『幽☆遊☆白書』(ゆうゆうはくしょ)とは、かつて仕事してた冨樫義博の漫画である。
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この記事は第121回今週のオススメ記事に選ばれました! よりニコニコできるような記事に編集していきましょう。 |
| 「幽☆遊☆白書」だ! 二度と間違えるな! この作品は「幽☆遊☆白書」というんだ! 「幽々白書」ではない! |
「週刊少年ジャンプ」にて1990年51号~1994年32号(※1994年15号のみ休載)まで連載。全175話。通称は幽白(公式では「幽遊」と省略されている場合が多い)。コミックス全19巻、完全版全15巻、文庫版全12巻、コンビニコミック版全9巻と、今までに数々の形式で書籍化された。平成5年度、第39回小学館漫画賞受賞作品。
本編以外に、外伝として蔵馬と飛影の馴れ初めを描いた読切「TWO SHOTS」が本誌に掲載された(JC7巻、完全版6巻の巻末に収録されている)。また、連載終了後に作者本人が本作品について描いた同人誌がコミケで販売されたのも有名。
1992年10月~1994年末頃にかけてアニメ放送され、短編映画と長編映画と2回映画化されている。本編のLD、ビデオ、DVD化はもちろんのこと、近年にBlu-ray(BOX)化もされた。
同時期に連載されていた『ドラゴンボール』『スラムダンク』等と一緒にジャンプ黄金期の看板漫画として有名である。とはいいつつも、実はそこまででもなかったりする(詳細は後述参照)。
1998年より同誌で作者の冨樫義博が描く『HUNTER×HUNTER』に感化され、同一作者の作品であるとこで『幽☆遊☆白書』に興味を持ち作品を読む読者が増加。
2006年頃からは病気でもないのに年の半分以上を休載とする作者の態度や、2010年に登場した「ゴンさん」がネットを中心に話題となり、『HUNTER×HUNTER』はもとより、同一作者の作品の比較の対象としても『幽☆遊☆白書』を知る読者は急増。現在はニコニコでも名を見ることが多くなった。
…どこか(読者数的に)『HUNTER×HUNTER』に助けられた感があるが、他の同一作者の作品にはない、丁寧で可愛い絵(萌え系要素もアリ?)が最大の特徴。
もし『HUNTER×HUNTER』を読んではいるが『幽☆遊☆白書』を読んでいないのは非常にもったいない。仙水編以降は従来の少年漫画路線から徐々に外れていき、それは『HUNTER×HUNTER』に通ずるものがある。要するに、『幽☆遊☆白書』がなければ『HUNTER×HUNTER』も無かったのだ。まぁ、何はともあれ一度読んでみるとイイヨ!
余談だがコミックス版の余白には自由な落書きが施されており、実にほとんどが幽☆遊☆白書と関係がないイラストである。ちなみに完全版では掲載されておらず、キャラブックに縮小されて全収録している。
物語は、主人公・浦飯幽助が子供をかばって事故死してしまうところから始まる。
しかし幽助の死は霊界にとって予定外の出来事だったらしく、死んだままで居てもらっては困ると言う事で、条件付で生き返る手段を与えられる。
その条件とは、霊獣の卵を無事孵す事、生き返ったら霊界の探偵として働く事であった。
浦飯幽助![]() cv:佐々木望 |
桑原和真![]() cv:千葉繁 |
蔵馬![]() cv:緒方恵美/中原茂 |
飛影![]() cv:檜山修之 |
| コエンマ cv:田中真弓 |
プー cv:天野由梨 ・白鳥由里 |
ジョルジュ早乙女 cv:西村知道 |
| 幻海 cv:京田尚子/林原めぐみ |
ぼたん cv:深雪さなえ |
雪村螢子 cv:天野由梨 |
雪菜 cv:白鳥由里 |
| 浦飯温子 cv:沢海陽子 |
桑原静流 cv:折笠愛 |
大久保 cv:宇垣秀成 |
桐島 cv:真殿光昭 |
沢村 cv:関口英司 |
| 朱雀 cv:飛田展男 |
ムルグ cv:横山智佐 |
玄武 cv:島香裕 |
白虎 cv:渡部猛 |
青龍 cv:千田光男 |
| 剛鬼 cv:若本規夫 |
乱童 cv:井上瑤 |
垂金権造 cv:緒方賢一 |
| 戸愚呂(弟) cv:玄田哲章 |
戸愚呂(兄) cv:鈴木勝美 |
鴉 cv:堀川りょう |
武威 cv:金尾哲夫 |
左京 cv:古田信幸 |
| 小兎 cv:折笠愛 |
樹里 cv:遠藤勝代 |
瑠架 cv:鈴鹿千春 |
鈴駒 cv:近藤玲子 |
酎 cv:若本規夫 |
| 陣 cv:山口勝平 |
凍矢 cv:松本保典 |
死々若丸 cv:森川智之 |
美しい魔闘家鈴木 cv:曽我部和恭 |
| 城戸亜沙人 cv:子安武人 |
海藤優 cv:二又一成 |
柳沢光成 cv:真殿光昭 |
室田繁 cv:福田信昭 |
| 御手洗清志 cv:松本梨香 |
刃霧要 cv:関口英司 |
神谷実 cv:荒川太郎 |
天沼月人 cv:亀井芳子 |
巻原定男 cv:石井敦 |
| 仙水忍 cv:納谷六朗/石田彰 |
樹 cv:辻谷耕史 |
| 雷禅 cv:管生隆之 |
北神 cv:堀内賢雄 |
食脱医師の女 cv:土井美加 |
軀 cv:高山みなみ |
黄泉 cv:江原正士 |
| 時雨 cv:谷口節 |
奇淋 cv:小関一 |
泪 cv:水谷優子 |
氷菜 cv:川村万梨阿 |
鯱 cv:辻親八 |
| 煙鬼 cv:飯塚昭三 |
孤光 cv:雨蘭咲木子 |
棗 cv:佐藤しのぶ |
修羅 cv:大谷育江 |
| 喜多嶋麻弥 cv:松岡由貴 |
反吐鬼 cv:西川幾雄 |
八つ手 cv:加藤治 |
| ひなげし cv:横山智佐 |
耶雲 cv:鈴置洋孝 |
黒鵺 cv:大塚芳忠 |
魔舎裏 cv:三ツ矢雄二 |
頼光 cv:福田信昭 |
一般人には目に見えない妖怪や悪霊がする悪事を取り締まるための探偵として活動する。
元々霊感が強く、コエンマから霊力の扱い方を(簡単に)学び「霊丸」と言う技を身につけた幽助は、コエンマやぼたんのサポートを受けつつ妖怪を退治してゆく。
雪菜を救出する際に倒した妖怪・戸愚呂は、実は単なる様子見で本気を出しておらず、全く別の雇い主から垂金の元へもぐりこんだだけであった。
その戸愚呂らも出場する、裏世界の巨大イベント『暗黒武術会』から招待状が幽助らの下へと届けられる。
優勝チームはどんなものでも望むものを手に入れる事が出来るが、負ければ死と言う過酷なトーナメントである。
幽助は桑原・飛影・蔵馬らをチームメイトとし暗黒武術会へ乗り込む。
前編の霊界探偵編はある程度でストーリーが完結するコメディ風の漫画としてスタートしたが、徐々にジャンプ定番のバトル物へと変わって行き、暗黒武術会編では完全にバトル漫画として定着した。
暗黒武術会に優勝し皿屋敷市に戻ってきた幽助たちであるが、霊界から「不思議な能力を持つ人間」が発生しているとの知らせを受ける。
時を同じくして、幽助が何者かに拉致されてしまう。仮にも暗黒武術会優勝チームのリーダーである幽助がいとも簡単に誘拐されたことで事態の深刻性を悟った桑原と蔵馬は、飛影を連れて救出に向かい、辛うじて幽助の救出に成功する。
幽助らが犯人に目的を問いただそうとしたところ、何と犯人の方から土下座と共に黒幕の正体を説明される。実は一連の幽助誘拐事件は幻海師範の仕組んだ出来事であり、今皿屋敷市付近に起こっている重大な異変を手っ取り早く理解してもらうために、「不思議な能力を持つ人間」に直接襲わせたのだと言う。
幻海師範の配慮(?)により事態を把握した一行は、「不思議な能力を持つ人間」が発生している原因、魔界の扉が開かれようとしている蟲寄市へと乗り込む。
魔界の扉を巡る仙水との死闘の最中に、幽助は実は魔族であった事が判明する。
その妖怪の力に仙水との決着を半ば邪魔された形になっていた幽助は、魔界へ乗り込み先祖にあたる妖怪に会いに行く。
先祖であり魔界を3分する大妖怪・雷禅のあまりに強大な力の前に当初はリベンジもままならない幽助であったが、その力の差は日に日に埋まっていく。しかしそれは幽助の成長だけではなく、断食による雷禅の衰弱によるものが大きく、遂に幽助の目の前で雷禅は餓死してしまう。
雷禅の部下たちは魔界のパワーバランスの崩壊を恐れたが、権力争いに興味の無い幽助は、魔界統一トーナメントの開催を提案する。
蔵馬が中学生のころ、周りで人々の行方不明事件が連続で多発していた。
同じ時、かつて蔵馬に倒された反吐鬼が宣戦布告しにくる。よほど強い奴の配下についたと考えた蔵馬は自分が住んでいる町を守るために戦うことを決意する。しかし、反吐鬼と話している所と同級生の喜多嶋麻弥に見られた上、「好きだ」と告白される。だが蔵馬は断わる。その直後、妖怪が蔵馬を殺しにかかる。
その妖怪こそ、後に仲間となる飛影だった。
フジテレビ系列で1992年10月10日~1995年1月7日まで毎週土曜日18:30枠にて放送。
全112話。制作はstudioぴえろ(現:ぴえろ)。
本来1994年末に終了予定だったが、逸見政孝の追悼番組が18:30から特番で割り込んできたため1週送れとなってしまう。さらに不幸続きで放送終了10日後(1月17日)に阪神淡路大震災が発生した。
なお、この時間帯はローカルセールス枠であったため、以下の系列局(AKT、YTS、FTV、BBT、ITC、FTB、TSK、EBC、STS、TKU、TOS、UMK、KTS、OTV)は都合により時差放送となった。(ちなみにYTSだけ、大人の事情により途中で打ち切りとなった。)ちなみに系列外では以下の放送局(RAB、YBS、JRT、RKC)で時差放送が行われた。
ニコニコでも有名なアニメ監督、新房昭之は当時この作品で絵コンテや演出などを手掛けており、魔界の扉編以降のOPは彼が絵コンテを担当している。
※掲示板で随時、情報をお待ちしています。
「幽☆遊☆白書」は本来『ジャンプの三本柱』として、「DRAGON BALL」や「SLAM DUNK」と並ぶ人気を誇る。
…はずなのだが、最近でも他の漫画やアニメやTV(主にバラエティ)番組などでしばしばネタやパロディーとして扱われることが多い他2作品に比べ、本作品は使われるどころか名前すら出してもらえないことが大半である。
逆に扱われた例としては以下のとおり。
また、人気バラエティ番組「アメトーーク」では、過去の放送の中で「DRAGON BALL芸人」「SLAM DUNK芸人」は放送されたが未だに「幽☆遊☆白書芸人」は放送されていない。キャプテン翼やジョジョも放送されたのに…。
芸人はだらしねぇな!
そもそも「幽☆遊☆白書が好きだ」と主張する芸能人は中川翔子と香里奈の2人ぐらいである。
次点として、アッキーナこと南明奈はイントロクイズで「微笑みの爆弾」が流れると、どの芸能人よりも早く答える(新規版も正解している)。
だが中川翔子は幽白以上に「蔵馬好き」であり(KinKi Kidsの片割れに蔵馬のコスプレをさせた等)、香里奈に至っては「関口宏の東京フレンドパークII」内で司会の関口宏の口言によるものだけで、他の番組で自分から公言したことはない。
これより、二人とも「幽☆遊☆白書が好きでたまらない芸能人」の域には達してはいない。
また、かつて放送された「芸能人が好きなアニメランキングベスト100」ではまさかのランク外であった。
いつしか、他作品のように「幽☆遊☆白書がどの作品よりも大好きっ!」な芸能人が現れ、幽遊白書をより人々に伝える日は来るのだろうか…。
タグは「幽遊白書」と、☆ナシで登録されていることがほとんどである。
その他は幽☆遊☆白書の関連商品一覧に掲載。
| 登場人物 | 主要人物 | 浦飯幽助|桑原和真|蔵馬(南野秀一)|飛影 |
| 協力者 | 雪村螢子|ぼたん|雪菜|幻海|コエンマ|プー|ジョルジュ早乙女 | |
| 敵キャラ | 戸愚呂|鴉|美しい魔闘家鈴木(強い妖戦士田中)|爆拳|仙水忍|樹|軀 | |
| 主題歌 | オープニング | 微笑みの爆弾 |
| エンディング | ホームワークが終わらない|さよならbyebye|アンバランスなKissをして 太陽がまた輝くとき|デイドリームジェネレーション |
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| 歌手 | 馬渡松子|高橋ひろ | |
| 著者・制作 | 冨樫義博|集英社|週刊少年ジャンプ|ぴえろ | |
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| 1989年 - 1990年 | 1990年 - 1994年 | 1995年 - 1997年 | 1998年 - |
| てんで性悪キューピッド | 幽☆遊☆白書 | レベルE | HUNTER×HUNTER |
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最終更新:2025/12/13(土) 02:00
最終更新:2025/12/13(土) 02:00
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