『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』とは、『ドラゴンボール』の劇場版アニメ第6作である。
公開時期は1990年7月7日。
ちなみにこのとき、アニメ本編ではナメック星のドラゴンボール争奪戦の中盤あたりである。
概要
ドラゴンボール劇場版アニメ第6作。
現在発売中の劇場版DVDでは#3になっている。
『ドラゴンボールZ 神と神』公開を記念して、2013年3月15日より公式配信中。また、生放送による上映会も実施。
あらすじ
ある日、一夜にして巨大な樹が地球に生え、また別の地域では樹の根と思われるものが様々な災害を引き起こした。界王様から、それは「神精樹」という星の栄養を根こそぎ吸い取ってしまう樹だという事が知らされる。
神精樹を地球に植えたのはターレスというサイヤ人の生き残りを初めとする、6人組の宇宙のならず者だった。彼らは神精樹の果実を食べることで強大な力を得ることを目的としていた。
神精樹を破壊するために悟空と仲間達はターレス一味と激突する。
見どころ
劇場版オリジナルキャラクターとしてハイヤードラゴンが初登場。
ハイヤードラゴンは後の劇場版でも登場し、そこそこ重要な役所を与えられる竜である。
また、テレビ版にも数回ではあるが登場したことがある。
また設定の都合上、ヤムチャ、天津飯、チャオズが生きている(原作、テレビ版双方、公開時期では死亡中)。
よって青年期の悟空、悟飯、クリリン、ヤムチャ、天津飯、チャオズ、ピッコロと、仲間達が勢揃いする貴重な一作。
あのブロリーを前にして「おめぇ強ぇな」と笑うのがいつもの悟空だが、この作品はシリアスな内容に沿って
容赦の無い戦闘シーンが際立っている。どのくらい容赦が無いかというと1対5でも勝ち越していた戦いに
界王拳を使ってオーバーキル5連荘を繰り広げるくらい。敵の5人が劇中でしたことを思うなら当たり前といえば
当たり前なのだが、対ブロリーとはまた違う壮絶さに満ちているのである。その後の戦闘にもそれは顕著に表れる。
そして何と言っても敵キャラクターのターレスである。詳細は下記。
ターレスについて
本作のボスキャラであるターレスだが、外見が悟空とそっくりという事もあり、公開前からどういう人物なのか注目されていた。悟空と同じ顔でそれでいてワイルドな性格は、バーダックに通じるものがある。現在でも劇場版ゲストキャラクターとしては、ブロリーに次ぐ知名度を持っているなど人気が高い。
なお悟空との関係性はネタバレにつき、一応反転。
劇中の本人曰く「サイヤ人の下級戦士は、外見のタイプが少ないから、似ているのも無理はない」という事で、似てはいるものの血縁はない。
劇場版を見たことのない、もしくは比較的最近のドラゴンボールファンには彼と悟空の関係性を知らない人もいる。
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