荒川真澄とは、龍が如くシリーズの登場人物である。声優はONLINEでは堀内賢雄、「7」「8」では中井貴一。
概要
狙った敵を地の果てまで追いかけることで「殺しの荒川」の異名をとる。冷徹に見えて仁義に厚い一面を持ち、春日の窮地に駆け付け、指を捨ててまで救ったことがある。春日に尊敬を受けるようになり、事務所に何日も立たれて拒んでいたが、100日目に盃を交わしている。
かつては流れの旅役者一座の家に生まれ女形をやっていたが、座長を殺され一座は解散したことで流れ者となり、極道に身を寄せることになった。
氷川興産組長から自身の縁談話を持ち上げられていたが、すでに茜という交際していた女性がいて、身ごもっていた。組長からは袋叩きにされ、茜と身ごもった赤ん坊を殺せと命じられると逃げ出した。赤ん坊は茜によってコインロッカーの中に入れられたが、茜は殺された。構成員を倒した上でコインロッカーにかけつけ赤ん坊を救出したが、同時期に沢城丈がその隣に同じく赤ん坊をコインロッカーに入れていたため、本当の実子は桃源郷店長・春日次郎に救出された。
死体処理に使われる異人町に通うようになり、父を殺した犯人を捜していたが、そうしているうちに横浜星龍会の会長、星野龍平にたどり着き、「平安樓への招待状」を通じて初対面する。当初は殺そうとしていたが、父を殺したことによる懺悔と偽札の件を知ることになった。自分の招待に応じたことで星野に対する殺意をなくしていき、星野が「復讐するんじゃねえのか」と問うと、「あんたがふてぶてしく招待を無視してくれりゃあ、背中を撃てたのにな」と伝えて後にした。
沢城が蓮岡組の若頭を殺害し(本当の犯人は荒川真斗)、春日に身代わりを依頼し破門扱いとしたことで抗争を避け、春日は17年間牢屋に入ることになる。
東京都知事の青木遼。しかしその正体は真澄の息子・荒川真斗で、神室町3K作戦で東城会を追放するため、内部情報を流すように脅しをかけられて悩んでいた。若い奴の考えることは若い者に相談するべきと考え、その件を東城会会長6代目の堂島大吾の耳に入れ、大吾に東城会と近江連合の同時解散を実現するために、欲深い裏切り者を演じることを依頼される。東城会の情報を真斗と警察関係者に漏らし、自身は近江連合に移籍して若頭代行となり、神室町に近江連合を引き入れ、近江連合の力を半減させることに成功する。しかし刑期を終えて出所した春日と再会し、裏切り者を演じている最中だったため銃で殺さないように撃つことになってしまい、春日を異人町に捨てさせた。
渡瀬勝の出所前日に大吾、真島吾朗、冴島大河と共に真実を話す。翌日渡瀬が出所して出迎え、近江連合・東城会の同時解散を宣言されると反発してきた近江連合の幹部を蹴散らし、これまで生き残ってきた春日を労った。
平安樓で星野会長と20年ぶりに再会し初めて北京ダックを食した帰り、近江連合の石尾田の報復に遭ったが、一緒に行動し荒川真斗の息がかかっていた天童陽介に射殺された。
「龍が如く8」では氷川興産時代の若い頃が描かれる。氷川興産の組長によって娘の氷川百合子との縁談が持ちかけられたが、茜が氷川興産に依頼された殺し屋に追われる身となり、これに激高して氷川興産の構成員を襲撃。組長に銃を向けながら詰問し、殺し屋に任務中止の連絡をとらせようとしたが、組長は連絡をとることは一切なく、嘲笑いながら絶命した。後にハワイで茜らしき人物が暮らしていると聞き、沢城丈をハワイに行かせたが、茜本人から沢城に「死んでいたことにして欲しい」と頼まれ、沢城から氷川興産の刺客によって殺されていたと告げられた。
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関連項目
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