デカン高原とは、インド半島の大部分、インド亜大陸中央部を占める台地である。
概要
西ガーツ山脈から東ガーツ山脈の間にある台地で、東西の山脈に阻まれ、降水量は比較的少ない。また、夏は暑く、冬は暖かい。そのため、綿花の栽培が盛んである。歴史的に、インド北部との気候の差異は北インドに勃興した諸勢力が南部に浸透する際の壁となった。
デカンの名称は、英語のDeccanから、更にヒンドゥー語のदक्खिन (dakkhin)サンスクリットの दक्षिण (dakṣiṇa、南方)に遡る。
関連項目
- 0
- 0pt

