしさに辟易することとなった。

年齢は登場済みの全ウィッチで北郷章香に次ぐ二番目(アンナ・フェラーラほか前大戦期の人物を除く)で、現在2名しかいない1910年代生まれの一人。というか「軍神」北郷章香とは僅か一年差でしかない。にもかかわらず45年のマルタ奪還作戦時にも最前線にこそ立たないものの出撃している。いろいろと心配である。

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関連項目

  • ストライクウィッチーズ
  • ストライクウィッチーズ アフリカの魔女
  • ストライクウィッチーズ零
  • ストライクウィッチーズの関連項目一覧
  • 扶桑皇国
    • 穴拭智子
    • 加藤武子
    • 江藤敏子
    • 黒江綾香
  • 統合戦闘飛行隊『アフリカ』 / 第31統合戦闘飛行隊『ストームウィッチーズ』
    • ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ
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    • 稲垣真美
    • マティルダ
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