フランツ・ベッケンバウアー(Franz Anton Beckenbauer, 1945年9月11日 - 2024年1月7日)とは、ドイツのサッカー選手、サッカー指導者である。
通称は皇帝(独:Der Kaiser)。サッカー史にその名を残す名選手。
概要
リベロという戦術、ポジションを確立したことで知られるディフェンダー。選手として監督としてワールドカップを制覇している。
1964年にバイエルン・ミュンヘンでプロとしてのキャリアをスタート。1972年からのブンデスリーガ3連覇、チャンピオンズリーグ3連覇に貢献し、ブンデスリーガの黄金時代を築き上げた。1983年にアメリカのニューヨーク・コスモスで引退。
西ドイツ代表には1965年に初選出。1966年、1970年、1974年のワールドカップに出場し、1974年の西ドイツ大会では優勝している。1972年ヨーロッパ選手権でも優勝。
「強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ。」
1974年のワールドカップ優勝時にはこの有名な名言を残している。
この大会では、ヨハン・クライフを擁するオランダが華麗かつ革新的なサッカーで旋風を巻き起こしており、そのオランダを手堅いサッカーで破り優勝した西ドイツには、今で言えば「空気読め」的な批判があった。ベッケンバウアーの発言は、そうした批判に対する反論である。
引退後
1984年から西ドイツ代表の監督に就任。1986年ワールドカップでは準優勝、1990年ワールドカップでは優勝を果たす。
1994年にバイエルン・ミュンヘンの会長に就任、2009年まで務めた。
2006年のドイツワールドカップでは組織委員会会長を務めた。
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