『グル美』とは、「歌ってみた」ジャンル、とりわけ「ボカロオリジナルを歌ってみた」で活躍する歌い手。女性ボーカル。
曲のイメージを膨らませる図抜けた歌唱力と表現力、選曲の渋さ(発掘能力とも言えようか)に定評がある。
「グル美の歌でボカロの原曲を知った」というひとも、少なからずいる。
また視聴者からのリクエストによく応じてくれるほうである。良曲であればさほどメジャーな曲でなくても歌ってくれる傾向にある。
「遅れてきた女帝」(おくれてきたじょてい)、「晩酌の歌姫」(ばんしゃくのうたひめ)の称号をもつ。
初投稿は2008年2月8日。NEKOMATAPのオリジナル曲『BELIEVE』のショート版投稿。ショートであったのは投稿試験をかねてのものであり、8日後にはフル版をアップしている。この頃から既に、現在に連なる「歌の世界観の表現能力」がいかんなく発揮されているが、注目されているとは言い難かった。
彼女が大きく注目されだすのは、小林オニキスPの『アンチェインド・メモリー』を歌ってからである。原曲自体が『昭和歌謡』を意識している曲であり、「歌ってみた」歌い手もおりおっさん人気も高かったが、『ザ・ベストテン』、『歌のトップテン』、『カックラキン大放送』、『全員集合!の前半コント終了後』を知る「おっさん」たちの心を満たすだけの歌い手は、なかなか現れなかった。(「歌ってみた」ジャンルの主力世代が平成生まれか、昭和生まれであっても歌謡曲番組壊滅時代に生まれた人々であることを考えれば、これは無理からぬことである。)
そこに登場したのが彼女であった。昭和の本格歌手を思わせる堂々とした歌い方に、「歌は3分間のドラマ」という名言を思い出すものも多かった。
その後も『黄昏サーカス』、『創夜(a cappella)』、『はなむけ』、初めての視聴者リクエストの『lemonade(れもねーど)』等を歌い上げた。そして現在までのグル美の投稿の中で最大(08年8月現在)のヒットとなる、ナモナキP作曲の『トゥ★ナイト』が 4月9日に投稿された。原曲のMEIKO版『トゥ★ナイト』は08年1月15日に発表され、カラオケ音源まで配布されていたものの、MEIKO自体の注目度も低い時期であり、完成度の高さに見合わない再生数の、不遇な時期が続いていた。歌う上でも難度の高い歌であったため、――挑戦した人はいたのであろうが――ニコニコ動画への投稿はグル美のものが08年8月現在、唯一である。しかし、彼女はこの難しいアダルティーな曲を見事歌い上げた。
『lemonade(れもねーど)』においては10代の切ない失恋を、『トゥ★ナイト』『夜明けの子猫』においては大人の恋を、あるいは『一部始終』においては、壊れゆく愛を見つめる女、という風に、それぞれの曲にあわせた『歌というドラマ』を演じきれる、貴重な歌い手である。 今後の活躍に期待がかかる。
2010年4月のボーマス13(VOC@LOID M@STER13)では「ボカロ曲歌ってみた限定」から、他の歌い手らと共にコミュニティCD『StarrySky』を頒布。
彼女自身はNem氏のGUMIオリジナル曲(氏のVOCALOID処女作でもある)『宵闇のアウグスティン』で参加している。
一曲一曲に「こぼれ話」的なコメントが書かれている。「歌好き」の横顔見えるだろうか?
加入は直接問い合わせで。
今回は、まちす氏の初音ミクオリジナル曲『Lovers Discord』を歌う。右は原曲。
以下、代表的なものを挙げる。
「三次創作」ともいうべき作品。第三者によるMIXとメドレー動画。
ニコニコ動画では歌い手と活躍する一方で、ニコニコ生放送ではマリオカートwiiの配信を行っている。マリオカート配信者のなかでは珍しいハンドラー(使用コントローラーがwiiリモコン)である。自身の使うキャラクターはヨッシーである。マシンの方だが一時期はキャンディを使用していたがリスナーからのアドバイスで現在はマッハバイクを使用中である。
最近誕生日を迎えたせいか、リスナーからはオブァ・・・(おっと誰か来たようだ。
第壱回ニコニコ生放送ハンドル杯の主催を務めた一人でもある。その中で64クッパキャッスルでキラーを使用した際、キラー終了時に火柱に激突するという迷シーンを見せた。
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最終更新:2024/05/03(金) 11:00
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