Softbank Airとは、Softbankが提供しているWifiサービスである。
概要
工事不要、電源に挿すだけで使える高速Wifi(有線でWifi環境のないPCにも使える)、というのが売りの基本月額5,368円のサービスである。
高さ22cm、横10cm、奥行10cm、と牛乳パック程度サイズのAirターミナルという端末を電源に挿すだけで使える。
「ソフトバンクエア」(Softbank Air)という名称で2014年からホームルーター事業に参入。サービス開始当初から登録した使用地以外での通信は不可能なところは変わりない。
登場当初のホームルーター(ソフトバンクでは「Airターミナル」と呼ぶ)は2.5GHz帯にのみ対応していなかったため提供可能エリアが非常に狭かったが、現行機種では5G通信に加えソフトバンク主力の2.1GHz帯に対応しているので少しはマシになった。流石に900MHzのプラチナバンドは使わせてくれないか…。
Airターミナルの形状は初代はウサギのように大型のアンテナが2本飛び出して非常に目立ったが、2代目からは白いタワー状になり、本体の底に「おうちの電話」という固定電話番号を付与してもらえるソフトバンクの回線を使用した電話のアダプターをドッキングすることが可能。
通信最大速度
※上りは公式未発表。
機種 | 下り |
Airターミナル1 | 110Mbps |
Airターミナル2 | 261Mbps |
Airターミナル3 | 350Mbps |
Airターミナル4 | 962Mbps |
Airターミナル4Next | 612Mbps |
Airターミナル5 | 2.1Gbps |
プラン(2021年9月現在) 税込表示。期間限定割引等は除外する。
2021年9月の新プラン発表で年間縛りが廃止された。4G/5G共通の料金体系で、月額5368円。しかし端末代金の分割が基本3年間なので事実上3年縛りであることは相変わらず。4G端末(4Nextまで)のみ月額539円でレンタル可能。
携帯電話とのセット割引
ソフトバンク・ワイモバイルの携帯電話の場合、「おうち割」という割引を適用出来、ソフトバンクでは毎月1100円、ワイモバイルでは1188円を割り引く。
LINEMO・LINEモバイルは割引対象外。
通信規制ルール
ソフトバンクは表向きには「総量規制無し」を謳っている。ならばガンガン使えるかというと世の中そんなに甘くない。利用の集中する時間帯をガッツリ、それどころかネットの口コミ(Twitterや価格.com等)がひどいことで有名で、あまり混雑しない早朝ですら数Mbpsしか出ないという報告が多い。通信の多いゴールデンタイムは地獄で、運が良ければ1Mbps出るか出ないかと言われる。そのため、口コミまとめサイト等では「危険」だとか「契約してはいけない」、「後悔した」などのワードが飛び交うほどである。
関連項目
ソフトバンク
Softbank
Wifi
固定代替
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