福岡ソフトバンクホークス 単語


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フクオカソフトバンクホークス

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パシフィックリーグ
福岡ソフトバンクホークス
基本情報
創設 1938年
本拠地 福岡Yahoo!JAPANドーム
優勝回数
優勝 16回
日本一 4回
セ・パ交流戦優勝 2回
アジアチャンピオン 0年
経歴
・南海軍(1938-1944途中)
・近畿日本軍(1944途中-1945)
・グレートリング(1946-1947途中)
・南海ホークス(1947途中-1988)
・福岡ダイエーホークス(1989-2004)
・福岡ソフトバンクホークス(2005-)
プロ野球球団テンプレート

いざゆーけー 無敵ーのー 若鷹軍団ー♪

福岡ソフトバンクホークスとは、日本のプロ野球パシフィックリーグに属する球団である。本拠地は福岡ドーム(福岡Yahoo!Japanドーム)、二軍は福岡県東区にある福岡市雁ノ巣レクリエーションセンター野球場。

略称は「ソフトバンク」「ソフバン」「SB」「鷹」など。スポーツ新聞などでは「ソフトB」「ソフト」と書かれることもある。
ファンの間では「ホークス」と呼ばれることの方が多い。

概要

親会社はソフトバンク株式会社。現在の監督は秋山幸二(2009~)。

プロ野球黎明期からの長い歴史を持つ球団。黄金時代と暗黒時代の落差が激しく、強豪球団として毎年優勝争いをする時代と、弱小球団として万年Bクラスに沈む時代が数十年スパンで回っている。他の球団と比べても優勝監督が長期政権を取る傾向にあり、南海時代の鶴岡一人は23年、ダイエー~ソフトバンク時代の王貞治は14年に渡って監督を務めた。

地元九州での人気は非常に高く、パ・リーグでは随一の観客動員数を誇る。所属選手にも九州出身者が多く、九州ブランドを重視している。また、かつて南海ホークスが本拠地としていた関西にも根強いファンが多い。イケメン選手が多いためか女性ファンの多い球団でもある。

日本一ホームランが出にくいと言われる福岡ドームを本拠地としながらも、基本的に強打をチームカラーとしている。割と選手の能力任せの大雑把な野球をするので、打線や投手陣の歯車が噛み合えば手が付けられないほどの強さを誇るが、失速するとなかなか立ち直れない面もある。また近年は怪我人の多さにも毎年のように悩まされている。

ダイエー時代から使われている球団歌の「いざゆけ若鷹軍団」は福岡では県民歌のような扱いである。ダイエー時代にダイエー及び関連企業の店舗で飽きるほど聞いて覚えてしまった人も多いと思われる。

ホークス主催オープン戦はほとんどヤフードームで行われる。たまに宮崎などでオープン戦をする場合があるが、2010年は主催試合全てがヤフードームと、ヤフードーム偏重な日程を組んでいる。九州で人気が高いだけに、もう少し九州でオープン戦を開いてほしいところ。公式戦は主に北九州、熊本(藤崎台)などで地方主催試合を組む。一時期は東京ドームで主催試合を開催していた。

ダイエー時代やソフトバンク身売り直後には年俸数億円の大物外国人を連れてくることが多かった。現在も主力選手の年俸が非常に高額のため、選手の年俸総額はパ・リーグ1位である。そのため金満球団というイメージを抱いている人が多いが、近年は現有戦力の高年俸だけでいっぱいいっぱいで、補強には非常に消極的な球団になっていた。しかし2010年オフには相次いで大型補強を敢行するなど、フロントの方針に変化が見られる。秋の風物詩に業を煮やしたのが理由だけど

2011年からは、若手選手の実戦経験の場を増やすため、育成選手を大幅に増やして本格的な三軍制を導入。プロと大学生との交流試合が解禁されたこともあり、地元九州の大学や、四国アイランドリーグplusとの交流戦を行っている。

マスコット

ハリーホーク
(※ダイエー時代)

ハリーホークを筆頭に、「ホークファミリー」と呼ばれる12球団最多の総勢8体のマスコットがいる。

1992年に福岡ダイエーホークスが本拠地を福岡ドームに移した際に誕生。福岡ソフトバンクホークスとなった現在もカラーリングをオレンジから黄色に変更して健在である。ただ人数が多すぎるせいか、ハリーホークはともかく他のホークファミリーに関しては他球団ファンからの認知度は高くない。

デザイナーはイラストレーターの坂井永年。本人もその縁でかホークスファン。ハリーホークの誕生秘話は本人のブログ記事にまとめられている。

前身は平和台球場時代に存在したホーマーホークら4体。ハリーはホーマーの弟という設定である。

歴史

南海軍~南海ホークス時代

1938年に南海軍として創設されたのが始まりで、以降近畿日本軍(旧近鉄バファローズとは何ら関係は無い)→グレートリングと改称が続き、1947年シーズン中に南海ホークスと改称された。この当時は大阪府を本拠としており、1950年には大阪球場が完成、当時は阪神タイガースを凌ぐ人気を誇り、名将・鶴岡一人監督、次いで選手兼任の野村克也監督のもと、1977年までほぼ毎年優勝争いをする強豪球団として名を馳せた。

しかし1977年途中に野村克也が監督を解任されてからは戦力が急激に低下、万年Bクラスとなり、前々から在阪テレビの阪神タイガースへの偏向もあって球団の人気も低下。元から球団が赤字であったこともあり、1988年に福岡再開発事業の一環としてダイエーへ売却される事が決定。名前も福岡ダイエーホークスとなった。

福岡ダイエーホークス時代

福岡にはかつて西日本鉄道が経営していた西鉄ライオンズが居たが、所謂黒い霧事件から人気が低下し、西武ライオンズ(→埼玉西武ライオンズ)となった経緯があった為、福岡の者にとっては約10年ぶりの在福球団となった事もあって歓迎ムードで迎えられた。1993年には日本一の面積を誇る福岡ドームも完成し、1995年から元巨人軍の王貞治を監督として迎えた……が、当のダイエーホークスは相変わらずの万年Bクラスであり、1996年には所謂生卵事件が発生する等何かと人気は出なかった。

しかしそんなチームを救ったのは元近鉄パールス所属で西武ライオンズの編成管理部長だった根本陸夫であった。根本は西武ライオンズ時代、大トレードを手がけた事から「球界の寝業師」として辣腕をふるっているが、ホークスの監督を1994年まで勤め上げた後、強行指名や太いパイプを駆使し、時には親会社まで動かし、西武ライオンズから秋山幸二(現監督)をいわゆる世紀のトレード(秋山・渡辺智男・内山智之-佐々木誠・村田勝喜・橋本武広の3対3。秋山と佐々木はどちらも球団の看板選手同士であった)で、工藤公康をFAで獲得。チームに蔓延していた負け犬根性を払拭するとともに、ドラフトでは小久保裕紀、城島健司、藤井将雄、井口資仁、松中信彦、柴原洋、斉藤和巳といった後の主力選手を多数獲得、強豪ホークスの礎を作り上げた。その功績は「根本マジック」として伝説となり、今でも昔からのホークスファンの間では語り草となっている(残念ながら根本氏は1999年4月末に死去されている)。

1999年にはダイエーホークスとして初のリーグ優勝を果たし、中日ドラゴンズも破り日本一に輝く。続く2000年、リーグ2連覇を達成。この年、前年に中継ぎエースとして活躍した藤井将雄が病に倒れる。リーグ制覇の胴上げの中、若田部健一の持った背番号15のハリー人形の姿は感動を呼んだ。チームのV2を見届けた藤井は現役選手のまま肺癌で逝去。日本シリーズではFA移籍した工藤の所属する巨人に2勝4敗で敗れた。

2003年には主砲・小久保が開幕前に怪我で離脱するが、それに伴う打順の組み替えがピタリと嵌り、チーム打率.297(日本記録)という圧倒的破壊力の打線と、四本柱と呼ばれることになる斉藤和巳・杉内俊哉・和田毅・新垣渚の揃った充実の投手陣でリーグを独走で制覇。日本シリーズでは阪神タイガースに4勝3敗で勝利し日本一となっている(余談であるが、1999年の中日、2003年の阪神の監督は星野仙一である)。しかしこの年のオフ、小久保が不可解な無償トレードで巨人に移籍。さらに村松有人がFAでオリックスに移籍(「天然芝の球場でプレーしたい」という名目だったが、実際はフロントへの不信感からの移籍だったと言われている)と、フロントと選手間の溝が浮き彫りになる。

そして2004年、近鉄とオリックスの合併に伴う球界再編の動きの中、親会社のダイエーの経営悪化により、一時はロッテとの合併の噂まで持ち上がる。結局ダイエーは球団経営から撤退、ソフトバンクが球団経営権を引き継ぎ、福岡ソフトバンクホークスが誕生した。

福岡ソフトバンクホークス時代

2005年(89勝45敗2分、1位2位) 監督:王貞治

球団売却と前後して主力の流出が相次ぎながらも厚い選手層で優勝争いを続けていたが、2004年から始まったプレーオフの悲劇がホークスを襲う。2004年はレギュラーシーズンを1位通過するも、プレーオフ2勝3敗で西武ライオンズに敗退。これが全ての始まりだった。

ソフトバンク1年目となる2005年は、FAで大村直之、新外国人としてトニー・バティスタとホルベルト・カブレラを獲得。退団した井口資仁の穴を埋めて余りある大型補強をもって迎えた。

その分厚い戦力通り、シーズンはほぼ順風満帆だった。投手タイトルをほぼ総なめにする大活躍を見せた杉内俊哉を筆頭に、斉藤和巳、和田毅、新垣渚の四本柱が揃った先発陣に加え、シーズン中に馬原孝浩が守護神に定着。打線も二冠王の松中信彦、打撃3部門全て2位の活躍を見せたフリオ・ズレータら中軸に加え前年テスト入団の宮地克彦らが脇を締め、圧倒的な強さで勝ち続けた。最終的に89勝45敗の勝率.664、積み上げた貯金は実に44。最強打線を誇った2003年に勝るとも劣らない最強チームだった。

……のだが、1勝のアドバンテージを得られる2位との5ゲーム差に僅かに届かず(4.5ゲーム差)、終盤に自打球で戦線離脱した城島を欠いたプレーオフでは、またしても2勝3敗で今度はコバマサナイト千葉ロッテマリーンズの前に敗れ去る。プレーオフさえなければ3連覇を果たしていたはずだったのに、どうしてこうなった……。どうしてこうなった!

2006年(75勝56敗5分、3位) 監督:王貞治→森脇浩司(代行)

城島健司がFAでメジャー移籍し退団。加えて前年3番打者を務めたトニー・バティスタを解雇したため、1点を確実に取りに行くスモール・ベースボールへの転換を掲げて迎えたシーズン。しかし、開幕前に第1回WBC監督を努めた王貞治監督がシーズン中に倒れ、森脇浩司監督代行の下での戦いとなる。

斉藤和巳を筆頭とした投手陣の奮闘で、西武・日本ハムと三つ巴の熾烈な優勝争いを繰り広げるが、バティスタに代わる3番打者を結局シーズン通して固定できず、加えて城島の抜けた打線は破壊力を欠き、スモール・ベースボールは単なる貧打に終わった。結局終盤に息切れして最後の最後に6連敗、3位でシーズンを終える。

プレーオフでは2位西武に勝利する(ちなみにこれが現時点で唯一のプレーオフ・CSでの勝ち上がりである)ものの、日本ハムの勢いの前に屈し敗退。第2戦、0-1のサヨナラ負けで敗退が決まった瞬間、マウンドに崩れ落ちて立ち上がれなくなった斉藤和巳の姿は彼がすっかり見えなくなってしまった今もホークスファンの瞼に焼き付いている。

2007年(73勝66敗5分、3位) 監督:王貞治

4年前、不可解な無償トレードで巨人に放出された小久保裕紀がFAでチームに復帰。トレードで多村仁、ヤクルトを退団したリック・ガトームソンを獲得。大物ルーキー大隣憲司も加わり、圧倒的優勝候補と目された。

が、シーズンが始まってみれば多村・小久保とも期待されたほどの打棒は見せられず、松中に至ってはレギュラー定着後最低の数字となる大不振に陥り、球界最強クリーンナップのはずだった「TMK砲」は見事に空回った。川崎宗則が故障で長期離脱、さらにエース斉藤和巳が肩を痛めて本来の投球ができず、新垣渚は暴投王ARAKAKIと化す。ガトームソンはドーピング違反騒動を起こし、大隣は期待はずれ、前年リリーフで奮闘した藤岡好明と柳瀬明宏は不調で結果を残せずに終わる。

杉内俊哉が復活、馬原孝浩がセーブ王に輝き、水田章雄がリリーフとしてフル回転するなどしたものの、結局チームは波に乗れないままレギュラーシーズン3位に終わり、クライマックスシリーズでは2位の千葉ロッテに敗北。4年連続プレーオフ敗退となった。

2008年(64勝77敗3分、6位) 監督:王貞治

王貞治監督がラストシーズンとの覚悟を持って臨んだ2008年。しかし斉藤和巳が開幕前の手術で結局シーズンを棒に振り、和田、馬原、小久保を故障で欠いて開幕を迎える。

松田宣浩ら若手の台頭もあり、セ・パ交流戦の熾烈なデッドヒートを戦い抜き、読売巨人を下し優勝。しかし、前年から続く故障禍には歯止めが掛からず、主力が次々と戦線離脱。西武にじわじわと引き離されながらもなんとかCS圏内は確保し続けていたが、9月に入ると糸が切れたように記録的な大失速。瞬く間に順位を転がり落ち、9/24の本拠地最終戦に敗れ11年ぶりのBクラスが確定。その後は楽天と一進一退の最下位争いを続けたが、最終戦の直接対決に延長12回サヨナラで敗れ、1996年以来12年ぶりの最下位に沈むことになった。

この年、1995年から14年間監督を務めた王貞治監督が、体調不良と成績不振を理由に退任を表明。後任には総合コーチの秋山幸二が昇格し、2009年からは秋山新監督のもとチーム再建に挑む事になった。

2009年(74勝65敗5分、3位) 監督:秋山幸二

秋山政権1年目。リリーフ陣の立て直し、城島移籍以来固まらない正捕手の固定、3番打者不在の解消など課題を多く抱えて開幕を迎える。多村が開幕前に当然のように離脱、開幕戦では新3番打者のはずだった松田が骨折と不穏なスタートを切り、開幕からしばらくは勝率5割前後をうろうろし続けた。

しかし、松田の離脱によって急遽獲得したホセ・オーティズが抜群の勝負強さで長年の懸案だった3番打者に定着。さらに3年目の長谷川勇也が一時は首位打者争いをするなど覚醒、田上秀則が攻守両面で大きな成長を見せ城島移籍以来最大のウィークポイントだった正捕手問題に決着をつけるなど、打のニューヒーローが続々と登場。投手陣も、前年の弱点だった救援陣にルーキーの攝津正と新外国人のブライアン・ファルケンボーグが加わり、守護神・馬原孝浩へ繋ぐ勝利の方程式「SBM」が確立した。

多村・松田が復帰した交流戦では不動のオーダーと盤石の投手陣で快進撃を続け連覇を達成、一気に日本ハムとの首位争いに参戦した。が、交流戦の終わり頃から夏場にかけて、和田、松田、オーティズらが立て続けに故障離脱。先発の駒不足も露呈し、終盤には投げすぎの影響かファルケンボーグの離脱と馬原の大炎上でSBMも空中分解。9月に入ってハムが失速した際もお付き合いしてしまい、結局猛烈な追い上げを見せた楽天に抜かれ3位に終わった。

え、CS?そんなもの無かったよ。

2010年(76勝63敗5分、優勝したけどCS敗退) 監督:秋山幸二

シーズン開幕前にシアトル・マリナーズに移籍していた城島健司が日本球界に復帰すると発表。古巣であるソフトバンク(ホークス)が獲得に名乗り出るかと思われたが、なぜか見送った。田上ェ・・・
ちなみに城島本人はソフトバンクからオファーがあれば、最優先で受けるつもりだったとのこと。

シーズン開幕後には松中、田上、長谷川、ホールトンらが不振に陥ったものの、前年4勝の和田が復活し杉内とともに勝ち星のデッドヒートを繰り広げ、SBMを擁するリリーフ陣には甲藤啓介が加わりSBM48としてさらに盤石となる。打線も川崎や小久保が開幕から好調でチームを牽引し、松田や小久保が離脱してからも多村仁志がスペらず打線の核として奮闘。途中加入のロベルト・ペタジーニも打線の穴を埋め、西武・ロッテと熾烈な優勝争いを繰り広げる。西武ドームでの西武戦が大の苦手だったために、一時期西武に突き放されるが、途中入団の金澤健人、4年目の森福允彦らが台頭して12球団最強のリリーフ陣を形勢し西武に追いすがった。

9月に入ると例年通り失速。西武にマジックも点灯し、今年もここまでかと誰もが思った、残り6試合から奇跡が起こる。福岡ドームでの西武との最終3連戦を、全て逆転で3連勝。3.5ゲーム差を一気にひっくり返し、残り2試合でマジック2を点灯させる。9月25日、日本ハム戦で杉内がダルビッシュに完封で投げ勝ちマジック1。そして翌日、デーゲームで西武が敗れたため楽天との最終戦の試合中に7年ぶりのリーグ優勝が決まった。最終的に西武とのゲーム差は0、勝率2厘差(ソフトバンク.547、西武.545)という大接戦のシーズンを制し、チームは歓喜の美酒に酔った。

……が、運命はやはりホークスに残酷だった。1勝のアドバンテージを得て迎えたクライマックスシリーズでは、驚異的な勝負強さで勝ち上がってきた3位ロッテを迎え撃ち、3勝1敗で大手をかける。しかし打線の不振は明らかであり、チームを優勝に導いた原動力であった杉内や攝津、ファルケンボーグが打たれ、大手をかけた状態からまさかの3連敗。6度目の挑戦にして、またしても日本シリーズの夢はホークスの手からするりと逃げていった。もはや呪いと言っていいこの悪夢を振り払えるのはいつになるのか……。

故障者

2008年シーズンの主な故障者

  • 斉藤和巳 (蓄積疲労による右肩けん板修復手術。ならびにリハビリでシーズンを棒に振る)
  • 馬原孝浩 (開幕前に右肩炎症を発症、7月末に復帰)
  • 神内靖 (左肘側副靱帯再建手術によりシーズンを棒に振る)
  • 大村直之 (足の故障で開幕出遅れ、完治に至らないままでの出場が続いた。オフにオリックスへトレード)
  • 小久保裕紀 (左手首手術で開幕出遅れ。8月以降大不振に陥り、9月には踵の打撲で最終戦まで離脱)
  • 井手正太郎 (打率.350と絶好調だったが、ダイビングキャッチの際に右足首を捻挫し長期離脱。終盤に復帰) 
  • 多村仁スペランカー (開幕から好調だったが、長谷川勇也と交錯し右足腓骨を骨折。9月に復帰)
  • 柴原洋 (腰痛で夏頃から2ヶ月あまり戦線離脱)
  • 田上秀則 (クロスプレーの際に捻挫、3ヶ月ほど離脱)
  • 的山哲也 (一時は正捕手に決まりかけていたが、膝の故障で離脱。その影響もあって今期限りで引退)
  • 藤岡好明 (右肩痛で11試合の登板に留まる)
  • 長谷川勇也 (長打力が売りの期待の若手だったが、左手小指の骨折で離脱。そのままシーズン終了) 
  • 川崎宗則 (北京五輪出場の際に左足を疲労骨折、最終戦まで離脱) 
  • 大隣憲司 (チームの勝ち頭だったが9月に左肘痛を発症、そのままシーズンを終える) 

この他にも2軍選手にも多くの故障者を抱えていた。


2009年シーズンの主な故障者

  • 斉藤和巳 (今年も登板無し。すっかりブロガーと化している)
  • 多村仁 (オープン戦の試合中、牽制球での帰塁の際に案の定右肩を痛めて2軍スタート、5月22日登録名を『多村仁志』に変更し復帰)
  • 松田宣浩 (3番サードでの起用が明言されていたが、開幕戦で帰塁時に中指を骨折。6月に復帰するも、7月半ばに死球で再び骨折。9月に再び復帰)
  • 和田毅 (肩の炎症で交流戦中に登録抹消。こちらも9月に復帰するも連続して大炎上した)
  • 大隣憲司 (交通事故による指の打撲で登録抹消。すぐ復帰)
  • 久米勇紀 (練習中に右手首を骨折し離脱。そのままシーズンを終える)
  • ホセ・オーティズ (AS前に本塁突入で脇腹を痛め、回復の見込みが立たずAS明けに登録抹消。復帰後は復帰前ほどの活躍は見せられずクリーンナップから外れることも)
  • ブライアン・ファルケンボーグ (ひじの張りの検査のため一時帰国。復帰後は不調で再調整に)

この他にも松中信彦が満足に走れないほどの膝の状態ながら強行出場を続けていたりした。


2010年シーズン故障者リスト

  • 斉藤和巳 (2月に3度目となる右肩の手術を受けることを発表し、早くも今期絶望。・・・なのだが3月17日にスザンヌとの交際が発覚。本業ブログ副業リハビリ趣味交際化かそしてオフにはついに……)
  • 松中信彦 (前年に痛めた膝の治療の影響で調整が遅れ、ルーキーイヤー以来13年ぶりの開幕二軍スタート。その後も二度ほど故障で戦線離脱に代打での起用が多くなった)
  • 松田宣浩 (交流戦前に左手首を骨折、全治二ヶ月で交流戦絶望。交流戦明けに復帰)
  • D.J.ホールトン (試合中に内転筋を痛めて二ヶ月ほど離脱。7月半ばに復帰)
  • 小久保裕紀 (首を痛めて数試合欠場後、復帰初戦で肩を痛めて一ヶ月ちょい抹消。7月に復帰)
  • 山崎勝己 (正捕手に定着していたが、交流戦明けに膝の半月板損傷で離脱。今季絶望と思われたが8月に復帰)
  • ホセ・オーティズ (8/4の日ハム戦の試合中に膝を痛める。こちらも今季絶望かと思われたが9月に復帰)
  • 森本学 (9月初頭に太股裏痛で離脱、そのままシーズンを終える)

2011年シーズン故障者リスト(☆は現在離脱中)

  • 甲藤啓介 ☆ (キャンプ中に右肘痛で戦線離脱。開幕絶望)
  • 小久保裕紀 (開幕戦で死球を受け、右手親指を剥離骨折。翌日登録抹消もわずか10日で一軍復帰し、当日にサヨナラ安打を放つ)
  • 松中信彦 (左手親指に死球を受け、腫れが引かず5月1日に登録抹消。最短の10日で復帰)
  • 内川聖一 ☆ (5月4日の試合中に右太もも裏の張りで交代、翌日からスタメン落ち。5月13日からスタメン復帰。しかし交流戦開けに登録抹消)
  • ホセ・オーティズ (左太ももの肉離れで5月10日に登録抹消。6月3日に復帰したが、15日の中日戦で死球を受け翌日に再び登録抹消。7月1日に復帰)
  • ブライアン・ファルケンボーグ (右肘の張りで5月13日に登録抹消。10日で復帰)
  • 多村仁志 (交流戦で死球を受け、左手小指裂傷。6月9日に登録抹消、7月15日に復帰)
  • アレックス・カブレラ ☆ (交流戦中に左太もも裏を痛める。再発し、7月16日に登録抹消)
  • 細川亨 ☆ (7月5日の西武戦でクロスプレーの際に左膝半月板を損傷し登録抹消。前半戦絶望)
  • 福田秀平 ☆ (7月14日の楽天戦でダイビングキャッチの際に左肩を痛め、15日に登録抹消)
  • 田上秀則 ☆ (7月14日の楽天戦で左肩を亜脱臼、16日に登録抹消)

故障者が多いのはスペ様の伝染型スペランカー病蔓延説が有力である・・・といわれているが、実際には起用法の問題や固い人工芝のせいであると言われている(なお福岡Yahoo!Japanドームの人工芝は2009年開幕前にやわらかく自然芝に近いフィールドターフに張り替えられた)。常勝軍団再建には故障者を減らす努力が何より大切なのかもしれない。

2008/09/24ニコニコ生放送

2008年9月24日、ニコニコ生放送において、Yahoo!動画との提携により初の野球中継が実現。対戦カードは福岡ソフトバンクホークスvsオリックス・バファローズだった。

奇しくも前日、ソフトバンクの王貞治監督が今期限りでの退任を表明。当該試合はソフトバンクの今季本拠地最終戦であるとともに、王監督政権下での本拠地最終戦ともなった。また、前日の段階で埼玉西武ライオンズがリーグ優勝マジックを1としており、同日のロッテ戦に西武が勝つか、2位のオリックスがこの試合に敗れるかで西武のリーグ優勝が決まるという試合でもあった。こんな試合を引き当てたのは偶然か、はたまた運営の強運か?

先着1万名限定との告知だったが、実際には延べ4万人が視聴、総コメント数は35万を突破する盛況ぶりを見せ、荒らしなどの問題はあったものの中継自体は概ね好評を得た模様である。

なお、試合は4-1でオリックス・バファローズが勝利。西武がロッテに敗れたため、西武の優勝決定は26日の日本ハム戦に持ち越されることになった。ソフトバンクは王監督の本拠地最終戦を白星で飾れず6連敗。この敗戦で11年ぶりのBクラスが確定することとなった。また、試合後の王監督の退任セレモニーも合わせて中継された。

余談であるが、動画上部にときおり現れる運営のコメントはややホークス寄りであった(ホークスの攻撃時、フェンス際への大飛球に「惜しい」とのコメントのあと、「そして、セーフ」と後付けのフォローが入っていた)。

この中継の成功が、現在の東北楽天ゴールデンイーグルスとの提携に繋がったのかもしれない。

大百科に記事のある所属選手・首脳陣

首脳陣

  • 秋山幸二 (監督)
  • 大石大二郎 (ヘッドコーチ)
  • 藤井康雄 (一軍打撃コーチ)
  • 鳥越裕介 (一軍内野守備走塁コーチ)
  • 藤本博史 (二軍打撃コーチ)
  • 田之上慶三郎 (二軍投手コーチ)
  • 湯上谷竑志 (二軍内野守備走塁コーチ)
  • 斉藤和巳 (リハビリ担当コーチ)
  • 王貞治 (前監督、球団取締役会長)

投手

  • 小椋真介(11)
  • 馬原孝浩(14)
  • 大場翔太(17)
  • 新垣渚(18)
  • 森福允彦(19)
  • 和田毅(21)
  • ブライアン・ファルケンボーグ(25)
  • 大隣憲司(28)
  • 山田大樹(34)
  • 神内靖(38)
  • 藤岡好明(40)
  • 岩嵜翔(41)
  • 杉内俊哉(47)
  • 甲藤啓介(48)
  • 攝津正(50)
  • 金澤健人(51)
  • D.J.ホールトン(54)
  • ファン・デレオン(58)
  • 藤田宗一(63)

捕手

  • 高谷裕亮(12)
  • 細川亨(27)
  • 山崎勝己(62)
  • 田上秀則(70)

内野手

  • 今宮健太(2)
  • 松田宣浩(5)
  • 小久保裕紀(9)
  • 森本学(32)
  • アレックス・カブレラ(42)
  • 本多雄一(46)
  • ホセ・オーティズ(49)
  • 川崎宗則(51)

外野手

  • 柴原洋(1)
  • 松中信彦(3)
  • 多村仁志(6)
  • 城所龍磨(23)
  • 内川聖一(24)
  • 長谷川勇也(30)
  • 福田秀平(37)
  • 江川智晃(43)
  • 中村晃(60)
  • 大西宏明(134)

球団スタッフ

  • 高波文一 (ファームスタッフ)
  • 水田章雄 (打撃投手)
  • 溝口大樹
  • 村松有人 (スカウト)

OB・移籍選手・関係者(南海・ダイエー時代を含む)

  • 荒金久雄 (現:オリックス・バファローズ)
  • 井口資仁 (現:千葉ロッテマリーンズ)
  • 池田親興
  • 石毛宏典
  • 李杋浩
  • 今井雄太郎
  • 大沢啓二
  • 大道典嘉
  • 大村直之
  • 尾花髙夫
  • 金森栄治
  • 金子圭輔 (現:オリックス・バファローズ)
  • ホルベルト・カブレラ
  • 工藤公康
  • 篠原貴行 (現:横浜ベイスターズ)
  • 下柳剛 (現:阪神タイガース)
  • 城島健司 (現:阪神タイガース)
  • ジェイソン・スタンリッジ (現:阪神タイガース)
  • フリオ・ズレータ
  • 高木晃次
  • 達川光男
  • 田淵幸一
  • 寺原隼人 (現:オリックス・バファローズ)
  • 西村龍次
  • 野村克也
  • 浜名千広
  • 藤井将雄
  • ロベルト・ペタジーニ
  • ロドニー・ペドラザ
  • 本間満
  • 的場直樹 (現:千葉ロッテマリーンズ)
  • 三瀬幸司 (現:中日ドラゴンズ)
  • 村田兆治
  • 森脇浩司
  • 山田秋親 (現:千葉ロッテマリーンズ)
  • 吉田修司
  • 吉田豊彦
  • 吉永幸一郎
  • 吉本亮 (現:東京ヤクルトスワローズ)
  • ブレイディー・ラジオ
  • 渡辺正和

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