きぬがわとはJR東日本・東武鉄道で運行されている列車名である。
概要
2006年にJRと東武の直通運転に対してJR新宿~東武鬼怒川温泉間に新たに登場した特急列車名である。尚、東武の車両が使用される場合は列車名もスペーシアきぬがわとして案内されている。同じく直通特急日光も設定されている。
東武側の発着駅が東武日光駅の場合は日光・鬼怒川温泉駅の場合はきぬがわと分けられているが、これは東武浅草駅発着の特急けごん・きぬの関係と同じである。また、東武日光駅発着のけごんより鬼怒川温泉駅発着のきぬの方が本数が多いのと同じく日光よりきぬがわの方が本数が多く設定されている。
しかし、東武側の発着駅が一駅違うだけなので、観光案内では「特急日光・きぬがわ」や「東武直通特急(JR側の場合)」のように日光と纏めて案内されている事が多い。また、臨時列車等でも特急日光の方が増発されやすい傾向にある。
使用車両については設定以来JRが485系・東武が東武100系を使用していたが、JRの方については2011年6月からは成田エクスプレスに使用されていた253系を改造して使用している。これは2010年7月に成田スカイアクセスが開業すると京成との競争が激化されると見込んだJRが成田エクスプレスに新車のE259系を導入し、その影響で253系が余剰になったからである。ちなみに本来は2011年4月に253系に置き換えられる予定だったが同年3月の東日本大震災の影響により6月まで置き換えが延期されていた。
2015年3月の上野東京ライン開通により、上野東京ライン経由で大船駅発着のきぬがわが設定される予定である。
運行形態
停車駅
上記の駅に栗橋駅を除いて全列車が停車する。栗橋駅は運転停車のみ。
新高徳駅(下今市駅~鬼怒川温泉駅間)は浅草駅発着列車は全列車停車するが新宿駅・大船駅発着列車は通過している。
列車名の由来
沿線を流れる鬼怒川(きぬがわ)から。
歴史
2006年3月 栗橋駅で東武鉄道に乗り入れる新宿~鬼怒川温泉間に特急きぬがわ1往復・スペーシアきぬがわ2往復の計3往復が設定される。東武日光駅発着の特急日光と合わせて東武直通特急は4往復設定されている。
停車駅は新宿 - 池袋 - 大宮 - 東武線栃木 - 新鹿沼 - 下今市 - 鬼怒川温泉
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関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%81%8D%E3%81%AC%E3%81%8C%E3%82%8F%28%E5%88%97%E8%BB%8A%29