コイウタ 単語

24件

コイウタ

4.1千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

コイウタとは、

  1. 2003年2月24日に誕生し、歌手前川清が所有していた日本競走馬
  2. 2008年6月4日に発売されたタッキー&の10枚シングル-コイウタ-/PROGRESS
  3. 2015年11月11日に発売された水樹奈々の11枚オリジナルアルバムSMASHING ANTHEMS』に収録されている「コイウタ。」

のことをす。本記事では1について解説する。

1の概要

ラブソング方に

綺羅星にまじれば立たない
私の中にもきはある
その微かなをかき集め
メロディに乗せて歌いましょう

に打たれ熱に焼かれても
胸の高鳴りは消えなかった
その一途で密やかな想いに
リズムを与えて踊りましょう

みんな驚くことでしょう
方も振り向くことでしょう

JRA「名馬の肖像」コイウタexit

コイウタ(Koiuta)とは、2003年生まれの日本の元競走馬・元繁殖牝馬である。

栃栗毛で、現役時は美士厩舎所属であった。
2007年JRA賞最優秀4歳以上に選ばれている。

オーナー九州ローカル番組でブラしてることでおなじみの歌手前川清(名義は前川企画)。

通算成績:21戦5勝[5-2-2-12]
な勝
2006年クイーンカップGⅢ
2007年ヴィクトリアマイルJpnⅠ)

名の由来はオーナー前川清が所属していた歌謡グループ内山田洋とクールファイブの楽曲『唄』に由来する。

フジキセキは大種牡馬*サンデーサイレンスの初年度産駒で、1994年朝日杯3歳ステークスを制して翌年のクラシック戦線の最有されたが、屈腱炎により半ばで引退した「三冠馬」である。種牡馬としても優秀な成績を残し、カネヒキリキンシャサノキセキストレイトガールなど数多くのGIを誕生させている。

ヴァイオレットラブは半重賞3勝のビバインドザマスクがいるが、本は未勝利のまま引退しており、特筆した活躍はしていない。

*ドクターデヴィアス1992年英ダービー勝ちで、同年にジャパンカップに参戦しそのまま日本種牡馬となった(後にイギリスへ買い戻されイタリアで供用)。日本産駒には1998年福島記念を制したオーバーザウォールや1998年桜花賞2着のロンドンブリッジがいる。としては、先述のロンドンブリッジとする2004年優駿牝馬優勝ダイワルシエーロと2018年中京記念を制したグレーターロンドン姉弟のほか、重賞2勝のビッグプラネットGIセクレタリアトSを制したShamdinanがいる。

現役時

2歳時(2005年)

デビュー戦は2005年6月26日で7着に敗れたものの、次走の未勝利戦で初勝利。続くカンナSで連勝を飾ると京王杯2歳Sでもハナ差の3着に入って実を示した。

営は初のGIとして阪神ジュベナイルフィリーズに挑戦。コイウタは3番人気に支持されるも結果はテイエムプリキュアの6着に敗れた。

3歳時(2006年)

年明け初戦の菜の花を快勝し、続くクイーンカップでも一番人気に応え勝利クラシック戦線の有の一頭として名乗りを上げた。

桜花賞で5番人気に推されたコイウタは4コーナーから先頭を狙える好位置につけると、シェルレイアドマイヤキッスとの3頭併せで2番手に浮上。そこからシュエルレイが脱落し、外から追い込んできたキストゥヘヴンが1着でゴールイン。やや遅れたアドマイヤキッスとコイウタもゴール前で逃げアサヒラジングを捉えてそれぞれ2着と3着になった。

その後、コイウタは優駿牝馬に出走し前走の結果が評価されて4番人気となったが、3コーナーで右肩の跛行を発症し競走中止となった。

の休養を経て、復帰初戦に秋華賞に挑戦するも前戦を挟まず+16kgの体増や距離の問題もあり17着と大敗する。その後はオーロカップ2着、クイーン賞13着と勝てないままこの年を終えた。

4歳・5歳時(2007年・2008年)

年が明けても勝ちきれないレースが続くも、ダービー卿チャレンジトロフィーで9番人気ながら2着になって復調の気配を見せると、営は5走ぶりとなるGI級競走のヴィクトリアマイルを選択した。

このレース人気の中心は2冠の猛カワカミプリンセスと、として39年ぶりに宝塚記念を制した頑固者スイープトウショウ、さらにコイウタとは過去3回対戦し全て先着されているアドマイヤキッスであった。これに対し、コイウタは前年のクイーンC以来勝ちはなく、上もGI級競走未勝利で若手の松岡正海であったため12番人気低評価であった。

しかしながら、中団につけていた上位人気を発揮できず、伸びてこない。その傍らで松岡騎手は状態が悪くて避けられていた内側のコースを選択し、荒れていない部分の端を走らせて一気に抜け出すとそのまま1着でゴールイン

これがコイウタ自身だけでなく、松岡騎手調教師馬主前川にとっても初めてのGI級競走制覇となった。なお、レースは12人気→9人気→8人気という大荒れ決着で3連単の払い戻しは約228万円であった。

コイウタ事件

その後、コイウタはアメリカに遠征し、キャッシュコールマイルに出走した。

このレースは重量別定戦で、基本となる負担重量123ポンド(約55.8kg)からGⅠ勝利経験のないは2ポンド、GⅡ勝ちのないは4ポンド、GⅢ勝ちのないは6ポンドの減量を受けられることになっていた。

コイウタはヴィクトリアマイル勝利していたが、同レースは当時、際格付けを拒否されたJpnⅠ競走(際的にはリステッド競走という扱い)であったためGⅠ勝ちにはカウントされず、4ポンド減の119ポンド(約53.9kg)で出走するはずであった。

しかし、これに対し複数のアメリカ調教師から催者にクレームが入った。前年にヴィクトリアマイル優勝して同レースに出走したダンスインザムードGⅠを勝ったと扱われていた(格付け勧告の前であったため)のだから同様の扱いをすべきと訴え、催者もこの言い分を認めた。その結果、レース当日のになってコイウタの負担重量123ポンドに変更されることになった。

結果的にコイウタは最下位の9着に敗れた。

負担重量突然の変更に対し、JRAは同レース催するハリウッドパーク競馬場抗議を行い、翌年のヴィクトリアマイル勝ちが遠征してくる際には事前に格付けの確認を行うことを取り決めた(実際には2008年ヴィクトリアマイル勝ちエイジアンウインズは遠征しなかった)。

帰国後

後は放牧に出された。その後のレースでは立った活躍はできず、2008年東京新聞杯を最後に引退した。

ちなみに、2007年に古GI級競走を制したのはコイウタしかいなかった。そのコイウタもこの年は1勝しかしておらず、JRA賞の最優秀4歳以上部門の投票はコイウタ113票、該当なし101票と評価が大きく割れた。結果として、コイウタが同部門を受賞している。

引退後

引退後は社台ファームの繁殖牝馬となり、産駒として9頭がデビューしている。産駒重賞勝ちはないものの、2011年産のミッキーラブソングキングカメハメハ)がOP戦2勝、2014年産のユラノト(キングカメハメハ)が根岸ステークス2着と一定の成績を残している。孫には2021年兵庫チャンピオンシップジャパンダートダービーで2着になったゴッドセレクションがいる。

2022年に用途変更となって繁殖牝馬引退しているが、2024年1月現在も社台ファームで繁養されている(見学不可)。

余談

血統表

フジキセキ
1992 青鹿毛
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ミルレーサー
1983 鹿毛
Le Fabulex Wild Risk
Anguar
Marston's Mill In Reality
Millicent
ヴァイオレットラブ
1997 芦毛
FNo.[4-r]
*ドクターデヴィアス
1989 栗毛
Ahonoora Lorenzaccio
Helen Nichols
Rose of Jericho Alleged
Rose Red
*ヴアインゴールド
1979 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Chancy Dance Bold Reason
Hasty Hitter

クロスHail to Reason 4×5(9.38%)

関連動画

関連コミュニティ・チャンネル

関連リンク

関連項目

この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
天外魔境II[単語]

提供: すももも

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/05/03(金) 04:00

ほめられた記事

最終更新:2024/05/03(金) 04:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP