アフリカでは1分間に60秒が過ぎているとは、当たり前である。
概要
1分は60秒である。この「分」「秒」の定義はすべての国で採用されているため、アフリカでは1分間に60秒が経過していると言える。
もともとはアフリカの貧困状態をわかりやすく説明するために、「アフリカでは1分間に○○人の子供が餓死している」などの文がよく使われていた。これを改変して「1分間に60秒」とし、ジョークにしている。
明確な初出は不明で、インターネット外の日常会話で生まれ、一部の人の間で使われていた可能性もある。2009年ごろにはTwitterに英語で「every 60 seconds a minute passes in Africa. DO SOMETHING!」という投稿が見られる(現在非表示)。
流行し始めたのが2012年であり、ナイジェリア系アメリカ人の作家であるテジュ・コール氏のツイート以降に「1分間に60秒」の画像や動画などが作られるようになり、知られるようになった。日本にもこの時期に伝わったとみられる(参考
)。
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https://twitter.com/tejucole/status/200243200378667008
なお、相対性理論を考慮すると、重力場の歪みにより、日本の1分間はアフリカの60秒間とは厳密には異なってくるとも指摘されている。
また、うるう秒が挿入されるタイミングでは、アフリカでは(いわゆる)1分間に61秒が経過する。ただし、うるう秒の実施タイミングは全世界同時なので日本でも61秒が経過するため、時間の差は生じない。またうるう秒挿入時も国際単位系の定義における1分間の長さが変わるわけではないため、厳密にはうるう秒が挿入されるタイミングにおいてもアフリカでは(定義上の)1分間に60秒が経過している。
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