若駒ステークス(わかごま-)とは、JRA(日本中央競馬会)が開催する、京都競馬場の3歳馬限定の芝2000mのリステッド競走である。
概要
1985年創設。創設時は「ジュニアステークス」という名称だったが、1989年から「若駒ステークス」にレース名が改称された。2019年からリステッド競走に指定され現在に至る。
皐月賞トライアルに向けた前哨戦であり、1月開催の京都競馬場・芝2000mという条件は創設時から一貫しているが、一度だけ1989年に2月に京都・芝2200mで開催されたことがある。
重賞レースではないがこのレースからは活躍馬が多く出ている。
勝ち馬には無敗の三冠馬ディープインパクト、無敗の二冠馬トウカイテイオーがおり、他にハクタイセイ、アンライバルド、ヒルノダムール、マカヒキがのちにG1を勝利している。
他に複勝圏内からはアドマイヤジュピタ、ルーラーシップがのちにG1を勝利している。G1馬ではないが複勝圏内にはナイスネイチャもいた。あと勝ち馬に新種のサラブレッドことモノポライザーもいる。
特に2005年、後に三冠馬になるディープインパクトが直線で凄まじい末脚を見せて圧勝したレースが有名。他に2007年、モチが粘りに粘って勝ったレースで有名でもある。
2002年から2006年まで武豊が5連勝の記録を持っている。6連勝をハナ差で阻止したのが上記のモチ。
3月に阪神競馬場で開催される皐月賞トライアルのリステッド競走・若葉ステークスとは、名前が紛らわしく創設年も同じで距離も同じ芝2000mだが別のレース。両方を勝った馬にはトウカイテイオー、フサイチジャンク、アダムバローズ、ヴェロックスがいる。
歴代優勝馬
- 1985~1988年 「ジュニアステークス」として設立
- 1989~ レース名を「若駒ステークス」に変更
- 1994年 京都競馬場の改修工事により阪神競馬場で施行
- 1998年 この年のみ芝2200mで施行
- 2019年 国際競走及びリステッド競走に指定
- 2021年 新型コロナウイルスの影響により無観客で開催
- 2021~2023年 京都競馬場の改修工事により中京競馬場で施行
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関連項目
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