江戸川乱歩賞 単語


ニコニコ動画で江戸川乱歩賞の動画を見に行く

エドガワランポショウ

これはリビジョン 2025949 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

江戸川乱歩賞とは、日本推理作家協会が主催するミステリー小説の公募新人賞。後援は講談社とフジテレビ。

概要

1955年設立。「乱歩賞」と略されることが多い。最初は江戸川乱歩がポケットマネーから賞金を出す、探偵小説分野の功労賞として始まった。第3回から公募新人賞に切り替わり、現在まで続いている。

募集対象は広い意味でのミステリー小説。賞金1000万円。受賞作は講談社から刊行される。応募資格はプロ・アマを問わないため、既に著作のあるプロ作家が受賞することも多い。選評は「小説現代」誌上に掲載されるほか、日本推理作家協会の公式サイトでも読むことができる。

長い歴史をもち、多くの有名作家を輩出しているため、文学賞の中では高いレベルの一般知名度を誇り、ベストセラーになった受賞作も多い。講談社も力を入れて売り出すため、数作で消えてしまう作家はほとんどいない。その一方、受賞作の傾向が似通っており、「傾向と対策」に沿った作品がそのまま受賞しやすいということはよく言われている。近年は他の新人賞に押されて、話題になる受賞作が少なく苦戦気味。

人工的な設定の本格ミステリが受賞することはほぼ無く、中井英夫の『虚無への供物』や島田荘司の『占星術殺人事件』(応募時のタイトルは『占星術のマジック』)などが落選していることはわりと知られている。綾辻行人や法月綸太郎ものちのデビュー作の原型となる作品を応募していた。

週刊文春が毎年行っているランキング企画「週刊文春ミステリーベスト10」では、2003年頃まで乱歩賞受賞作がほぼ毎年ベスト10入り、大抵はベスト3入りしていた。その頃の乱歩賞作品の順位の信憑性は同じ年の「このミス」の順位と比較してみると解りやすい。2004年以降はそういう傾向はほぼ無くなっている。

大百科に記事のある受賞作家

  • 西村京太郎 (第11回 『天使の傷痕』)
  • 栗本薫 (第24回 『ぼくらの時代』)
  • 東野圭吾 (第31回 『放課後』)
  • 真保裕一 (第37回 『連鎖』)
  • 池井戸潤 (第44回 『果つる底なき』)
  • 福井晴敏 (第44回 『Twelve Y.O.』)

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連項目

  • 小説
  • 小説家の一覧
  • 日本推理作家協会賞
  • ミステリー
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/16(火) 08:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/16(火) 08:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP