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ゲシュタルト崩壊単語

ゲシュタルトホウカイ

数分間じっと見つめてください。

傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷

ゲシュタルト崩壊とは、簡単に言えば上の字を見て「"傷"ってこんな形だっけ?」等と思いはじめる現のこと。

概要

文字や図形などをちらっと見たとき、それが何の文字であるか、何の図形であるか一で判断できるのに、これを持続的に注視し続けることで全体的な形態の印、認知が低下してしまう知覚現のこと。

認知心理学の分野の用である。この現は最初、失認症の症例として報告されたが、のちに健常な人間にも同様な現が起こることが確認された。

文字の認知の低下は段階的に、はじめは「あれ、この字ってこんな形だったっけ?」と思い始め、やがて正確な字がわからなくなり、さらには線や点などの部分部分しか認識できなくなり、文字としての理解ができなくなる。ゲシュタルト崩壊を起こしやすい文字は、傷・借・多・野・今・粉・若・を・丈・ル、などらしい。これらの文字を注視したり、何度も書き続けたりすることでこの現が起こる。

この現文字幾何学形態において起こることがよく知られているが、聴覚や皮膚感覚においても発生しうる。

日本では、フジテレビで放送されていた雑学番組「トリビアの泉」で紹介されたことでこの単の知名度が上がった。

「ゲシュタルト」とは

ドイツ語日本語英語には、正確な訳がないため、そのまま「ゲシュタルト」と呼ぶことが多い。

Gestalt [ゲシュタルト] <女> ((-/-en))
  1. (人の)姿、容姿、体つき、体格; (物の)形; 格好
  2. 人影、物影
  3. (歴史上の)人物; 登場人物; [話]えたいの知れぬ人物
  4. ゲシュタルト、形態
ポケットブログレッシブ 独和・和独辞典 p.259

心理学の厳密な定義によると「体制化された構造(Organized Structure)」である。これは、全体を細かな要素に分けて考えることではなく、全体を一つのものとして考えたときに、それがもつ構造の特徴のことである。

引用文献:上村保子「ゲシュタルト」 中島義明/有閣「心理学辞典」p.220

このゲシュタルトという概念を人間の認知の軸であるとしたのが「ゲシュタルト心理学」で、現代の認知心理学や知覚心理学などの基本的な考え方になっている。ゲシュタルト心理学では、人間の知覚は個別的な要素によるものではなく、全体的な組み(=ゲシュタルト)によって大きく規定されると考えた。

例えば、とある文字を見た時、線の数や払いの位置などを一つ一つ追わなくても、ぱっと見でその文字読み取ることができる。さらに、文字が傾いたり、フォントが変わったり、場合によっては線が一本少なかったりしても、その部分に気が向くことなく同じように文字読み取ることができる。これは、部分の違いよりも全体的な組みが優先された結果である。
ネット上ではお染みのアスキーアートなども、部分は文字でありながら、ぱっと見で全体が人の顔などの絵になっていると認識することができる。これもゲシュタルト心理学によって説明がつく。

つまりゲシュタルト崩壊とは、ゲシュタルト心理学における「全体的な組み」が崩壊し、部分に認知の対が向かっている状態のことである。

2chでのゲシュタルト崩壊

ゲシュタルト崩壊

大戦中 ナチスユダヤ人に行なった実験
人格をコントロールするという名
一日数回 被験者をの前に立たせて、の向こうの自分に話し掛けさせ
(例えば『お前誰だ』とか言わせ)精の変化を観察記録していったそうな。
実験開始後
10日間経過したころには異変がみられ始めた。
判断が鈍り
物事が正確に把握できなくなり、
そして3ヶ月経った頃にはすっかり自崩壊し
「自分が誰だか分からなく」なって 狂ってしまった。

上記は2chで有名な「怖い話」である。

お前誰だ?』という言葉自体のゲシュタルト崩壊、『自分のに対する』ゲシュタルト崩壊、『自分の顔が自分の顔だと思えなくなる』ゲシュタルト崩壊が経験できる。と言われているが、この話自体が事実関係の不明な都市伝説のようなものであり、さらに実際のゲシュタルト崩壊との関係性も明確ではない。

(たとえば『お前誰だ』という言葉がゲシュタルト崩壊した場合、まず言葉の意味を認知できなくなるため、ゲシュタルト崩壊だとしたらここで何を言わせるかはあまり関係がないと考えられる。またゲシュタルト崩壊とは認知が低下する現の名前であり、精の崩壊といった意味とは異なる。)

試してみるのは構わないが、気持ちが悪くなったら止めてゆっくり休むこと。それでも不調ならば病院に行きましょう。

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……「ぬ」ってこんな形だっけ?

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読み:ゲシュタルトホウカイ
初版作成日: 08/11/02 16:58 ◆ 最終更新日: 14/09/27 22:33
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ゲシュタルト崩壊について語るスレ

567 : ななしのよっしん :2017/05/13(土) 13:37:26 ID: lFoxABEbxX
聴覚で起こることの方が圧倒的に多いなあ。
自分が喋ってるのに、それが自分のに入ってきたときに意味を持たないただの音に聞こえるのよね。
568 : ななしのよっしん :2017/08/16(水) 21:18:47 ID: 5kdCJXO9Jq
自分だけがネット上で特殊な文体使ってることに気付いた
あれ、この書き方も、この書き方も、自分の文体と違う
だんだん文章ってなんだっけ、ってゲシュタルト崩壊してきた
569 : ななしのよっしん :2017/09/19(火) 07:51:35 ID: dU6/IowoUr
>>566
それは単に駄な事をしてるからなんじゃないのか
570 : ななしのよっしん :2017/10/03(火) 03:31:34 ID: mclMNQy0nv
トップにあるデカフォントの羅列だと自分は数秒で崩壊が発生するな
コレは意識的に部分認識の方に注意が向いているという事だろうか?
571 : ななしのよっしん :2017/10/23(月) 10:47:22 ID: DdLRngyfhQ
まず少女革命ウテナの「絶対運命黙示録」を何度か聞く
その後、歌詞を文章として見る
すると音として聞いていた時はわかっていた歌詞が逆にわからなくなるのである
とくにもくしくしもしもくくもしもしくしくものところ
572 : ななしのよっしん :2018/01/05(金) 22:45:06 ID: YGKK9pPuwy
トリビアVTRシュールで好きで未だに覚えてるわ
573 : ななしのよっしん :2018/02/19(月) 20:56:11 ID: /4PY319Jqf
圏の人だとABCとかのラテン文字ではゲシュタルト崩壊は起きない(起きにくい)らしいね
かわりに単が分からなくなる模様
name」とかを見続けてるとエヌエーエムイーって何だ?って具合になるらしい
574 : 名無しのよっしん :2018/03/05(月) 15:53:26 ID: H+g4lL3zV8
>>sm32807345
575 : 名無しのよっしん :2018/03/14(水) 00:22:01 ID: H+g4lL3zV8
>>sm32873399
576 : ななしのよっしん :2018/05/28(月) 04:10:15 ID: enQiA2Ug5l
ゲシュタルト崩壊」が有名になって逆に心理学の「ゲシュタルト」の概念はあんまり有名じゃないという逆転現
人間が実は物事を部分ではなく総和で認識しているっていうのは当たり前といえば当たり前だけどおもしろいよな

たとえば「(・・)」という文字列があったとき、たち人間は
カッコ/点/三/点/カッコトジ」という個別の要素ではなく
一つの「顔」として認識してしまう
「この部分を軽視して総和を重視する」認識が役に立つこともあれば、致命的な間違いを招くこともある
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