私が引退したと思っている人はいないかい。
2023年から小袋に帰ってきているよ。
デザインは変わったけどね。
おばあちゃんのちえ袋とは、亀田製菓の煎餅「おばあちゃんのぽたぽた焼」の小袋に書かれているメッセージである。
概要
煎餅が包まれた透明なプラスチックの小袋に書かれていたメッセージ。円形の枠の中で、ぽたぽた焼のキャラクターである「おばあちゃん」が家事などの生活での知恵を教えてくれる。
当時の開発本部の社員が図書館で調べて書いたもので、説明口調のものや会話文のものなど複数のスタイルがあったようだ。詳しくは下記の例を参照。
後に2011年ごろ[1]には発売25周年記念で公募した「みんなのちえ袋」や、さらに後にはクイズや遊びなどが掲載された「ぽたぽた親子あそび」に替わっており、2023年まで小袋におばあちゃんがいない時期があった。
その後2019年ごろから、インターネット上で中身が改変された画像が投稿されるようになった。2019年にはポケモンの色違いボルケニオンをゲットする偽の裏技が書かれたコラ画像が現れており(例)、2020年以降にTwitter上で「暴力」「借金」など物騒な話題を使ったコラ画像が増加した(Twitter検索結果
)。
なお、おばあちゃん自体は引退しておらず、大袋のパッケージの表面などには登場し続けている。2023年にはデザインが変わっており、さらに小袋に書かれていた「ちえ袋」もクイズやなぞなぞを取り込む形で復活している。
掲載されているもの(一例)
ぼたもちとおはぎは、実は同じものなんだよ。牡丹が咲く頃、春のお彼岸に用意するのが牡丹餅。秋の七草のひとつである萩が咲く頃、秋のお彼岸に用意するのがお萩。あずきの粒をその季節に咲く花に見立てたんだね。
ツルツルすべってむきにくい生イカの皮は、軍手を両手にはめてむいてみよう!しっかり皮をつかめるから、素手でむくより上手にスルスルむけるよ。生イカの表面に塩をふってしばらく置いておくのもいいよ。ぬめりがとれてむきやすくなるからやってみてね。
「おばあちゃん、ぼくのもけいの小さな部品おとしちゃった!」
「どれどれ、じゃあお母さんからストッキングを借りてきて、そうじきのすいこみ口にかぶせてね。それを落としたあたりに近づけてごらん。」
「あっ!あったよ。よかったぁ。」
玉ねぎのみじん切りで、涙がぽろぽろ。こんなときは玉ねぎを10分くらい水につけるか、冷蔵庫で冷やしてから切るといいよ。
※包丁は、お父さんやお母さんと一緒に使ってね。
世で噂になっているNFTは、Non-Fungible Token(ノンファンジブルトークン)の略で、非代替性トークンという意味だよ。代わりがきかないもののことをいうんだね。発売当初から育んできた“秘伝のさとうじょうゆ蜜”には、どのくらいの価値があるのかなぁ。
関連リンク
- ぽたぽた焼スペシャルサイト(亀田製菓)
- 「実はエコの最先端!「おばあちゃんのちえ袋」に注目」(東京ウォーカー(全国版), 2012/07/08)
- 若松真平「「ぽたぽた焼」おばあちゃん引退説、その真相「ご心配おかけして…」」(withnews, 2015/05/11)
関連項目
脚注
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