アルティメット(ultimate)とは、
概要
1968年にアメリカで生まれた、フライングディスク(いわゆるフリスビー)を用いたスポーツ。
ボールとは異なる独特の挙動を描くフライングディスクの制御テクニック、攻撃側・防御側双方に問われる戦略性や技術力、運動競技として必要な走力や跳躍力に持久力など、様々な能力が要求されるまさに「究極の」競技であることからこの名前がつけられた。
日本ではまだまだマイナーなスポーツという印象が強いが、始める際のハードルは思ったより低くそのおかげか競技人口は年々増加している。代表レベルともなれば世界に肩を並べることができる腕前で、国際大会で日本代表が優勝したこともある。将来オリンピックの種目に追加された際、日本のメダル獲得が期待できる競技の一つとして注目されている。
試合の流れ
- 1チーム7人。2チームがオフェンスとディフェンスに分かれて進行する。
- ディフェンスのチームがゴールラインからオフェンス側にディスクを投げる(プルもしくはスローオフ)ことでスタート。
- オフェンス側はディスクをパスしながらチーム内で回していき、エンドゾーンに到達すると1ポイント。得点後はエンドを変更し得点したチームのスローオフで試合が再開される。
- オフェンス側の攻撃が失敗する(ディスクが地面に落ちる、ディスクをディフェンス側に取られる等)と攻守交代(ターンオーバー)になる。
- どちらかのチームが既定の得点(世界大会なら17点)を獲得した時点でゲーム終了。
独特のルール
- 審判不在のセルフジャッジ制。そのため選手にはフェアプレイのための責任感(スピリット・オブ・ザ・ゲーム)が求められ、試合中に問題が発生した際には選手同士が紳士的な対応をする必要がある。
- 身体接触の全面禁止。
- ディスクを持ったまま歩いてはいけない。
- ディスクを持った状態でディフェンスが近づいてきたら、10秒以内にディスクを投げないといけない。
- ディスクを持ったプレイヤーに2人以上のディフェンスが近づいてはいけない。
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関連項目
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