風間新太郎とは、龍が如くシリーズの登場人物である。声優は渡哲也。
概要
東城会直系風間組組長。天才的な腕を持つヒットマンながら、義理人情にあふれており、孤児の養護施設「ヒマワリ」を私財で創設。桐生一馬にとって憧れの人物である。
「龍が如く0 誓いの場所」では43歳。風間組で開帳した賭場が何者かの手引きで警察に摘発されたことで刑務所に収監された。後釜争いが起きることを想定し、日侠連総裁の世良勝を東城会の跡目にするため、カラの一坪で事件に巻き込まれうるマキムラマコトを世良に守らせる、カラの一坪の一件で渡世の親である堂島宗平を転落させるために桐生と立華を利用するなど暗躍した。全てが解決した後は桐生から堂島組に復帰することを聞かされ、出所後に堂島組に復帰した。
「龍が如く」「龍が如く極」では1993年(48歳)に中国マフィア「蛇華」に囚われた桐生を救うために足を負傷。これ以降松葉杖を付きながら歩くようになった。堂島組の中で力を付けていく桐生に期待を寄せていたが、錦山彰が澤村由美を襲ったという理由で組長の宗平を殺害してしまい、桐生が罪を被って刑務所に入る。事件のショックで記憶を無くした由美の様子から宗平を殺した真犯人は錦山であると察した。東城会に出入りしていた神宮京平と由美が恋仲になったことで裏社会と縁を切れるかもしれないと傍観していたが、権力に取り付かれた神宮が由美とその娘の澤村遥に刺客を向ける。昔のよしみで世良が神宮に手を貸してしまったことを知り、遥をヒマワリに預け、由美は整形手術で美月に変身させた。跡目争いによって死期を悟った世良から「極道の未来を託せる人間の名を書いて欲しい」と名前が空白の遺言状を託され、桐生一馬の名を綴った。
2005年12月(60歳)に桐生が出所し、由美のことを話そうとしたが、錦山の陰謀で襲撃を受けて重傷を負う。寺田行雄に連れられて芝浦の埠頭で桐生と再会し全てを話すが、嶋野太の襲撃を受ける。嶋野が遥に手榴弾を投げ、それを庇って致命傷を負う。桐生に世良の遺言状を託し、「両親を殺したのは俺で、ヒマワリは自分が殺した両親の子供を養う施設だった」と言い残して死亡した。
桐生は育ててもらった恩から恨むことはなかったが、「知らない方がよかった真実だった」と狭山薫に打ち明けている。
「龍が如く2」「龍が如く極2」では回想で登場。1980年(35歳)に堂島宗平に命じられ、東城会の勢力拡大と海外組織清掃のため、韓国マフィア「真拳派」を嶋野と共に襲撃しているが、若い構成員2名(寺田と倉橋渉)を逃がしている。ボスにも和解を持ちかけたが、風間が襲われると思い込んだ少年の桐生が突如現れ、桐生に銃を向けられたためやむを得ずボスを銃で殺害。結果的に真拳派は壊滅した。
「龍が如く3」では似た男が現れるが、風間譲二という弟で別人である。
外伝
「龍が如く 維新!」では土佐藩参政「吉田東洋」として登場。土佐において最も規律に厳しい男とされるが、土佐藩の犠牲で親を失った子供たちの面倒を見ている。坂本龍馬、武市半平太もその一人である。土佐の姿勢に疑問を持ち、武市に「土佐勤王党」を設立させ、高知城でクーデターを仕掛けると龍馬、武市に打ち明けるが、突如現れた覆面の男に斬られ、龍馬に土佐の未来を託して死亡した。
龍馬は吉田東洋殺害の濡れ衣を着せられたことで脱藩する。
関連動画
関連項目
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