概要
1923年9月1日開業。当駅は、自駅だけを管理する直営駅である。
在来線ホームは地上駅で、島式ホーム2面4線が設けられている。通常、上り列車は1番線、下り列車は4番線に停車し、2番線と3番線は臨時ホームとして機能する。また、1番線および2番線は新幹線の高架下にある。
新幹線ホームは高架駅で、通過線を挟んで相対式ホーム2面2線が設けられている。豪雪地帯にあるので、当然、屋根で覆われている。なお、11番線ホームが下り新潟方面、12番線ホームが上り東京方面である。
当駅の駅機能は2階にある。新幹線改札口には自動改札機が設けられており、モバイルSuicaが使える。だが、悲しいことに、在来線でSuicaを始めとしたICカードを使うことはできない。
駅から東に向かって少し歩くと、国際大学や新潟県立国際情報高等学校などが見えてくる。逆に、西に向かって少し歩くと、「浦佐毘沙門堂」の別名で知られる「普光寺」が見えてくる。
政治駅疑惑
当駅の付近には魚沼地方の中心的駅である六日町駅や小出駅があり、上越新幹線が開業する以前は、浦佐駅には特急列車が停車しない地方の一ローカル駅であった。そのような駅に、突然新幹線が乗り入れることになったため、浦佐駅は田中角栄元首相の政治的意図があったのではないかと噂されている。なお、浦佐地区は田中の選挙区であった。
しかし、六日町駅は越後湯沢駅との距離が近すぎる点や、小出駅には新幹線を通すための十分なスペースが無いこと、越後湯沢駅と長岡駅の中間に当駅があることなど、沿線の地理条件により当駅に新幹線が乗り入れるようになった、と考えることもできる。
だが、政治的な背景を疑う声は今なお根強い。ときに、当駅は、「いらない駅」と評されることがある。
隣の駅
路線名 | 隣の駅(上り) | 当駅 | 隣の駅(下り) |
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■上越新幹線 | 越後湯沢駅 | 浦佐駅 | 長岡駅 |
■上越線 | 五日町駅 | 浦佐駅 | 八色駅 |
関連項目
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