ポケモン不思議のダンジョンとは、株式会社ポケモンより発売されている不思議のダンジョンシリーズの作品である。ジャンルはローグライクゲーム。
公式の略称で「ポケダン」とも呼ばれる。開発は不思議のダンジョンでお馴染みの株式会社チュンソフト(現スパイク・チュンソフト)。
ポケモンの名前を冠してはいるものの、本家ポケットモンスターとは大幅に異なる点がいくつか存在する。またローグライクゲームとしても、ポケモンを遊ぶ主な年齢層を考慮してか、なるべく複雑な要素を廃し、比較的易しめの難易度設定となっている。そのためポケットモンスターシリーズとも、他の不思議のダンジョンシリーズとも別物の独立したシリーズと見做されることが多い。
王道の感動ストーリーやそれを引き立てるBGMによる演出、独自の世界観が傑出している点が評価され、赤青が累計148万2723本、時闇が累計147万3059本と、片バージョンだけでもコンスタントに70万本売れるという、ポケモンのスピンオフ作品としては異例の売り上げを誇るミリオンタイトルとなっている(ソース1・ソース2
)[1]。
また本家ポケモンと肩を並べる「日本ゲーム大賞」2008年度優秀賞に選ばれた[2]。これはチュンソフトの業績としてはトルネコの大冒険 不思議のダンジョン以来の快挙である。
こうかは ばつぐんだ! | こうかは いまひとつのようだ | こうかが ないみたいだ… | タイプ一致補正 | |
本家 | ×2.0 | ×0.5 | ×0 | ×1.5 |
救助隊 (DX) |
×1.5 (x1.3) |
×0.9 (x0.7) |
×0.5 (x0) |
×1.5 (x1.2) |
探検隊 | ×1.4 | ×0.7 | ×0.5 | ×1.5 |
マグナ | ×1.4 | ×0.7 | ×0.5 | ×1.5 |
超 | ×2.0 | ×0.5 | ×0 | ×1.5 |
これらポケダン特有の仕様は、ポケモンのシステムを使いつつも、ゲームバランスのとれたローグライクゲームとするために作られたものが多い。例えば探検隊では使用技が特性により全て強制でノーマルになってしまうエネコが主人公の場合、本家のタイプ倍率そのままだと、いわ・はがね・ゴーストの出てくるダンジョンで太刀打ちできなくなるため、0倍(無効)が0.5倍(半減)に抑えられている。倒れても控えがいるからこそ成り立つポケモンの自滅技は、操作キャラがやられたらおしまいの不思議のダンジョンにはそのまま導入できないのでHP半減やHP1化効果にした、という具合。ただし、超不思議のダンジョンでは本家と同様のタイプ倍率になった。
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最終更新:2023/09/23(土) 16:00
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