基礎データ
- 面積……683.86km²
- 総人口……70,731人(推計人口、2024年1月1日)
- 人口密度……103人/km²
- 隣接自治体……上天草市、天草郡苓北町 、(以下海上を隔てて) 長崎県南島原市、鹿児島県出水郡長島町
- 市の木……あこうの木
- 市の花……はまぼう
- 市の鳥……かもめ
- 市の魚 ……鯛
概要
大小さまざまな島が織り成す美しい景観に恵まれた、全国の離島自治体の中で最も人口が多いまち。
2006年(平成18年)3月27日に本渡市、牛深市、天草郡有明町、御所浦町、倉岳町、栖本町、新和町、五和町、天草町、河浦町が合併して発足した。
安土桃山時代には日本におけるキリスト教布教の中心地であった。16世紀に海を渡りこの島に辿り着いたキリスト教や南蛮文化に関連する建物や文化が今も色濃く残る。
昭和の前半までは天草諸島と九州本土を行き来する交通手段はフェリーしかなく、時間も費用も掛かった。この状況を嘆いた龍ヶ岳町(現在の上天草市)の町長をはじめとした有志の活動により、熊本県の宇土半島から、天草諸島の大矢野島、永浦島、大池島、池島、前島を経て、天草上島に位置する松島地区へと至る「天草パールライン」が1966年(昭和41年)9月24日に開通した。当初は有料道路だったが、開通により天草への観光客が急増し、モータリゼーションの進展なども含めた交通量の増大により、9年後の1975年(昭和50年)8月10日をもって無料化された。「日本の道100選」にも選定されている。
海岸線が入り組んだリアス式海岸になっており、ウニやフグ、車海老などの養殖が盛ん。
市周辺では焼き物の材料となる土や陶石がよくとれるため江戸時代から焼き物がよく作られていた。天草陶石という陶石は有田焼や波佐見焼などにも使われている。
ウミガメの産卵の観察や遭遇率90%以上を謳うイルカウオッチング、シュノーケリングなど海のアクティビティが多彩。
豊富な海の幸で彩られた海鮮料理や日本最大級の地鶏「天草大王」を使った鶏料理などが食べられる。
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関連項目
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