林家こん平とは、チャラーン!!である。
1943年新潟県チャーザー村出身。本名は笠井光男(かさい みつお)。しょっちゅう故郷の場所が変わる事でお馴染み。昭和中期までは落語家が江戸・上方以外出身を売りにするのはまだ異例だったため、越後出身を前面に出すのは新しい試みであったという。
1958年に初代林家三平の自宅を訪れ弟子入りを志願し、当時三平はまだ公式には弟子を取れない二つ目だったのに入門。実家から米一俵をかついで持ってきたという逸話がある[1]。
1962年に二つ目昇進。二つ目時代の1966年から「笑点」に出演。一時期降板した時期もあったが、1972年真打昇進と同時に番組に復帰。長きにわたりレギュラーとして活躍する。
笑点では「田舎っぺキャラ」としての役割を果たす。特に隣がインテリ腹黒なので彼が長く難しい挨拶や答えを話した後、「私には難しくて何の事かよく分かりませんが」という返しをするのが恒例。また笑点が地方ロケを行った際の挨拶は「私の帰りの鞄の中にはまだ若干の余裕があります」と、観客に土産をくれアピールをするのもお馴染み。 冒頭の「チャラーン!!」の挨拶も有名。
2004年に声帯を患い笑点を一時降板し、落語家を休業。後に声帯自体が悪いのではなく神経の難病「多発性硬化症」と診断される。この病気の患者は20~40代、特に女性が多く、高齢男性が罹るのは珍しいので病名判明までに時間がかかった。笑点の代役には弟子の林家たい平が抜擢され、そのままレギュラーとなる。しかしあくまで「休業」であり、体調が戻ったら復帰する事を番組スタッフが示唆している。
趣味の卓球を長く続けており、三遊亭小遊三と共に卓球クラブに所属している。
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最終更新:2025/12/13(土) 21:00
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