- プロ野球選手一覧 > 釜元豪
釜元豪(かまもと ごう、1993年9月3日-)とは、長崎県出身の元プロ野球選手(外野手)である。現在は福岡ソフトバンクホークスのコーチを務める。
概要
福岡ソフトバンクホークス #015 四軍外野守備走塁コーチ |
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釜元豪 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 長崎県諫早市 |
生年月日 | 1993年9月3日 |
身長 体重 |
180cm 81kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 外野手 |
プロ入り | 2011年育成ドラフト1位 |
引退 | 2023年 |
経歴 | |
選手歴 コーチ歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
小学校2年からソフトボールを始め、森山中学に進んでから野球に転向。西陵高校では1年からレギュラー入りし、3年夏時は後にホークスで同僚となる波佐見高校の松田遼馬と対戦し2本のタイムリーを放つなどして勝利。チームを過去最高となる県ベスト4まで導くが、準決勝で永江恭平を擁する海星高校に敗れ、甲子園出場はなかった。
2011年のドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスから育成1位指名を受けて入団。もともとホークス志望を表明していたが、本ドラフトでは指名されず一度は報道陣に「大学に行く」と表明した直後の育成指名だった。背番号は122。ちなみに長崎出身の選手で県立普通高校からのプロ入りは釜元が初らしい。
ソフトバンク時代
2012年(1年目)から三軍で3割を超える打率を残し、2013年(2年目)には二軍で規定未到達ながら打率3割をマーク。2014年(3年目)にはフレッシュオールスターに出場して2安打と活躍するなど順調に結果を残し、4年目となった2015年シーズン、登録期限ギリギリの7月31日に支配下登録された。背番号は60。
2016年、9月14日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で一軍初出場。二軍では中堅手のレギュラーとして114試合に出場、23盗塁でウエスタン・リーグ盗塁王を獲得した。
2017年は2年連続でウエスタン・リーグ盗塁王に輝くが、チームの外野の層が厚いこともあって一軍での出場は2試合に留まる。2018年もやはり一軍ではシーズン終盤にお試しで6試合出場しただけだった。2018年シーズン中に高校時代の同級生と結婚。オフに工藤監督から体重増を命じられる。
2019年は中村晃らの離脱もあって初めて開幕一軍入り。さらにジュリスベル・グラシアルと柳田悠岐が離脱したため、4月6日の千葉ロッテマリーンズ戦で9番・左翼手でプロ初スタメンしプロ初安打。翌日には東條大樹からプロ初本塁打を放った。4月19日の埼玉西武ライオンズ戦で左太ももを痛めてから一時調子を崩したが、5月14日の西武戦からレギュラーを再奪取し、6月4日の中日ドラゴンズ戦では初回先頭打者本塁打を含む1試合2本塁打を放ってお立ち台に上がった。しかし中旬に上林誠知が復帰すると控えに回り守備固めや代走としての起用になり、それ以降はたまのスタメンでも目立った結果が出ず、8月半ばに二軍落ち。シーズン終盤には菊池病(壊死性リンパ節炎)を患い戦線離脱してシーズンを終えた。86試合に出場し打率.220、4本塁打、11盗塁。
2020年は開幕後間もなくの7月頭に長谷川勇也の離脱で一軍昇格したが、中村晃の復帰ですぐに二軍落ち。9月下旬に不振の上林誠知に替わって一軍昇格すると、主に代走・守備要員として起用された。32試合の出場で打率.192に終わる。
2021年は二軍で打率.213と結果が出ず、一軍昇格は9月半ばで18試合の出場に留まった。シーズン最後の2試合でスタメン起用され最終戦で猛打賞を放ったが、その翌日に戦力外通告を受ける。
楽天時代
2021年12月9日に東北楽天ゴールデンイーグルスと育成選手として契約した。背番号は122。
2022年は二軍で96試合に出場し、打率.259、1本塁打、26打点だった。支配下選手登録されることがないまま戦力外通告を受けた。
引退後
2023年は福岡ソフトバンクホークスの野球振興部スタッフに就任した。
2024年からはソフトバンクの四軍外野守備走塁コーチを務める。背番号は015。
プレースタイル・人物
二軍では2年連続盗塁王(2016年-2017年)の俊足とパンチ力を兼ね備えた、身体能力に優れた外野手。ただ二軍では盗塁死も多く、成功率はあまり高くない(2021年までで二軍通算123盗塁、62盗塁死で成功率.665)。
中村晃を師と仰いでおり、一緒に自主トレを行っている。ソフトバンクでの背番号60は中村がプロ入り時につけていた番号。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
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ソフトバンク | パシフィック・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#194 | 17858 |
成績
年度別打撃成績
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
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2016年 | ソフトバンク | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 |
2017年 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | |
2018年 | 6 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 | |
2019年 | 86 | 189 | 173 | 18 | 38 | 2 | 1 | 4 | 11 | 11 | 4 | 0 | 12 | 0 | 56 | 2 | .220 | .270 | |
2020年 | 32 | 29 | 26 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 10 | 1 | .192 | .276 | |
2021年 | 18 | 10 | 10 | 6 | 5 | 1 | 0 | 1 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .500 | .500 | |
NPB:6年 | 145 | 235 | 216 | 29 | 48 | 3 | 1 | 5 | 16 | 16 | 4 | 0 | 15 | 0 | 70 | 3 | .222 | .273 |
年度別守備成績
年度 | 球団 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
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2016年 | ソフトバンク | 外野手 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
2017年 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | ||
2018年 | 6 | 8 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | ||
2019年 | 78 | 77 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | ||
2020年 | 28 | 15 | 1 | 1 | 0 | .941 | ||
2021年 | 14 | 10 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | ||
通算 | 外野手 | 129 | 114 | 4 | 1 | 0 | .992 |
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