宇宙開発が盛んな時代。スペースコロニーで何不自由なく暮らしていたわたしたち七人と一匹は、
修学旅行に出発したその日に(どっかの財閥の御曹司のせいで)宇宙の嵐に会い、
見知らぬ惑星に流れ着いた。
そして、私たちのサバイバルが始まった──。
無人惑星サヴァイヴとは、2003年10月16日から2004年10月28日までNHK教育テレビで放送されたNHKの本気アニメである。
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概要
(どっかの財閥の御曹司のせいで)見知らぬ惑星の無人島に漂流した7人の少年少女と1匹が、
サバイバル生活をしつつ自分たちのコロニーに帰ろうと頑張る物語である。
序盤は純粋に無人島でのサバイバル生活中心のアニメだったが、
中盤には脱獄囚の3人組が無人島を侵略しに来たり、
39話と40話ではニヤニヤが止まらない程のラブコメアニメになったり、
終盤には無人島の外へ旅立ち冒険アクションアニメ、
ルナのニュータイプ能力覚醒で本格SFアニメになるなど、一筋縄ではいかない展開に。
サバイバル生活を通じての教訓や仲間との協調、キャラクターの成長など、教育アニメとしての完成度は高い。
七人と一匹+αの大雑把な紹介
- ルナ(CV:岩居由希子)
- 主人公。みんなのリーダー的存在。基本的にチート級の能力の持ち主。あとニュータイプ。カオルの嫁。
- チャコ(CV:小飯塚貴世江)
- 22世紀のネコ型ロボット。なぜか関西弁で話す(ついでに言うと、中の人は関西出身じゃない。しかもシャアラの中の人が関西出身)。ルナとは小さい頃からずっと一緒だった。何気に高性能。「心はいつも青空や!」
- メノリ・ヴィスコンティ(CV:安藤麻吹)
- ツンデレお嬢様で生徒会長。ヴァイオリン持参。名家であるヴィスコンティ家の娘のためプライドが高く、ルナがリーダーになりたての頃はしばしば反発したりしていた。あといつの間にかタイツはいてない。ハワードの嫁。
- シャアラ(CV:木下菜穂子)
- 眼鏡っ娘のメルヘン少女。ルナに命を助けられて以降
百合親友になる。なにかに名前をつけるときは大抵彼女が名づける。33話でニュータイプ並みのパイロットとして覚醒。おばさん声。←だがそれがいい
- ハワード(CV:石田彰)
- どっかの財閥の御曹司。すべての元凶。性格は自己中心的でわがまま、コロニーでは父の権力を利用してやりたい放題だった。しかもヘタレでトラブルメーカー。でもなんだかんだ言ってムードメーカー。彼の成長していく様がこの作品の一つの見所かも知れない。あと女装すると可愛い。
- シンゴ(CV:皆川純子)
- メガネ。
- カオル(CV:真殿光昭)
- 無口でクールなイケメン。卓越した生存能力の持ち主。というか、超人。戦闘能力がバトルマンガ並。過去にカオルがライバル視していたルイとのエピソード(でのルナとの絡み)は必見。串ポキ。
- ベル(CV:高瀬右光)
タケシ。素朴で純粋。サバイバル能力が高い。コロニーではハワードから理不尽なイジメを受けていたが、無人島生活では頼りがいのあるナイスガイに。「俺がルナの家族になるよ!」←で、結局ならない(というか、なれない)
- アダム(アルドゥラムギェット)(CV:奥島和美)
- (↓ネタバレ反転)
ショタ。島の遺跡でコールドスリープしていた現地民。ルナとテレパシーで会話できる。
意外に忘れられがちだが・・・
他のNHKオリジナルアニメと同じくNHK出版による漫画版が存在する。作者はNHKオリジナルアニメの第1作目『飛べ!イサミ』も手がけた長谷川裕一(ただし、厳密にはちょっと違うのだが・・・)。
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関連項目
- アニメ作品一覧
- NHKの本気
- ROUND TABLE featuring Nino