ダイハツ・アプローズとは、1989年~2000年にダイハツ工業で生産をされていた乗用車である。ダイハツの最高級車でもあった。
概要
車名の意味は英語での「拍手」や「喝采」から。かつてのフラッグシップであったシャルマンの後継車種となる。
かつてシャルマンは、カローラをベースにして生産をされていたが、アプローズの場合は自社ですべてを開発した。
これは開発当時バブル景気による自動車販売の好調さもあって、トヨタ自動車からの許可を貰って開発をされている。
ボディは一見すると4ドアセダンに見えるが、リアが大きく開く5ドアハッチバックとなる凝った構造となる。
駆動方式は基本はFF駆動で、1994年までは4WDモデルも存在していた。エンジンは自社開発の4気筒1600㏄エンジンのみとなる。1990年に追加されたモデルには日本初の周波数感応式ダンパーやハイマウントストップランプ内蔵リアスポイラーも装備された。
ただデビュー当初リコールでつまずき、朝日新聞によるネガキャンをされてしまい人気は低迷。以後はダイハツの
役員車として細々と生産をされていた。
これ以後のダイハツは軽自動車製造専門メーカーとしての道を歩むようになる。
モデルの流れ
1990年日本初の周波数感応式ダンパーやハイマウントストップランプ内蔵リアスポイラーを備えた特別仕様車を発売。
同年には一部改良に伴い車名を『アプローズθ(シータ)』の名称となる。
1994年にマイナーチェンジ。4WD仕様が廃止され、FF駆動のみに。
1997年に内外装を大幅にマイナーチェンジ。デビュー当時よりもゴテゴテとした感じとなる。
2000年に生産終了。
『アプローズθ』時代にはイメージキャラクターとして、プロゴルファーの芹沢信雄とフリーアナウンサー・タレントの
楠田枝里子を起用をした。
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関連項目
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