INDETERMINATE UNIVERSEとは、ゆうゆ feat.ケムリクサによる楽曲で、テレビアニメ『ケムリクサ』のエンディングテーマ曲である。
概要
タイトルの「INDETERMINATE UNIVERSE」の「indeterminate」は「不確定」「未確定」などの意味(その他の意味については「indeterminate」の記事を参照)。また、姉妹たちが「決意の中(in determinate)」進んでいく、というような意味も込めているとのこと。「universe」は「宇宙」「世界」を指す。
作詞・作曲・編曲は、ニコニコ動画ではVOCALOIDを用いた楽曲を制作/発表する動画投稿者「ゆうゆP」としても知られるクリエイター「ゆうゆ」。
ボーカルについては、「ゆうゆP」の経歴やその声質から、VOCALOID「初音ミク」によるものではないかと「ケムリクサ」の視聴者達からは推測されている。ただしクレジットはあくまで「ゆうゆ feat.ケムリクサ」とされている。
「iTunes」「mora」「Amazon」「アニメロミックス」「Google Play Music」といった各種音楽配信サイトにて、2019年2月20日から配信が開始された。
収録CDは2019年3月20日発売で、通常版の他に「ケムリクサ.ver」「Instrumental」も収録されている。「ケムリクサ.ver」とはキャストによるカバーバージョンであり、「りん(声優:小松未可子)」、「りつ(声優:清都ありさ)」、「りな(声優:鷲見友美ジェナ)」のキャラクター3名が歌っている。またCDには、2019年7月20日に開催されるイベント「『ケムリクサ』スペシャルイベント」の最速優先申込券(昼の部)が封入された。
また、2019年8月21日発売のサウンドトラックCD「TVアニメ「ケムリクサ」ミュージックコレクションアルバム」にも複数のバージョンが収録。12話バージョン(「作中にて」の節で後述)、りん・りつ・りなの各ソロバージョン、りく・りょう・りょくの裏姉妹バージョンである。
作中にて
『ケムリクサ』第1話では最終シーンで本曲のイントロのみが短く使用されたのみで、また第2話でも別の楽曲「KEMURIKUSA」がエンディングテーマ曲として使用された。そのため、エンディングテーマ曲として本曲がしっかりと流れたのは第3話が最初となった。ちなみに「KEMURIKUSA」は第3話からはオープニングテーマ曲として使用された。
本曲が流れるエンディング映像では、建設機械「バケットホイールエクスカベーター」等の様々なものを寄せ集めたようなオブジェクトが背景で回転している手前で、登場キャラクターであるりょう・りく・りつ・りん・りな・りょくの6名のシルエットが映し出されている。そのシルエットのいくつかは砕けたり複数に分かれたりしていくが、これは本編開始までの間にこれら6名のキャラクターに起きた出来事を示しているものと思われる。その他にも、シルエットから上に伸びる「線」のうちりつのものが途中で細くなってしまっていたり、わかばのシルエットが現れたタイミングでいつしか止まっていた背景オブジェクトが再び動き出すなど、象徴的な演出が多い。
第11話ではそれまでの回と異なる特殊なED映像が使用された。この特殊EDで、通常EDには無かった導入部に使用されているメロディは「INDETERMINATE UNIVERSE」フルバージョンでの間奏部分である。つまり本来間奏に入るメロディをイントロに移動した、第11話専用の特別バージョンと思われる。
さらに、続く第12話のEDも特別なものとなり、本曲は「通常バージョンから始まりつつ、途中から上記のりつ・りん・りなによる「ケムリクサ.ver」に切り替わる」という、こちらも第12話専用の特別バージョンとなっていた。
関連動画
関連コミュニティ・チャンネル
関連項目
- ゆうゆP
- ケムリクサ
- アニメソングの一覧
- KEMURIKUSA - OPテーマ
- ケムリクサED万能説
- りん(ケムリクサ) / 小松未可子
- りつ(ケムリクサ) / 清都ありさ
- りな(ケムリクサ) / 鷲見友美ジェナ
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