阿蘇市単語

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阿蘇市とは、熊本県東北部にある市である。

概要

基本情報
阿蘇市あそし
国	日本
地方	九州地方
市役所所在地	熊本県阿蘇市一の宮町宮地504番地の1
市町村コード	43214-8
面積	376.30km²（境界未定部分あり）
総人口	23,808人（推計人口、2024 年2月1日）
人口密度	63.3人/km²
隣接自治体	熊本県菊池市、菊池郡大津町、阿蘇郡南小国町、高森町、南阿蘇村、産山村大分県竹田市、日田市
市の木	ミヤマキリシマ（ツツジ）
市の花	リンドウ
市の鳥	キジ
行政区画テンプレート

阿蘇地域の中央に位置する「緑いきづく火の神の里」。

2005年 2月11日、阿蘇町・一の宮町・波野村が新設合併・市制施行して誕生した。

阿蘇山の噴火で形成されたカルデラの北半分にあり、市の大部分が阿蘇くじゅう国立公園にある。

九州の南北、東西交流の拠点で、県内でも最大の観光入り込みを誇る観光都市。

たびたび生きた火山である阿蘇山の脅威にさらされている。

世界最大級のカルデラに、草千里ヶ浜、大観峰、米塚などダイナミックな風景が広がり、九州の北海道とも言われる。

あちこちで湧き水が湧き出ており、水汲み場も多く、生活に湧き水が根付いている。

良質で豊富な湯量を誇る温泉地でもあり、内牧温泉や垂玉温泉などがある。

主な産業は農業で、あか牛や高菜漬け、あかど漬け、こしひかり、トマト、イチゴ、アスパラガス、リンドウなどが名産品。

かずら細工という、かずらという植物を編んでつくる工芸品が代表的な伝統工芸品。

阿蘇神社……全国に約500社ある阿蘇神社の総本社。2000年以上の歴史を持つ。楼門など、6つの建造物が重要文化財。
阿蘇中岳……阿蘇山の真ん中あたりにある生きた火山。第一火口では溜まった雨水が沸騰した湯だまりが見られる。
大観峰……阿蘇北外輪山の最高峰であり、阿蘇市や阿蘇五岳を一望できる展望スポット。
草千里ヶ浜……鳥帽子岳の麓に広がる直径約1kmの草原。国の名勝および天然記念物に指定されている。各所に存在する池や放牧された馬により、自然本来の落ち着きや風情が楽しめる。
米塚……吹きあがったマグマの内容物であるスコリアという黒い軽石が降り積もってできた高さ80mの円錐台形の小さな山。春から秋にかけて見られる緑一色の姿が美しい。