ちんちんたらたらとは、鹿児島弁の一種であり、「ちんたら」の由来である。
概要
昔、薩摩大隅地方ではカブト釜式蒸留器(別名、チンタラ蒸留器)で焼酎を製造していた。
鉄釜が出すチンチンという音とともに蒸留され、タラタラと一滴ずつ樽の中へ滴らせるという大変な手間と時間がかかる製法であり、そこからこの地方ではトロ臭い様子を「ちんたら」と呼称するようになったと言われる。
カブト釜式蒸留を採用する蒸留所は明治時代にはほぼ絶滅したが、明治維新時期、力を持った薩摩藩出身者が大勢上京しこの言葉を使用したことで、全国に「ちんたら」が広まり今現在でも使われる言葉として定着した。
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