Flash11.1葬儀会場とは、Flash Player 11.1と11.2β(当時。現在は正式版。)との落差を表す表現である。
概要
Flash Player 11.2において、マルチスレッドビデオデコード機能が追加された。読んで字のごとく、ビデオのデコード処理を完全にマルチスレッドで処理するようになった。処理の最適化もなされており、ある環境ではコマ落ちを50%も低減できるようになったと公表している。「FlashPlayer11.2の敵ではない」というタグがつけられるように、その効果は絶大のようである。
その一方で本来なら十分な性能があるはずのPCでさえもFlash Player 11.1だとコマ落ちが発生しカクカクになるという結果に終わる。こういった状況であるため、現行最新版のFlash Player 11.1がまるで残念な代物かのように見える形になってしまった。逆にFlash Player 11.2の方がベンチマーク殺しであるだけなのかもしれない。
ただしこれはニコニコベンチマークでの話であり、普通のPCで普通の高画質動画を視聴する程度なら問題となるものではない。よい子のみんなはお行儀良くFlash Player 11.2が公表されるのを待ちましょう。
NEW!! 公表されました!けどその実力やいかに。
それもつかの間…
当記事の掲示板にてRC1だとカクつくようになったという話が浮上した。 …Flash11.2RC1葬儀会場?
詳しくはこの記事の>>5参照。
アップデートして/されてしまった場合は諦めて安定板である11.1に戻しましょう正式版の11.2を入れましょう。そうでなくとも2012年2月15日に発見された脆弱性が11.2βには残っているわけだし…
正式版きた!
これで勝つる!…と思ってたのだがやっぱりRC1と同様の傾向が見られるようだ。
重い動画だと、ゆっくりヌルヌル→数秒ごとに同期して動画が飛ぶ→またゆっくりヌルヌル→…の繰り返しになるようで、コマ落ちをある程度固めただけのようである。再生し始めてから数秒はヌルヌルしているのでコマ落ちを見つけづらくなっており、コマ落ちがあるかどうかは時々動画が飛ぶかどうかで判断することになる。
またこの状態になっていると再生を停止しても再生時間に追いつくまでは動画が動くため、しばしば止めても動くタグもつけられる。
関連動画
関連項目
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