エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(原題:Eighth Grade)とは、2018年のアメリカ映画である。監督はコメディアン兼俳優のボー・バーナムで同氏の長編映画デビュー作となっている。日本公開は2019年。
概要
1990年代後半から2010年の間に生まれた、所謂ジェネレーションZ世代の10代の思春期における葛藤を赤裸々に描いた青春映画。
監督は1990年生まれで脚本も担当している。自身が8年生の時はケイラよりゲイブに近い性格だったらしい。
非常に批評家支持率が高く、1館当たりの興行収入で『犬ヶ島』の記録を更新するなど商業的にも成功を収めている。
キャッチコピーは「“いいね!”の数は、わたしの価値じゃない」。
あらすじ
中学卒業を控えた13歳の少女・ケイラは人気者になりたいという願望とは裏腹に「学年で最も無口な子」に選ばれてしまう。
親には弱みを見せれず、クラスのイケてる女の子主催のプールパーティーで恥をかいたり、好きな男のためにフェラの練習を試みようとしたりしながら高校生になるまでの一週間を過ごす。
ある日、二年前に埋め、表面に「世界で一番クールな女の子へ」と記したタイムカプセルを開封することに。そこに入っていたUSBメモリの中には、6年生の自分が8年生の自分に宛てたビデオレターが収められていた。
登場人物
ケイラ・デイ
ニキビ肌と日本人から見たらポッチャリ体型な主人公。YouTubeに自分以外再生しているのかというVideoblogをアップロードしている。嫌いな食べ物はバナナ。
マーク・デイ
心優しいケイラのパパ。アプリを駆使し難しい年ごろの娘と仲良くしようとコミュニケーションを図るも行き過ぎた心配性もあり中々うまくいかない。
エイデン
彼女にエロい自撮りを要求し断られると振るという噂を持つ、危険な香りが漂うケイラの想い人。別にマッチョでもないのに肉体を誇示している。
ケネディ
親に指示されたため嫌々ケイラをパーティーに招待した女王様タイプの女の子。ケイラには意地悪ばかり。
ライリー
オリヴィアの友人。ケイラと二人きりの車内で真実か挑戦ゲームに興じる。
ゲイブ
オリヴィアの従兄。リック・アンド・モーティ好きなオタク。
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関連項目
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