風来のシレンシリーズのアイテム一覧(後半) 単語

ドウグテチョウ

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風来のシレンシリーズのアイテム一覧(後半)とは、風来のシレンシリーズに登場した
冒険で悲喜劇を生んだ多彩な性質を持つ消耗品たちの概略である。

原則として種類別に五十音順で表記していくが一人でまとめることは事実上不可能であるため、加筆訂正求む。
また、掲示板への寄稿も歓迎。本家に倣いありとあらゆるネタの挿入可。

矢・石

敵に対して「撃つ」ことでダメージを与える武器であり、99まで一束として一つの道具欄で持つことができる。
たとえ100本以上でもまとまってしまうため99本以上持つには壺が必要だったが、シレン3および4ではでは100本
(99本)になると「100本の○○の矢」となり二束目に分割されるようになる。まとめて「投げる」ことはできない。

道具欄一つで100のアイテムを持てるため、「撃つ」ことで1本づつにバラして
変化の壺に入れたりオニギライズしたりといった使い方もある。

石。実はシレン2からある。
直線最大3マス先へ(3マス以内に敵がいればそこへ)向かって山なりに飛び、当たった敵にダメージを与える。
また、落下地点にワナがあれば起動できる。
シレン2から存在していたが射程が短く、落ちると割れるため空気だったが3から割れなくなった。
4ではダメージが12固定となっておりかなり多く手に入るため、木の矢以上に使う機会が多い。

会心の矢

たまに会心の一撃が出る矢。
作品によって低命中率で当たると会心の場合と、通常通りの命中率でたまに会心の物とがある。
シレン3では熱属性の龍脈で製造可能。

かまいたちの矢

撃つことで3方向に分裂し、銀の矢同様にどこまでも飛んでいく特殊な矢。
モンスターハウスの入り口で撃てば部屋内にかなりのダメージを与えることができる。
シレン3では幻属性の龍脈で製造可能。

木の矢

素手より弱い威力の矢だが、遠距離攻撃できるのは有難い。ボウヤー系を利用することで大量入手可能。

銀の矢

撃った方向に壁やモンスターを貫通して飛んでいく矢。印は【銀】。
飛ばずの巻物を利用して大量入手可能。一発で多数の敵を狙えるこの矢は多くの敵を相手にする時に威力を発揮する。また、モンスターハウスがある(ありそう)な時、隣の部屋から敵を狙撃して少しづつ起こして戦うといった使用法もある。
どこまでも飛んでいくので遠くにいる店主にうっかり当てて怒らせないように注意。また、武器盾に異種合成するとその武器盾を投げた時に銀の矢同様、貫通するようになってしまうので非常にヤバイ。

大砲の弾

転がすことで通り道にあるワナを作動させ、敵にあたると爆発して固定ダメージを与える砲弾。

矢と異なり余り沢山は落ちていないが、複数の敵に大きな固定ダメージを与えることができるため、上手に使えばかなりの効果を発揮する。オヤジ戦車系やウルロイド系が落とす時がある。
ちなみに、遠投すると爆発しないでどこまでも転がっていく。
2では40ダメージとSFCなどのイッテツ戦車の砲弾と同等の爆発力を持っているのだが、2ではオヤジ戦車系が弱体化していたため敵のイッテツ戦車の砲弾より遥かに強かったりする。

毒の矢

矢に毒が塗ってあり、当たった相手の攻撃力を低下させる効果がある矢。
タウロス系などのパワーファイターと戦う際はかなり頼りになる。

床落ちしていることは少ないが「毒矢のワナ」で頻繁にプレイヤーに対しては飛んでくるため、ワナにアイテムを投げて作動させるなり身かわしの盾を構えるなりしてやればそれなりの本数を入手できる。

鉄の矢

木の矢より威力が高く、入手機会が多い。コドモ戦車を利用して大量入手可能。
終盤は近づくのも危険な敵が多く、矢の本数が生死を分けることとなる。

とどめの矢

珍しい矢の一つ。物凄く命中率が低く、攻撃の補助としてはアテにならないのだが、当たった相手を問答無用で即死させる恐ろしい矢。こちらが使っても恐ろしいが、敵のふきとばしの杖効果・投擲・反射によってシレンに向かって飛んできたときが一番恐ろしい諸刃の矢でもある。せめて痛みを知らずに安らかに死ぬが良い…登場作品のGB2/DS2は上位Lvの敵がやたら硬いので、終盤戦では割と有効である。
シレン3では気属性の龍脈で作成可能。

命中が低いのを逆手に取り、何らかのワナの上に敵が乗ったのを見計らって撃てば、高確率で外れて足元のワナを起動させ、ワナ師でなくても敵をワナに嵌めることができる。地雷を起動させて即死、転び石でアイテムドロップなど。外れを狙ったときに限って当たるのはご愛嬌だが、当たっても外しても損をしない状態に持ち込めるのは大きい。

吹き飛ばしの矢

矢が当たった敵を吹き飛ばしの杖のように後方へ吹き飛ばす矢
敵との距離を離して時間稼ぎできるがミスがあるのが痛い。3では鋼属性の龍脈で製造可能。

シレン3で登場した遠距離投射武器。基本的には矢と同様に一束10枚まで(4では99枚まで)持つことができ
「飛ばす」ことで敵に当てることで周囲に炸裂し敵にさまざまなステータス異常を与えることができる。
纏められる上周囲8マスを巻き込むという点でかなりの高性能だが、投擲にはミスがあるため
いざというときには頼れない。故に、ピンチになる前に能動的に用いる必要がある。

加速の札

当たった敵と周囲8マスの敵を1段階加速させる札。
加速した敵はオオイカリほどではないが危険なので、札を投げ識別するときは敵を選ぶこと。
味方もせめて通常攻撃回数ぐらい加速してくれれば良かったんダケドナー

狂戦士の札

当たった敵と周囲8マスの敵をキグニ化する札。
他の札とは使用法が異なり、敵のレベルアップの誘発を狙うために用いる。

混乱の札

当たった敵と周囲8マスの敵を混乱状態にする札。
完全無力化ではないが、札に頼れる余裕があるような状況であればほぼ無力化できると言ってよい。

睡眠の札

当たった敵と周囲8マスの敵を睡眠状態にする札。
当たった相手を完全無力化できる札の一つ。

ゾワゾワの札

当たった敵と周囲8マスの敵をゾワゾワ状態にする札。
当たった相手を完全無力化できる札の一つで、敵のレベルアップにも用いることができる。

食糧

ダンジョンで飢えを凌ぐために食べるもので、主におにぎりである。ローグライクゲームの象徴的アイテム。

青いバナナ

シレン4で登場した食糧。カヒタン島名物。
満腹度を50%回復し、満腹時は最大満腹度を+3するする点はおにぎりと同じだが、
壺から出した状態で2フロア移動すると黄色いバナナになる。食べるとバナナの皮が残る。

おにぎり

ただのおにぎりだが、風来人の死命を制するアイテム。印は【飯】。
満腹度を50回復し、満腹時は最大満腹度を1%(シレン2とアスカでは3%)増加させる。ぴーたんが必ず落とす。
武器に合成すると倒した敵がを低確率でアイテムの『おにぎり』に変換する。
盾に合成すると攻撃を受けた際自分が『おにぎり状態』になってしまうが、シレン3では敵を『おにぎり状態』にする。

大きいおにぎり

いかなるダンジョンもこれをもってスタートすることになる。印は【飯】。
満腹度を100回復し、満腹時は最大満腹度を2%(シレン2とアスカでは5%)増加させる最重要アイテム。逃げぴーたんが必ず落とす。にぎり変化に握ってもらうのは常套手段である。

完熟バナナ

ついに完熟したバナナ。
満腹度を120%回復し、満腹時は最大満腹度を+5する。食べるとバナナの皮が残る。
2フロア降りると腐るので、すぐに保存の壺に突っ込んでおくべし。

巨大なおにぎり

満腹度を全快し、さらに最大満腹度を3%(シレン2とアスカは7%)増加させるおにぎり。印は【飯】。
最大満腹度が高ければ高いほど役に立つ。

黄色いバナナ

青いバナナが熟した黄色いバナナ。この状態でも落ちている。
満腹度を75%回復し、満腹時は最大満腹度を+4する。食べるとバナナの皮が残る。
さらに2フロア下ると完熟する。

くさったおにぎり

文字通り腐ってしまっているおにぎり。

食べようと思えば食べる事が出来、満腹度も30%程度回復するが、力が1下がったり混乱したりする等のデメリットを伴う。
よっぽど切羽詰らない限り食べる事は無い。

まずそうなおにぎりと同じく壺に入れていないおにぎりがデロデロの罠を受ける事で変化するが、これは焼いても焼きおにぎりになったりはしない。(と言うか、焼きおにぎりが登場しない作品にのみ登場する)

特製おにぎり

中に具が入ったおにぎり。

満腹度の回復量は少なめだが、食べた時何かしらの良い効果がランダムで出る。
忍び足や状態異常防御等、これでしか出ない効果もあったりする。

バナナの皮

バナナを食べた後に残るバナナの皮。
ついポイ捨てしがちだが、置いとくと踏んだ相手を5ターンスリップ状態にできる(投げても効果はない)
5ターン行動不能+防御低下とレベルアップした敵でも狩れるほどの性能を誇り、バカにできない。

 

まずそうなおにぎり

たしかに食えるんだがなんかヤバそうなおにぎり。印は【腐】(3のみ)。

食べることで満腹度を多少回復できるのだが、食べるとダメージを受け何かしらのステータス異常を生ずる。
おにぎりが「デロデロのワナ」を受けたり、特定の敵の攻撃や効果によってこれに変化する場合があるため、おにぎりは壺に入れておいたほうがよい。

腐っているように見えるが焼けば普通に食べることができ、DS2のざれごと仙人の台詞に「さっき食べたおにぎり、腐っていたらしいぞ」という台詞があることからひょっとすると腐ってないのかもしれない。

焼きおにぎり

一部の作品で炎や爆発攻撃を受けるとおにぎり系のものが変化してこれになる。印は【飯】。
満腹度の回復は少しだが体力を若干回復し、「まずそうなおにぎり」にならないという特徴も持っている。

草・種

主に「飲む」ことで効果を発揮するアイテムで、ダンジョンに割とたくさん落ちている
また、どの草も飲むことで満腹度を5%回復することができる。
マイナス効果のものもあるが投げつけて使用すれば敵にそのマイナス効果を与えられる。

胃拡張の種

飲むと胃がでかくなり、最大満腹度が10%増大する種。あれば飲んでしまおう。
尚、作品によっては「満腹度5%回復」の効果がない場合もある。

胃縮小の種

飲むと胃が小さくなり、最大満腹度が10%減少する種。ダメ―ジはあまり大きくないものの、命のタイムリミット・1000ターン(満腹度は10ターンに1ずつ減るため、100%が0%になるまで丁度1000ターンかかる)猶予が100ターンも削られる。
尚、作品によっては「満腹度5%回復」の効果がない場合もあり、文字通り煮ても焼いても食えない草である。

命の草

飲むと最大HPを3(2、アスカは5)上昇させる草、HPの回復効果はない。印は【命】。
地味ながら便利な効果を持つ草だが、回復の剣の材料になるという点も重要。
盾に合成すると「盾の防御力が上がる」という効果になる。

弟切草

なんとも物騒な名前だが実在する薬草であり、チュンソフトには同名のサウンドノベルがある。印は【弟】。
飲むことでHPを100回復し混乱を治す(シレン3ではHPを全回復する)また、HPが満タンであれば最大HPが2(64とアスカ見参では4)アップする。
剣に合成すると攻撃毎にHPを回復し、盾に合成すると攻撃を受けるごとにHPを回復するため結果的にダメージを大きく軽減でき盾の印として強力。ただし、シレン3では効果が最大HPの上昇となっている。

また、ゴースト系に対してはFFのポーションよろしく投げつけてダメージを与えるのにも使える。
与えるダメージは回復量と同じ100であり、殆どのゴースト系モンスターは一撃で死ぬため取っておくといざという時役に立つ。

火炎草

飲むと目の前1マスに70ダメージ程の高威力の炎を吐くことができる草。印は【火】。
射程が短いが敵に投げつけることで50ダメージ程度を与えることができる、ひまガッパやアメンジャが拾って投げつけてくる場合があり、投げられた際のダメージはかなりの痛手となる。
印は剣につけるとHP満タン時に10ダメージの炎を飛ばせるようになり、盾につけると炎によるダメージを多少は軽減できるようになる。どちらも有用。

消え去り草

飲むと暫くの間透明状態になる草。
モンスターは透明状態のシレンを全く認識しないため、無敵以上の効果がある。
ボス対策の中でも最も強力な草の一つとなっている。

キグニ族の種

約50ターンもの間、強制的にシレンの行動パターンをキグニ族と同じにするという、恐るべき種。
この種を飲んで暴走すると、勝手に歩き回っては敵味方関係なしに正面から突っ込んでいき、見境無く攻撃を加える。
本家キグニ族は本能的に危険を知っており店主族へだけはケンカを売らない仕様であるのに、この種を飲んだ場合は店主へも容赦なく攻撃を加えてしまい、何も操作できないまま店主に返り討ちにされることも。
大抵はクリア後のダンジョンにしか登場せず、飲んでしまったら多かれ少なかれ損害を受けることがほとんど。
アスカ見参のみ、暴走中攻撃力1.5倍という隠し追加効果あり。作品によってはみだれ大根が投げつけてくる場合もある。

くねくね草

コレを飲むとlvが1下ってしまう迷惑な草。祝福されていれば2下がる。
マイナスアイテムではあるが敵に投げつければ敵のレベルを下げることができる。

混乱草

飲むと混乱する。
混乱して役に立つ事は何も無いので、基本的に相手に投げつける攻撃アイテムか、未識別で間違えて飲むお邪魔アイテム。

混乱させても確率次第で普通に攻撃してくる事があるため、混乱自体が敵を封じる手段として微妙なのが残念。
加えて草である事で、混乱させる前の段階でミスる(投げつけて外す)可能性もあるためいまいち使いづらい。

SFCシレンではシレン自身がめまわし大根に変身して能力をカラ打ちすると言った結構面倒な手順を踏まないとアイテムとして所持する事が出来ない地味なレアアイテム。
その性質上量産でき、混乱草自体がそこそこの値で売れるため金稼ぎに向いているが、そんな事をするくらいならもう少し頑張って1つ上のねむり大根の肉を用意した方が金稼ぎとしても対モンスターとしても遥かに役立つため、こちらでもイマイチである。

雑草

何の効果も無い草。

とりあえず草であり飲めば満腹度が5稼げるため、緊急時の餓え凌ぎにはなる。
ダンジョンで拾えることは少ないが、復活の草の効果が出終わったあとこれに変化たり、倉庫などアイテムが設定されていない所でへんげの壺を使う、畑荒らし系のアイテム変化で出来るなどの方法で入手できる。
畠荒らし系に変身し能力で雑草を量産して満腹度を稼ぐ・・・と言う荒業も可能(量産する事自体で消費する満腹度と釣り合うかは微妙であるが)。

しあわせ草

飲むとレベルが1上がる。
この時、次のレベルに丁度到達した状態になっているので、次のレベルまでの経験値があとちょっとの時よりも、レベルが上がった直後に飲む方が効率が良い。

敵に投げつけると当然レベルアップする。
場合によっては自分で飲むよりも、敵をレベルアップさせて狩る方が経験値が多く貰える場合があるので覚えておこう。

睡眠草

飲むと寝てしまう草。

睡眠草によって眠らせるとフロアに出現した時の浅い眠りと違って殴ったりしても起きないため一方的に撲殺出来るし、爆睡の巻物と違って時間切れで目が覚めても倍速になったりしない。
モンスターを一時的に封じる手段としては非常に便利。
もちろん、間違って自分が飲んでしまうと非常に危険。

SFCシレンでは相手をデメリットなく確実に眠らせる方法はこれしか無いが、混乱草と同じくモンスターに変身しないと手に入れられない地味にレアな草。
ただし他のシリーズでは睡眠の杖が一緒に登場したり、これ自体が気軽に床落ちしているシリーズもある。

ちからの種(ちからの草)

飲むとちからが1上がる。

何らかの理由で力が減らされている時は1回復し、最大値まで回復してい時は最大値ごと1増える。
力が高いと武器で殴った時のダメージが高い他、矢で与えるダメージが大きく変わる。

超不幸の種

不幸の種の更なる上位版。印は【超】。

シレンが飲むと問答無用でレベルが1になると言う恐ろしいアイテム。後半でこれを飲んでしまった場合、ほぼ冒険終了のお知らせクラスである。
HPも下がる効果があるが、SFC版を除きこちらは最大値ではなく現在値が1になる(SFC版は最大値も1にされる)。最大値は通常のレベルダウン処理に従って普通に下がる。レベル1だとよほど命の草等を大量に飲んでいない限り30もHPは無いので、いずれにせよ後半では即死クラスではあるが・・・。

敵に投げつけても全く同様に「レベルを問答無用で1にする」「HPを1にする」効果を持つ。
不幸の種と違って、ボウヤー系のような形態変化を起こす敵でも形態変化させながらレベルを一番下まで戻す。(イッテツ戦車も1発でただのボウヤーに戻る)
キグニ族のような、レベルが99まであるような敵も一発で1にしてくれる。
尚、印にすると武器なら振るたびに、盾なら攻撃を受けるたびにレベルダウンするようになる。
4ではたまに攻撃した(攻撃してきた)敵のHPを1にするという印になるのだが、
残りHPにかかわらず1にするため武器のほうは瞬殺(笑)になる可能性がある。

天使の種

しあわせ草の上位版。レベルが一気に5つ(作品によっては3つ)上がる。印は【天】。

モンスターに投げると大抵の場合、一発で最強レベルになる。
場合によっては自分で飲むよりも強化した敵を狩る方がレベルが多く上がる事があるが大分危険なので、
高額ギタンやドラゴン草などの準備を怠らず、十分対策をとってからやること。
また、かなりの貴重品なのでそのまま飲むより草受けの杖やよくきき草を利用したい。
印にすると、武器盾共に取得経験値がとっても増える効果がある。

毒消し草

力が最大値より減ってしまった時に飲むと、最大値まで回復してくれる草。印は【消】。
力が減っていない場合は何も起こらない。

毒でもまずそうなおにぎりでもどういう経緯で力が減ったのであっても回復してくれる。
敵に投げた場合は多くの場合は何も起こらないが、吸引虫系やケロぼうず系などのいわゆる毒属性モンスターには50ダメージになる。背中の壺が存在するシリーズにおいては活躍の場が少ない。

4以外では盾に合成するとうろこの盾と同じ効果がある。4では武器に合成することでドレイン特効がつく。

毒草

体に良くない草。

シレンが飲むと力の現在値が1下がる(+作品によっては少量のダメージとさらに鈍足状態になる)。
未鑑定状態でも割と頻繁におちている上に、モンスターもおばけ大根が頻繁に投げてくる。

敵に投げつけた場合は力が下がる代わりに、攻撃力そのものがいくらか下がる。もちろん鈍足にもなる。
EZ2などの一部のシリーズではシレンが飲んだ時の鈍足や、敵に投げたときの攻撃力低下が削除されており、パッとしない草になっている。

なお、SFCシレンでは毒と言う文字はちゃんと存在するが、何故か「どく草」と言う名前になっている。
「薬草」と「毒草」を間違えるというネタが作中にあることから、見やすさに配慮してのことだと思われる。

ドラゴン草

飲むと火を吐ける草。
火炎草と似ているが、火炎草と違って飲んで吐いた炎が飛んで行くと言う点が異なる。
ダメージ量もほぼ同じで、純粋にこちらの方が上位互換となっている。

アスカなど一部のシリーズでは火炎草と一緒に登場するが、売値・買値は何故か火炎草の方が高い。
合成時の効果は火炎草と同様。シレン4では武器合成時の効果はドラゴン特効になっている。

無敵草

飲むと一定時間無敵状態になる。

無敵状態の間は一切ダメージを受けなくなるため、いざと言う時のために1つ持っておくと絶体絶命のピンチをひっくり返す事も出来る強力なアイテム。
ただし防ぐのは基本的にダメージだけなので、杖の魔法や催眠術などは普通に食らう。特殊攻撃系のモンスターがひしめくフロアでは解決にならない事も多い。

めぐすり草

この草を飲むと、フロア中のワナと透明なモンスター(エーテルデビルなど)がすべて見えるようになる。
また、忘れがちだが眼潰し状態を直す効果がある。また、祝福状態にするとさらに拾い識別状態になる。

意外とこの草はその人の腕やプレイスタイル、挑むダンジョンの性質によって使われるタイミングにかなり差がある。
例をあげると

  • 拾ったら即飲む ・・・ 一刻を争う事態の時。または、あまり深く考えていない(考える必要が無い)時。
  • 次のフロアに降りた直後に飲む … 効率よく使いたい時。純粋に危険な罠を回避するため。
  • モンスターハウスで飲む ・・・ モンスターハウス内は6×6程度の部屋に罠6個とかザラであるため迂闊に動くとすぐ踏む。罠チェックが面倒な大部屋ではさらに便利。
  • おはらいの代わりとして装備はずしを探すために取っておく ・・・ 装備外しの罠は呪い状態でもお構いなく装備を外してくれるため。
  • 木の矢、鉄の矢のワナを探すためにとっておく ・・・ 矢の数確保のために。
  • モンスターハウス探し ・・・ 持ち込み制限ダンジョンではモンスターハウス潰しでアイテムを稼ぐのが常套。(モンスターハウスが罠の一種になっているシリーズのみ)

など。ちなみに寄稿者は2つ目だそうだ。

物忘れの草

超不幸の種と並ぶ凶悪マイナスアイテムの一つ。

これを飲むと今まで識別してあったアイテム全てが未識別状態に戻ってしまうという、かなり面倒なことになる草。
ただし、持ち物自体は変わらないためプレイヤーが記憶していれば被害は多少少なくできる。

不幸の種

くねくね草の上位版で、投げつけるor飲むとレベルが3一気に下がる。印は【不】。
尚、GB2とDS2ではくねくね草と同じ効果。

強化されてしまった敵を一気に最弱レベルまで落とすのに有効だが、ボウヤー系→コドモ戦車系→オヤジ戦車系などのようにレベルアップと同時に見た目の変化を伴うモンスターは、見た目が変わるところでレベルダウンが止まる。
剣や盾に合成すると弱くなる。

復活の草(復活草)

冒険中に倒れてしまったとき、この草を持っていると復活することができる。このとき、満腹度や力もMAXまで回復する。通常、効果後は雑草になるが、祝福してあると雑草にならず、かわりに祝福が解ける。
作品によって大量に落ちている場合とあまり落ちていない場合とがある。
言うまでもなく非常に強力なアイテムであるが、「死んだらそれきり」という不思議のダンジョンの興をそぐとして、このアイテムを快く思わない上級シレンジャーもいる。
ちなみに壺に入っていると復活できないので持ち込み可の高難度ダンジョンに入るときは忘れずに入ったら壺から出しておこう。最強装備を失ってからでは遅いぞ。

薬草

飲むことでHPを25回復し、HPが満タンなら最大HPを1(64とアスカでは2)アップする。
最序盤以外では回復力が頼りないため、主に飲んでHPを上げるのに使用することになる。
剣に合成すると攻撃毎にHPを小回復し、盾に合成すると攻撃を受けるごとにHPを小回復する。

ゴースト系に投げつけると弟切草と同じくダメージを与える事が出来る。
と言っても回復両と同じく25と値は小さいため、高レベルモンスターに対しては頼りないが。

よくきき草

これを飲むと暫くの間、飲んだ草の効果が倍増するという草。
プラス効果の草があればこの時に飲んでおこう、逆にマイナス効果の草を飲むと目も当てられない。
また、この草は飲まなければ効果が無く、草受けの杖で使うことはできない点も覚えておこう。

巻物

原則として「読む」ことで効果を発揮する道具であり効果には様々なものがある。
稀に置いたり投げつけたりして使用する物もあるが、「白紙の巻物に書き込める」という点も重要である。

あかりの巻物

フロアが明るくなり全ての地形、モンスター、アイテムの位置が分かるようになる巻物。
危険な敵がいる階層や巨大迷路で使えば、ある程度安全に行動できるようになる。

また、やみふくろう(同じ部屋にいると、その部屋の中が通路のように周囲1マスしか見えなくなる)の暗闇能力も解除出来る。

いかすしの巻物

要するに烏賊を巻いた海苔巻きである。いかずちの巻物の偽物だが、他の偽物と異なりけっこう有用。

巻物でありながらコマンドに「食べる」が存在し、食べることで満腹度を回復することができる。
読むと2では「100%ナタネ米」と書いてあり、GB2とDS2と4では手がベタベタになってしまい何も起こらない。
尚、GB2とDS2と4ではイカキング系におにぎりをぶつけると即死し、これに変化する。

いかずちの巻物

部屋内の敵(通路では自分の周囲の敵)に雷を落として攻撃する巻物。
序盤では部屋内の敵を全滅できるが中盤以降は数枚読まないと効果はイマイチである。
尚、プリン系や鬼族など雷が効かないモンスターも一部存在する。

大部屋の巻物

読むとそのフロアの壁が全て崩れ、1つの部屋になってしまう。

1つの部屋になるので読んだ瞬間からそのフロアの敵やアイテムや階段の位置を全て把握出来るが、やみふくろうがいるとかえって危険になる。
そうでなくても、フロアにいる全ての遠距離攻撃もちモンスターが一斉にシレンを狙ってくるため、蜂の巣になったり一列にならんだモンスターが死んで手に負えない奴が誕生したりと色々危険。

と、ここまでだと危険なだけのお邪魔アイテムに見えるが、これらのリスクを承知した上でならば有用な使い道がある。
フロアのどこかに店があると、大部屋になった瞬間にフロア全体が店になり、出口=階段になる。売り物を拾うと店主は階段の真上に陣取るが、そこである程度離れたところから場所替えの杖を振り店主と位置を入れ替えるとノーリスクで泥棒を成功させる事が出来る。
2では壁の中の「黄金の間」へ続く階段を探すのに最も有効なアイテムであるため、他のシリーズより重要度が高い。

おはらいの巻物

呪われているアイテムの呪いを解除してくれる巻物。
呪われる機会は割と頻繁にあり、呪われるととても困るため、全作品を通じて重要な巻物。
ただし困ったとき巻物と一緒に登場する作品では、大抵の場合困ったときの巻物に「装備品が1つでも呪われている場合、全ての呪いを解除する」効果があるため、下位互換になっている。

初代のSFCシレンでは装備品以外が呪われる事が無かったため装備品の呪いを解くのみ(装備していない装備品の呪いが解けない)だったが、それ以降の装備品以外も呪われるようになった作品では基本的に壺に入れているもの以外は一括で全てのアイテムの呪いを解いてくれる。
GB版月影村の怪物やDS1など一部の作品では「効果は指定した1つのみで、運が良いと持ち物全体に及ぶ」となっている。

また、一部の作品ではこのアイテム自体に「呪われない」と言う特性が追加されている。

くちなしの巻物

口がなくなってしまう巻物。

口を使う行動=巻物を読む、草を飲む、おにぎりを食べると言った行動がそのフロアにいる間封印されてしまう。
よほど強力な剣と盾を所持している場合でもない限り、巻物と草を両方封じられると致命的。未識別の巻物を読んで識別する場合、これに当たった時の事を考えてフロアを探索し終えてからやろう。

基本的にお邪魔アイテムであるが、ゲイズの催眠術対策で使うと言った利用法も一応ある。
巻物と草とおにぎりを封じれば残るは壺と杖だけなので、(持ち物の内訳にもよるが)半分以上の確率でアイテムを無駄にさせられる事を回避出来る。ただし1ターン無駄にすること自体は防げないし、こちらが巻物等を利用できなくなるデメリットの方がきつい場合が殆どなので、苦し紛れに近い利用法。自らゲイズ対策だ!とかいってこれを読むのはやめよう。

困ったときの巻物

困ったときに読むととりあいず何とかしてくれる巻物。
複数の巻物の効果を併せ持っており大して困ってなくても読めば何かしら恩恵が受けられる便利なアイテム。
その効果の内訳は、

  • HPが減っている場合、全回復する。
  • 力が減っている場合、全回復する(1まで下がっている時のみと言う条件が付いている場合もある)。
  • 装備品が呪われている場合、呪いを全て解く。
  • 満腹度が少ない場合、回復する(ゼロまで減っている時のみと言う条件が付いている場合もある)。
  • 2匹以上のモンスターと隣接している場合、それらを金縛りにする。
  • 各種状態異常になっている場合、それらを回復する。
  • お金を全く持っていない場合、いくらかのギタンを入手する。

などなど。作品によってはこれらのうち巻物1枚で起こせる効果は2つまでと言う制約が付いていたりするが
それでも複数の効果が出ると言うことである。しかし、モンハウ内など本当に困っている時は何とかならないことも多い。
巻物全体として見ると、用途の広さは白紙の巻物につぐレベルである。

困った巻物

読むと困る巻物。困ったときの巻物の偽者である。

効果は困ったときの巻物と同じく複数の中から幾つかが表れるが、モンスターを召喚するか状態異常になるかばかりなので、得するところが全く無い。読むと必ず困る。

混乱の巻物

読むと部屋中のモンスターを一斉に混乱させられる巻物。

混乱するとこちらに攻撃をしてくる確率が大きく減るが、絶対ではないので最後の切り札としては信頼性に欠ける。
また同士討ちをして高レベルモンスターが勝手に誕生してしまう場合もある。
バクスイの巻物と違って覚めても倍速にならないため、初めから逃げるつもりであればこちらが有効
モンハウなどでは倒すか逃げるかを決め、囲まれる前に読むべし。

識別の巻物

読むと未識別のアイテムを識別できる。
作品によって、指定した1つのみを識別する(運が良いと持ち物全て識別する)ものと、標準で持ち物全てを一度に識別するものに分かれる。(後者は壺自体が登場しない作品くらいしか無いが)

識別手段としては1つで複数個を識別出来る識別の壺があるが、識別の壺では壺が識別出来ないのでこちらも利用価値が全く無い訳ではない。
また識別してすぐ使いたいアイテムは識別の壺に入れると残り容量を使い切るまで待つか残り容量を無駄にしてすぐ割るかしないといけないため、そう言う場合も巻物は便利。

ジェノサイドの巻物

モンスターに投げつけて使用する巻物で、命中するとフロア内の同系統のモンスターを悉く全滅させ、さらに冒険中の自然発生を完封できるという空恐ろしい効果がある。
レアであり、また非常に値段が高いが、見かけたら白紙に書けるように一回は読んでおこう。
ただし、同時にねだやせるのは1系統だけで、他のモンスターをねだやすと前のモンスターはまた出てくるようになる。多くの作品で一万ギタン以上する、超高額な巻物でもある。

自爆の巻物

読むと自分自身が爆発する巻物。

HPが1になり、周りのモンスターが消滅するという点で大型地雷に良く似るが、大型地雷とは「地雷ナバリの盾でもHP減少を緩和できない」「射程が2である」「NPCも即死する」「落ちているアイテムを巻き込まない」「消し飛んだモンスターの経験値は入る」など様々な点で異なる。
問答無用でモンスターを消せるため囲まれた際の切り札として使う事が出来るが、HPが1になる(例え爆発でレベルアップしても、HPが増えた後に1になる)ために、爆発の届かない距離にモンスターがいると、そいつからの返しのターンでの遠距離攻撃で即死してしまう危険があるため考え無しに使う事は出来ない。

なお作品によっては純粋に大型地雷を踏んだときと全く同様になるものもある(地雷ナバリで軽減可、アイテムも巻き込む、射程1など)。

真空斬りの巻物

読むと真空の刃を発生させて敵を攻撃する。
要するに部屋中のモンスターにダメージを与える巻物である。

ダメージは25~50と安定せず、中盤以降のモンスターは1撃死なない事が多いが、2枚連打すればだいたいは倒せる。
またパワーアップの巻物で威力を増加させる事が出来るので、使い方を押さえておけば後半まで腐らない。

ただ、SFC版では効果範囲にいるとNPCにもダメージを与えてしまうので注意。
店の中で巻物を読んだ日には死が待っている。

すいだしの巻物

壺の中身を吸い出して取り出す巻物。
通常では割らないと中身を取り出せない壺を再利用できる他、うっぷんばらしの壺や割れない壺対策にも使える。
アイテムが入っているわけではない壺を吸い出しても意味がないが、何らかのリアクションを起こす場合がある。

使い切り前提の物を再利用できるため往々にして凶悪なコンボを成立させる元となる問題児であり
特に白紙の量産手段や自身を再利用する手段があると壺の無限利用が可能となる。

全滅の巻物

これを読むとフロア内の敵を問答無用で全滅させるという超強力な巻物。
元々はSFC版の風来のシレンにおいて倉庫を利用せずにテーブルマウンテンをクリアすると、以降白紙の巻物に「ぜんめつ」と書くことで同様の効果が得られるという隠し要素であり、「全滅の巻物」というアイテム自体は無かったのだが携帯電話版のシレンに実物が登場した。
3と4ではで効果は部屋内のみに縮小されている、3のみ祝福時のみフロア全体。

聖域の巻物

床に置くことで効果を発揮する巻物。
この上にはモンスターは侵入できず、この上に乗って戦っていれば隣接しての直接攻撃はうけない。モンスターに囲まれた時の防御の他、通路に置いてモンスターに対する障害物として使う事も出来る。
注意点としては、必ずしも絶対防御にはならないという点で、全作品共通でボウヤー系やデブータ系など遠距離からの攻撃は普通に食らい、作品によってはパコレプキンなどの壁抜けをするモンスターの攻撃や近接魔法、にぎり変化のアイテム変化攻撃などの特殊攻撃も普通に受ける。
ただし巻物の上から移動したりしない限り効果が永続するので、特殊能力を持たない力押しのモンスターの大群を相手にする場合はむしろ他より強力。かなしばりの巻物と違って周囲にいたモンスターを倒した後に新たに寄ってきたモンスターからの攻撃も(動かなければ)防げるため、モンスターを全滅させるまで粘れる。またあなぐらマムル等に対しても根気良く1ダメージを与え続けて強引に倒す事も出来る。

読んでも効果は無く、単に巻物が消えるだけである。ただし白紙の巻物が「読んだ事のある巻物」限定になっている作品に関しては、白紙に書くために一回は読んで無駄撃ちする必要がある。
シレンの持ち物にある状態から地面に置いてある状態になると、地面に置かれた経緯を問わず巻物が広げられ聖域が発動した状態になる。直接置いた場合はもちろんの事、足元のアイテムと交換した場合でも発動。転び石を踏んで落として意味の無いところで発動させてしまった時の絶望感は言葉にできない。
一部作品では発動した状態で、シレンが「外から巻物の上に乗る」と効果が終了し、巻き物ごと消滅する。
普通は自分の足元に直接置くので、一度巻物の上から退く→再び乗る と言う手順を踏まないと消滅しない。また、足元で発動中の巻物は他のアイテムと同じように拾ったり直接読んだり出来るが、拾おうとしても読もうとしても即座に消滅する。(これを利用して、何らかの理由で聖域を解除したい場合、足元の巻物を読めば動く事無く解除出来るという事は覚えておこう)
2では「白紙:聖域」に水をかけると、字が消えて「聖域の巻物」でなくなるため剥がして再利用できる。

なお作品によっては、何らかの方法で床において広げてある状態のこの巻物の上にモンスターを乗せると大ダメージを与える事が出来るようになっている。
具体的にはモンスターに投げつけてミスして足元に落とす、自分が乗った状態で場所変えの杖を振るなど。

大爆発の巻物

フロアにいる全てのモンスターが大爆発を起こす。

大ではない爆発の巻物と違いこれはダメージ攻撃ではなく、大型地雷の爆発と同様のものが起こる。
モンスターはギャザー系など一部の種類を除いて地雷を踏んだら即死するため、実質的な全滅の巻物になる非常に強力な巻物。

しかし経験値はもらえないし、周囲のアイテムを吹っ飛ばしてしまう。またNPCを巻き込んで殺してしまう事もある。
そもそも自分が囲まれている時に使うと爆発で死ぬ可能性もあるため、使いどころを選ぶ巻物。

地の恵みの巻物

盾の強さを+1してくれる巻物。たまに+3ぐらいしてくれることもある。
多くの場合、装備中の盾の呪いも解いてくれる効果を併せ持つ。

地味ながら盾の強さは最も重要な数値であり、+1でも侮れない効果がある。
この巻物を見つけたら可能な限り拾って使用しておこう。
祝福できればさらに高い効果を発揮する。

転写の巻物

巻物に対して使用すると、その巻物のコピーになる巻物。白紙の巻物の廉価版。

強力な巻物を手に入れたらこれで増やして使用できる他、レア又は危険な可能性がある未識別の巻物を転写して識別したりといった使用法もある。
未識別状態で落ちている場合もあり、巻物以外に使っても効果はない。

天の恵みの巻物

剣の強さを+1してくれる巻物。たまに+3ぐらいしてくれることもある。
多くの場合、装備中の剣の呪いも解いてくれる効果を併せ持つ。

盾に使う地の恵みの巻物と同じく、見かけたら全て拾っていくつもりで行きたい。
持ち物がいっぱいならその場で使えば良いのだから。

壺増大の巻物

壺を選択して読むことで、持っている壺の容量が1増える巻物。
壺の最大容量は作品によって異なるが、通常落ちていないようなサイズの壺を作れる場合もある。
拾ったらとりあいず保存の壺か合成の壺に読んでおくのが基本。

壺われずの巻物

壺を選択して読むことで、その冒険中壺が割れなくなるという巻物。
保存の壺や水がめに読めば便利だが、合成の壺や識別の壺に読むと困ったことになる。
また、手封じの壺だった日には最悪である。
閉じ込めの壺に読んだ場合モンスターを永久に封じられるが、自分が入ると即死する。
「壺われるの巻物」もありそうだが、今のところ出ていない。

敵倍速の巻物

読んで字の如く敵が全てが倍速になる。

ぴーたんや死神が4倍速になったりする事は無いが、オヤジ戦車が1倍速を飛び越えて一気に2倍速になったりはする。
敵を倍速にして特をする事は何も無いので、完全なトラップアイテムである。

ねだやしの巻物

モンスターに投げつけて使用する巻物で、命中するとフロア内の同種のモンスターを全滅させ、さらに冒険中自然発生を封じるという空恐ろしい効果がある。白紙に書けるように一回は読んでおこう。ただし、同時にねだやせるのは1種類だけで、他のモンスターをねだやすと前のモンスターはまた出てくるようになる。
ジェノサイドの巻物と異なり1系統ではなく1種類だけなので、同系統のモンスターが2種類同時、あるいは一階層毎に交互に出てきたりすると効果は薄い。
4ではジェノサイドと同じ効果になっており、一系統まとめて始末できる。

また、自分に投げられると即死する。普通は滅多にないが、Win版アスカの猿奇魔天の挑戦ではひまガッパが投げつけてることがある。

白紙の巻物

何も書かれていないから意味が無い…のではなく、巻物の名前を「かく」だけでその巻物の力を発揮することができるという不思議な巻物であり、その特性上常に識別された状態で落ちている。
SFCでは書くだけで何にでもなったが、以降は読んだことのある巻物から選択するか元の巻物を以前読んだことのないと効果が無いという場合が多いため、読んで使わない巻物も一回は読むことになる。
うっかり「こまった」と書いてしまって自滅したりする。「いかすし」と書けば食えるようになるというから恐ろしい。
シリーズにより、異種合成で武器盾の印の最大数を増やすのに使えたり、「せいいき」と書いて床に置いて一度使った物を濡らして回収出来たり、他の巻物を濡らすと文字が消えて白紙の巻物になったりと、扱いがかなり変わるアイテムである。
尚、通常は「白紙:○○」となるが、4では書いた巻物そのものに変化する。

バクスイの巻物

読むと部屋内のモンスターを全て眠らせる事が出来る。代わりに、そのモンスターが目を覚ますと倍速状態になる。

「深い眠り」にするので、これにより眠らせたモンスターは警報スイッチを踏んでも殴っても、規定ターンが経過するまでは目を覚ます事は無いため、封じ込める手段としては非常に安心できる。
睡眠草と違って投げて外すような事も無いため隣接していても安心して使える。

しかし、部屋中に効果があるからと言ってモンスターハウスで使うと高確率で自分の首を絞める。
眠らせたモンスターを倒しきる前に規定ターンが経過してしまい、倍速になったモンスターの群れの残りに蹂躙されて死ぬ。
なのでモンスターハウスで使う時は真空斬りの巻物を連打する時の安全確保くらいにしておこう。

バクハツの巻物

爆発を起こして攻撃する巻物。いかずちや真空斬りの亜種。

部屋内にいる全てのモンスターに50程度のダメージ。
モンスターが爆発するが地雷の爆発とは別物で、純粋にダメージを与えるだけの爆発。周囲のアイテムやモンスターが消し飛んだりはしない。序盤はこれ一枚で全滅、中盤以降も2連発すればほぼ全滅させられるため、モンスターハウス狩りに重宝する。
ただし、この爆発でトドメを刺したモンスターは一切アイテムを落とさないという性質を持つため、使いたくても使えない場合があり得る。(貴重品を盗んだトドや、脱出の巻物を探している時にやっと出遭えた洞窟マムルがいる場合など)

パワーアップの巻物

読むとそのフロアにいる間、シレンの攻撃力が増加する。
重ね掛け可能で、読めば読むほど強くなる。パワーアップの幅は、初代シレンでは1枚につき50%。(2枚で攻撃力2倍、3枚で2.5倍)

1フロアしか効果が無いとは言え、そのフロアでモンスターハウス狩りや召喚罠でのレベル上げをする時には事前に読んでおくと心強い。また単純に強敵が出現するフロアを乗り切るためにも有効。

引き上げの巻物

読むとその冒険から全力で逃亡できる巻物。印は【帰】。

これを読むと冒険終了となるが、シレンが今装備しているものだけは持ち帰ってくることができる。
その特性上未識別状態で落ちていることは決してない。
これを使うとアイテムを殆ど失ってしまうため、読んでいいのは本当にどうしようもない時だけである、また、ゲイズ系がいるフロアで裸で出しておくと危険かもしれない。
通常は持ち帰りの巻物の下位互換だが、武器や盾に合成することで「倒れても無くならない(1回のみ)」という印をつけることができ、これがあれば装備中に倒れても手元に残り、同時に【帰】の印が消える。

拾えずの巻物

読むと、そのフロアにいる間は物を拾う事が出来なくなる。

一切アイテムを手に入れる事が出来なくなるのかと言うとそうでもなく、足元に置いたまま直接使うとか、手持ちのトドの壺を押してトドに回収させ拾えず状態が解けた後改めてトドの壺から取り出す等の手はあるが、いずれにせよ面倒くさいものばかりであり、突然この状態になると殆どのアイテムを諦めるハメになる。
巻物の使用識別はフロア探索後に階段の上でしなければならない理由の一つがこの巻物である。

この巻物を読んでしまったら絶対に必要ないと言えるアイテム以外は捨てないようにすればいいのだが、転び石の罠やその他シレンを転ばせてくる能力を持つモンスターによって、意に反してアイテムをばら撒かせられる事がある。もちろんそうなったらそれらのアイテムを諦めなければならなくなる。

不発の巻物

これを読むと爆弾がシケてしまい、地雷、大砲の弾、自爆の巻物などあらゆる爆発が起こらなくなる巻物。

爆弾系のモンスターが密集しているフロアでは一枚あると心強いか、こちらも「大爆発の巻物」などの切り札が使用できなくなるためそこだけは注意。

迷子の巻物

読むとそのフロアの今までに探索した部分と、発見した罠を全て忘れてしまう巻物。

フロアの形は忘れたら致命的になる場合は少なくだいたいの形はプレイヤーが覚えていられるが、
罠は致命的なものがある上に全ての位置を把握するのは難しい。
困った事に、実際に踏んだり素振りで掘り出したりした物が見えなくなるだけでなく、目薬草で罠を発見出来る状態になっていても解除されてしまう。

これ自体は完全なマイナスアイテムだが、3および4では武器に合成すると敵を無気力状態にする印がつく。

メッキの巻物

武器や盾をメッキし、腕輪のヒビを修理してくれる便利な巻物。印は【金】
作品によってはさらに呪いを解いてくれる効果を持っていたり、鉄の矢に読むと銀の矢に変化したりする。
武器や盾については「メッキ状態」にする作品と【金】を追加する作品とに分かれるが、後者の場合は印枠が一つ埋まってしまうので注意すること。
どの作品でも総じて値段が高めに設定されている。巻物表面に金粉でも付いているのだろうか?

落石の巻物

敵全体にダメージを与えることができる巻物。

いかずちの巻物や真空切りの巻物のバリエーションの一つだが、いかずちより若干強い。

持ち帰りの巻物

シレンが今持っている全てのアイテムを持ったまま帰ってこれる巻物。

これを手に入れて読めば無事に帰ってくることができその冒険は終了となる。
持ち込み可ダンジョンに入る時は一つは持っていきたい。当然だが常に識別された状態で落ちている。
巻物の中でも特殊な扱いで、特定の階層で必ず落ちていたり、必ず落とす敵がいたりする。

モンスターハウスの巻物

読んで字の如く、いまいる部屋がモンスターハウスになる。
通路で読んだ場合は他の部屋にワープしてきっちりモンスターハウスになる。

十分な強さと前準備があればモンスターハウスはアイテムと経験値を稼ぐ格好の的であるが、そうでない時は間違って読んでしまったら冒険終了である。
が、序盤でドラゴンハウスやパワーハウスなどの終了クラスの特殊ハウスを踏んでしまった場合、そのモンスターハウスを消去して"普通の"モンスターハウスに作り変えてしまう事によって、僅かながら助かる可能性を見出す事が可能。諦めたらそこで試合終了ですよ。

ワナの巻物

読むとフロアのいたるところにワナが発生する巻物。

基本的にトラップアイテムだが、ワナの中には色々と役に立つものもある訳で、利用法は多い。
ワナ師の腕輪を持っていると単純に攻撃材料を増やす事が出来るし、落とし穴などで泥棒をする事も出来る。
工夫をすれば発生するワナを特定の部屋に集中させる事も出来るため利用価値は高い。

決められた回数「振る」ことで効果を発揮するアイテムであり、効果は単体のものが多い。
回数が[0]になっても杖自体を投げつければ同じ効果を得られる。
杖は鑑定済みだと残りの使用回数がわかるが、未鑑定ではそれもわからない。
未鑑定の場合、使用した回数がマイナスカウントで表示されていくシリーズと、表示されないシリーズがある。
杖の効果は振った時に向いている方向に飛び出す魔法弾によってもたらされるものが多い。こ
の魔法弾が壁に斜めに当たると1度だけ反射するシリーズもあり、トリッキーな利用が可能となっている。

草受けの杖

シレン2では草を入れることで「○○草受けの杖」として、シレンGB2とDS2では足元に草を置いて使用すると画面外or正面の壁から魔法弾が飛んできて、魔法弾に当たると該当する草が当たった時と同じ効果を受ける杖。草が祝福されている場合、魔法弾の効果に反映される。

これさえあればちからの草や命の草、しあわせ草などを杖の回数分だけ使用することができる、もしも天使の種(祝)があれば一気にレベルを上げることができる。尚、シレンと壁の間にモンスターなどがいる場合そいつに当たるので草投げの杖代わりに出来なくもない。

草投げの杖

シレン2では草を入れることで「○○草投げの杖」として、シレンGB2とDS2では足元に草を置いて使用すると魔法弾が当たった相手に該当する草が当たった時と同じ効果を与える杖。
草が祝福されている場合、魔法弾の効果に反映される。

普通に使うならマイナス効果の草を利用することになるが、あえてプラス効果の草を入れて魔法反射の敵に振り、草受けの杖代わりに利用することもできる。

転ばぬ先の杖

壺から出して持っているだけで効果があり、転び石及びマルジロウやイノシシの突進で転ばなくなる杖。
この杖の名前は諺で「転んでから杖を用意しても遅いのだから、準備はしっかりしておけ。」という意味がある。

魔法弾の効果は作品によって相手を転ばせるものと何も起こらないものがあるが、原則として回数[0]で落ちているため「振っても何も出なかった」と言う方法でも識別できる。
シレン3及びシレン4では普通の杖と同様で、杖の回数分だけ転ばない効果が出る。

飛びつきの杖

壁やものに当たると、シレンが当たったものの隣に飛んでいく杖。
浮島に飛び込んだり、敵から逃げたり、逆に遠距離系の敵に突っ込んだり、水上ワープに使用したりと多彩な使用法がある。また、これとトンネルの杖で泥棒をすることも考えられる。

トンネルの杖

杖が壁に当たると空間がフロアの端に到達するまで一直線に壁を崩し、通路にする杖。
ただし、壁を斜めに掘ることはできない。
一気に壁を掘ることができるため、緊急回避の手段としてはつるはしよりも有効である。
また、敵に魔法弾が当たると10ダメージ与えられるため、どうくつマムルに有効。

場所替えの杖

魔法弾を当てた相手と自分の位置を入れ替える杖。
1対1のタイマンの状況では役に立たないが、大部屋モンスターハウスなど逃げの1手を打たなければならない時に非常に役立つ。いざという時のために1本ぐらいは携帯しておきたい杖の1つ。

引き寄せの杖

モンスター、アイテム、罠、階段などを、自分のとなりまで引き寄せる杖。届かない場所にある対象のモノを移動させたり、なんらかの理由により止まっているモンスターを引き寄せたり出来る。
なお、魔法弾は水面上を越えて対象まで届くが、階段は水路等を超えて引き寄せられず、水の手前まで移動してそこで止まってしまう。

火柱の杖

振ると前方数マスに火柱を発生させる杖。
アイテムなどが消滅したり、自身の通行の邪魔となる危険もあるが、モンスターハウスなどに出くわしたら
通路まで引っ込んでこれを振ればかなりのダメージソースとなる。
当然だが、合成中のマゼルン系に振ってはいけない。

吹き飛ばしの杖

当たったモノを10マス後ろへ吹き飛ばす魔法弾を放つ杖で、どの作品でもたくさん拾える。
敵を引き離して時間を稼いだり、階段を吹き飛ばしてドロボウしたり、
浮島の中のアイテムを叩き出したりといろいろな使い方がある。

不幸の杖

当たったモノのレベルを1下げる杖。

強敵であってもかなり弱体化できるため、敵がレベルアップした時の保険としても有用。
尚、レベルが1の相手には効果が無いため「魔法弾が当たったが効果が無かった」場合この杖の可能性がかなり高い。

しあわせの杖

当たったもののレベルを1上げる杖。

敵がレベルアップしてしまうため未識別状態で敵に振ると最も危険な杖の一つ。しあkし、反射して自分に当てても少し経験値が入るだけで1レベル上がらない作品も多い。しかし、何らかのう方法で仲間に加えるなりそれを乗り越えて己の糧とするなりすればそれ以上にしあわせになることができる。

原則としてアイテムを「入れる」ことで、入れた物に何らかの効果を発揮するアイテムである
まれに中身が詰まっているものや、入れたアイテム「で」何らかの効果を発揮するものもある。

アホくさい壺

文字通りアホくさい雰囲気が漂っている壺。人間国宝ガイバラ作の壺の1つ。
中に物を入れる事が出来るが、入れても何も起こらない。しかし保存の壺と違って
割るか吸出しの巻物を使うかしないと取り出せない。効果もアホくさい。

保存の壺が無いときに、すぐに使う予定の無い物を入れておく程度には使える。
アホくさい癖に、ガイバラ作だけあって店で売っている時はかなり高い。同じガイバラ作の壺を除けば、これより高いのは強化の壺のみである(SFC)。売るときは標準的な値段になるが、合成の壺・分裂の壺と値段が被っているためという困り者。

関係無いがアイウエオ順にするとこの壺が先頭にくるのでさらにアホくさい。

うっぷんばらしの壺

うっぷんを晴らすための壺。投げると爆発を起こす爆弾のようなもの。ガイバラ作の1つ。

中にアイテムを入れる事は出来るが、取り出そうとして割ると爆発する。吸出しの巻物を使っても爆発する。転んで落としても爆発する。敵に投げつけて当たっても外してもとにかく爆発する。爆発しないのは遠投でどこかへ飛んでいった時だけ。
爆発するともちろんダメージを受ける上に周りのアイテムが消滅する。転んだ時は同時に落としたアイテムが爆発で消滅すると言う嫌がらせ以外の何者でもない壺だが、中に入れていたアイテムだけは無事と言うおかしな壺である。しかし、DSでは中のアイテムも無くなってしまう。

なおガイバラ作の壺の例に漏れず、店での価格はやたら高く、売るときは標準的なくせに合成・分裂の壺と値段が被っている。

ガイバラの壺

ガイバラ作の壺。ガイバラが普段投げて割っている壺らしい。

アイテムを入れられるが割るか吸い出さないと取り出す事が出来ないという壺で、アホくさい壺とほぼ同じ。
違う点と言えばアホくさくない事と、店での売値がアホくさい壺よりもさらに高いという点くらい。
その値段は[4]の状態で21000ギタンととてつもない。

こちらから売る時は普通の値段で、合成・分裂の壺と被っている点はやはり同じ。

回復の壺

なにかアイテムを入れるとそのアイテムと引き換えに体力を全回復し、容量が1減る壷。
つまり使うためにはなにか1つ別のアイテムを消費しなければならない。
ターンに余裕があるなら壁に向かって矢を撃ち足元に落ちる矢1本を使うことも、壷の中にあるゴミアイテムを出して使うことも出来るが、回復が必要になる場面というのは1ターンが生死を分けるため、仕方なく本当は失いたくないアイテムを使って回復しなければならないという場面も出てくる。
また、壺に壺は入れられないため持ち物がだぶついている時も注意が必要である。
同じ回復系壺である「背中の壺」がまったくのノーリスクで回復出来ることに比べると使い勝手はかなり落ちるが、ゲーム用としてはより面白い仕組みのアイテムである。

尚、HP満タンの時はエフェクトが出ないため、底抜けの壺や倉庫の壺と間違えないように。

強化の壺

中にアイテムを入れておくと、時間と共に強化されていく壺。
フロアを進むたびに修正値が+1され、ギタンなら金額が1割増しになる。

修正値の無い巻物や草などを入れても効果は無い。強化されるのは剣・盾・杖のみ。
また、強化されると言っても、天/地の恵みの巻物のように呪いを解く効果は無い。
未識別状態であっても強化は可能だが、未識別のままなので強化具合を確かめる事が出来ない。

余りに効果が強力であるため一部作品では効果が異なり、アスカでは壺にいれたときに1回だけ強化値が+1されGB2では階を上がるとランダムで+5されてただの壺になるという弱化がされている。(DS2は通常の効果)。

回数[0]の杖を復活させる事が出来る唯一の手段。

草効果の壺

壺の中に草を入れると消滅し、自分を含む部屋内全体に草の効果が発生する強力な壺。

敵にも味方にも効果が発生するため使いどころが難しく、プラス効果の草を仲間全体に使ったり、モンスターハウスでマイナス効果の草を入れて自分ごと全体攻撃したりして使う。また、ゴーストハウスに出会ったら弟切草を突っ込めば一瞬で片が付く。

合成の壺

同じ種類の装備品、武器と武器、盾と盾、同じ種類の杖、作品によっては腕輪と腕輪を入れると
合成して一つの装備品にする壺。
作品によっては他の壺より容量が少し小さく、容量[2]の壺はほぼ確実に合成の壺である

合成時は先に入れた物がベースになり、後に入れた物の+の値と印を先に入れた物に引き継ぐ形になる。
杖は同じ種類のみで、回数が足された1本の杖になる。
尚、間に違うものが入った場合、例えば剣1→盾ア→剣2→盾イの順番で入れた場合に合成されるかどうかは作品によって異なるため注意が必要である。
合成されず 剣1 盾ア 剣2 盾イのまま残る作品・・・
合成されて 剣1【2】 盾【ア】 となる作品…GB、DS、DS2   (要加筆)

識別の壺

中に入れたアイテムが未識別状態だった場合、識別される。
壺なので、中に入れる事が出来ない他の壺は識別できない。

もちろん割るか吸出しの巻物を使わないと識別したアイテムを取り出すことは出来ないが、中を見て何のアイテムだったのかを知る事は出来、取り出さなくても同種の他のアイテムは識別された状態に出来る。
すぐには使わない物や、腕輪のように使用しての識別が困難なものを入れると良い。

弱化の壺

強化の壺の反対。入れているアイテムがフロアを進むごとに弱くなっていく。
弱体化のスピードも、1フロアあたり-3と強化の壺よりも速い。

基本的にマイナスアイテムだが、草・巻物・おにぎりは関係が無いという点を利用し、保存の壺代わりに使う事も出来なくは無い。
また、これによる修正値マイナスは、「剣・盾自身が持つ強さと合計して0以下にはならない」と言う法則がある(強さ6のカタナは-6までしか弱体化しない等)。そのため元が弱いつるはしや必中の剣は入れてもあまり弱体化しない。

背中の壺

「押す」と、背中のツボを押したかの如く治療効果が表れ、HPや力や状態異常が回復する。
のぞくと「背中」が入っている壺のうちの一つ。
当然容量の分だけ繰り返し使えるため非常に便利なアイテム。
押さないと効果が無く、吸出しの巻物を使ったり投げて割ったりしても効果は無い。

唯一の悩みどころと言えば、未識別状態で「押す」コマンドがあるからと言って瀕死の時に押すと実は魔物のるつぼだったというパターンが良くある事だろうか。

倉庫の壺

入れるとアイテムを倉庫に送ってくれる壺。倉庫がいっぱいだと原則として足元に落ちる。

壺なので壺を入れる事は出来ないが、それでもダンジョンからアイテムを持ち帰る方法は限られるため重宝する。
ただ、注意点としては倉庫に送る関係上、アイテムを入れてしまったらその冒険中はそのアイテムは完全に消滅したも同然である事。重要なアイテムを倉庫に送るのは良いが、そうしたせいでダンジョンをクリアできずに死んで他のアイテムを失ってしまったりしないようにしよう。
複数選択ができる作品では、最早後が無い時に武器盾腕輪を突っ込んで守るという使用法もある。

底抜けの壺

底が抜けている役立たずな壺…ではなく、内に「底抜け」が詰まっているとでも言うべき恐ろしい壺。

この中にアイテムを入れたが最期、入れたものはどこかへ消えてしまい、入れた数だけ壺の容量が減る。
これだけなら、倉庫の壺などと間違えてアイテムを入れさせるお邪魔アイテムにすぎない。

しかし、投げて割ると壺の容量分だけ落とし穴の罠が出来るため、これを店の中で割れば一切のリスクなくドロボウをすることができる。ただし、アスカでは上りダンジョンではドロボウ不可。

また初期の作品では底抜けの壺を吸い出すと、容量を減らす事無く足元に落とし穴を作る事が出来る。
分裂吸い出しコンボで吸い出しの巻物を無限増殖すれば、吸い出して落とし穴を作る→踏んで落ちる を繰り返し、
下り型ダンジョンを高速で下っていく事も可能。

大砲の壺

アイテムを入れた状態で「押す」ことで、そのアイテムが遠投状態で飛んでいく壺。

遠投の腕輪の効果を安全に使用できる壺であり、とりあいずギタンや火炎草、毒草、一本のとどめの矢などを詰めておきモンハウ等でこれを撃てば大きな効果を発揮する。

ただの壺

アイテムを入れることができ、割らないとアイテムを取りだせない壺。
つまりは、壺としての最低条件のみをシンプルに備えた壺である。

ところが、識別時はこの特性何もないという特性が大問題となり「中に何か入れても識別の決め手が無く、疑心暗鬼にならざる負えない」という困った壺でもある。
とりあいず今使わない物を詰めておけば持ち運べる。

トドの壺

中にぬすっトドが入っている壺で、のぞくと「背中」が入っている壺の一つ。

「押す」とトドが飛び出し、射程距離内の直線上の床に落ちているアイテムを盗んで戻ってくる。盗んだアイテムは壺の中に入った状態になり、割る等で取り出す事が出来る。
トドが残っている状態で割るとフリーのぬすっトドが容量の数分出現する。モンスターとして登場するトドと同じであり、その辺にあるアイテムを盗んだり、シレンの持ち物を盗みに来たりする。

水路の向こうのアイテムを拾ってくるのに使うほか、特に用途が無い時はそのまま割ってトドを出し、倒してアイテムを入手する(ぬすっトドは倒すと必ず何かしらのアイテムを落とす)。

他にも、店でドロボウをするときにも使う。
押して射出したトドで店の売り物を盗めるかどうかは作品によって異なるが、盗める作品では店の外(入り口付近など)からトドを飛ばして盗むと盗んだ時点で売り物ではなくなり、店主を怒らせる事無く泥棒が可能。(店の中でトドを射出して盗んだ場合は盗んでも売り物のままであるため、金を請求される)
また、射出で盗めるかどうかに関わらず、壺を割ることで出現したフリーなトドは店のアイテムをお構い無しに盗み、盗品を売り物で無い状態にするため、間接的な泥棒、特に通常は壺に入れらない「壺の窃盗」に使える。

変化の壺

入れたアイテムを別のアイテムに変化させる壺、レアな物が出る時もある。
原則として変化して出てくるアイテムは使用したダンジョンによって決まり、入れたアイテムによる差は無いためいらないものを入れるか、矢を空打ちして「一本の矢」を入れると有効に利用できる。
この時、うっかり操作ミスで装備中の武器や大切な道具をを入れてしまうという事故がたまに起こる。もし剛剣マンジカブラ+99や風魔の盾+99を入れてしまった日には…

保存の壺

壺を割らずとも入れたアイテムを自由に出し入れできる便利な壺で、これがあればたくさんの道具を持ち運ぶことができる。シレンシリーズでこれが初登場したことで持てる道具の上限が激増した。また、中に入っているものの状態変化を防ぐ性質があるため、おにぎりはこれに入れるのが風来人の常識となっている。

しかし、中に貴重品を入れている時ににぎり変化等にアイテム変化を食らうと、中身ごと変化させられて泣きを見るため注意。

ビックリの壺

中に「何か」がぎゅうぎゅうに詰まっている壺。容量は常に[0]。
投げて壊すことでアイテムまたはモンスターまたはうっぷんが詰まっており、相応の結果となる。
シュテン山道上級15階や黄金の間によく落ちている。

分裂の壺

入れたものがそのまま二つに分裂する史上最凶の壺。

効果自体がすでに恐ろしいが、真の力は吸い出しの巻物2枚とこれを組み合わせた際に発揮される。
容量[4]以上の吸い出しの巻物2枚と任意のアイテムを用意し、吸出しの巻物1つと任意のアイテムを1つ分裂の壺に入れて2個ずつに増やし、それをもう1つの吸出しの巻物で吸い出すと、吸出しの巻物が2個に戻った上に任意のアイテムが1個増える。これを利用すれば合成用の+3の武器や盾でもおにぎりでも困ったときの巻物でも何でも使い放題になる。
肝心の合成の壺は吸い出しても容量が戻らないので残念だが、壺増大の巻物も一緒に増やすとそれすらも解決してしまい、+1の武器が1つでもあれば+99の武器が手に入ってしまう。

余談だが、GB版月影村の怪物のフェイの問題の中にはスタート地点に分裂の壺[4]×1、吸い出しの巻物×2、ドラゴン草×2が落ちている問題がある。本来はドラゴン草を分裂の壺に一杯に入れる→吸い出す と言う手順を2回繰り返して増えたドラゴン草を使い切ってギリギリ敵を倒しきれる問題なのだが、上記の無限コンボを使うとドラゴン草が際限なく増えるため、敵を根こそぎにしても余る。

流石にヤバすぎる性能なため、最近の作品ではめっきり見なくなった。

魔物のるつぼ

モンスターが入っている壺。のぞくと「背中」が入っている壺の一つ。
「押す」たびにそのフロアで出現するモンスターのいずれかが1匹出てくる。
投げつけて割ると、残り容量分の数が一度に出現するが、代わりに混乱状態で出てくる。

水がめ

水辺で使用すると水を汲むことができる壺。水以外は入らない。
入れた水は「出す」ことで様々な用途に使用でき、刀系のモンスターを弱くする、作品によっては爆弾系・カラクリ系を封印する、火柱を消す、炎系モンスターを即死させる、罠を壊す、巻物をぬらす、水棲系の仲間の体力を回復するなどのことができる。水地形さえあれば無限に弾を補充できるため、一つあると便利。
逆に、植物や水棲系モンスター、ケロぼうずなどにかけるとパワーアップされてしまう。

モンスターの壺

モンスターに投げつけることでモンスターをゲットし、「出す」ことで味方として戦ってくれるやや特殊な壺。
2で肉のかわりに導入された「仲間モンスター」のシステムの要となる壺で、容量は常に[1]。

モンスターに投げつけてゲットすると壺の名前が「○○の壺[♥]」となり、以降この壺から「出す」ことでモンスターが飛び出し味方として戦ってくれる。仲間モンスターは旅仲間と異なり味方であることと敵を倒すと少し成長すること以外はモンスターの特性のままなので、勝手に移動し地雷などで即死する。
仲間モンスターを「よぶ」とシレンの元へ帰ってきて、空になった「○○の壺[ ]」を持っていればその中に自分で収まる。この「○○の壺[ ]」はモンスターがやられると失われる。

初期案ではモンスターを弱らせてHPを1/4以下にしなければ捕まえられないようにしようという案もあったそうだ。
なんかどこかで聞いたような話だが、何の因果か後に本当に制作することになったそうな…

やりすごしの壺

中に自分が入る事が出来る壺。
中に入ると見た目が落ちているアイテムの壺同様になり、しばらくの間モンスターから攻撃されなくなる。
時間経過でも解除されるし、ドラゴンの炎などの流れ弾にあたったりしても解除されるため、あくまで一時しのぎ。
「壺割れずの巻物」を読んで使用すると、そのうちシレンは考えるのをやめた・・・・となってしまう。

また、投げつけてモンスターを閉じ込める事も出来る。
こちらはかなしばり状態と同じく、攻撃して壺を割らない限り永続的に封じられる。
ちなみに遠投の腕輪で貫通させて複数のモンスターに当てると、その全てが閉じ込められ状態になり、複数個の壺が出現すると言う珍現象が起こる。

割れない壺

ガイバラ作の変な壺シリーズの一つ。

アイテムを入れる事は出来るが自由に取り出せず他の効果も無いというところは他の壺と同じだが、なんと投げても割れないという特徴を持つ。困った事に、割れずに再び拾えると言う意味ではなく、ボールのように跳ねてどこかへ行ってしまうため、「割ろうとすると中身ごと消滅する壺」と言ったほうが正しい。中からアイテムを取り出す手段は吸出しの巻物のみである。
シレン3では壁にぶつけても割れないようになっているが、合成の壷と同じ値段と言う点は一緒。

ガイバラ作シリーズの例によって、買うときは物凄く高いが売る時は合成・分裂の壺と同価格である。

ギタン

風来のシレンの世界のお金で拾うと持ち物欄ではなく所持金に加算される、呪いや祝福の影響は無い。
ただし、ダッシュで上に乗って保存の壺に詰めたり、手持ちのアイテムと『交換』することで道具として持つことができ、これをぶつけることで金額の1/10のダメージを与えることができる。呪いなら一律2ダメージ、祝福なら金額そのまんまのダメージを与えることができる。
最強の投射武器である反面、ひまがっぱ系に投げられると危険な道具でもある。

なお携帯アプリ版(EZ2)ではギタンの扱いが大幅に異なる。
店が存在しないためギタンは単なるスコアアイテムとしてのみ存在し、また「ダッシュで拾わずに上に乗る」事が出来ない。場所変えの杖などを使えば上に乗る事は可能だが、手持ちアイテムと交換できない上、普通に拾うとそのまま所持金になるため単独で持つ事が出来ない。
足元に置いたまま投げる事は出来るが、当てても金額に関わらず4ダメージで固定であるため、そこまで苦労して扱う意味がない存在になっている。

その他

100万ギタン

所持金がいっぱいの状態でギタンを拾うと持ち切れなくなったのか突如アイテムとして出現し、
アイテムに準ずる扱いを受けるようになる。敵に投げつければ10000という大ダメージ。シレン2限定アイテム。

風魔石

アスカに登場した特殊な道具で、各種試練の最下層到達時や白蛇島クリア時に入手できるレアアイテム。
合成することで特別で強力な効果を発揮し、剣や盾に異種合成すれば印枠が一つ増え、腕輪に合成すれば決して壊れなくなり、一部のエレキ箱に合成すると種族が変化する。
DC版ではラセン風魔の盾製作に必須の超レアアイテムだったが、Win版ではいくらか緩和されている。

ンドゥバ

アイテムに化けているモンスターだが、少し工夫すると持ち物に加える事ができる。
倉庫でうっかり取り出して死なないように注意。

関連項目

  • 一覧の一覧
  • 風来のシレン
  • 風来のシレンシリーズのアイテム一覧
  • 風来のシレンシリーズのモンスター一覧
  • ボーグマムル
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