トモニホールディングス(株)とは、香川県高松市亀井町7-1 香川銀亀井町ビルに本部・本社を構える金融機関の連合のひとつ、およびそれを取りまとめる金融持株会社である。
概要
2010年、四国の第二地方銀行のひとつである「香川銀行」と「徳島銀行」の2銀行が経営統合を実施しグループを設立。
グループ名の由来は、◯◯と共に~から。
2016年には大阪府内にあった第二地方銀行の「大正銀行」を買収しグループ入りさせた。これにより、これまで四国東部しか無かったテリトリーを関西圏にも拡大させることに成功した。
2020年1月1日付で徳島銀行・大正銀行はブランド統合により「徳島大正銀行」となった。ただし香川銀行は今のところはブランド統合の対象外で当面の間はブランドは独立する模様。
ちなみにトモニHDは2014年にトモニ銀行という商標を特許庁に出願していることから新銀行名はトモニ銀行になるのでは?という予想も巷ではあった。
メンバー紹介
- 香川銀行
本店所在地:香川県高松市亀井町6-1
1943年に金融業者の「香川無尽」として創業。1951年の相互銀行法により「香川相互銀行」に転換、1989年の相互銀行一斉普通銀行化により現在の名称となった。
香川県内の地方銀行競争ではライバルの「百十四銀行」に押され気味な様子。サービス面ではインターネット支店の店名に「セルフうどん支店」と、香川県らしい遊び心が見受けられる。 - 徳島大正銀行
本店所在地:徳島県徳島市富田浜1-41
2018年3月、徳島県を本拠地とする地方銀行の「徳島銀行」と、大阪府を本拠地とする地方銀行の「大正銀行」が経営統合することを発表した。そして2020年1月1日に「徳島大正銀行」としてブランド名共々統合した。
システムは旧徳島銀行のものに一本化された。
旧徳島銀行は1918年に金融業者の「富岡無尽」として創業。その後1948年に徳島無尽と改称、1951年の相互銀行法により徳島相互銀行に転換、1989年の相互銀行一斉普通銀行化により徳島銀行となった。
旧大正銀行は1922年に「関西住宅組合建築」として創業、1942年に「関西住宅無尽」と改称。無尽から相互銀行への転換が数年遅れており、1958年にやっと「大正相互銀行」となった。1988年に大阪北信用組合を吸収、1989年の相互銀行一斉普通銀行化により大正銀行となった。大正の名の由来は創業が大正時代であったことと、大きく正しく伸びることを願ったものである。大阪市大正区に本店があったからというのはガセである。
ATMの連携協定について
- トモニHD間での取扱
香川銀行・徳島大正銀行どちらも預入・引出・振込の手数料は共通化されている。 - 4 you net
トモニHD2行・愛媛銀行・高知銀行間でのATM手数料一部無料化協定。平日8時45分~18時の間は無料。
ただし愛媛銀行のATM利用の場合、旧大正銀行のキャッシュカードでなおかつ2020年1月より前に発行されたものはこの制度の対象外。旧大正銀行のキャッシュカードを持つ人でこの制度の恩恵を受けたい場合は新カード(合併後の徳島大正銀行表記のもの)への切替が必要。 - イオン銀行との相互協定
徳島大正銀行・香川銀行のATMでイオン銀行のキャッシュカードを使う場合、イオン銀行のATMで徳島大正銀行・香川銀行のキャッシュカードを使う場合、どちらも平日8時45分~18時の間の預入・引出手数料は無料。
ただし、香川県木田郡三木町にある「ベルシティ」(ことでん学園通り駅前)・岡山高島屋・イオンモール倉敷内の香川銀行ATMでイオン銀行のキャッシュカードを使う場合はこの制度の対象外。また、高松空港・三豊総合病院・市民センター三野(三豊市役所三野支所)内の香川銀行ATMはイオン銀行のキャッシュカード利用不可。 - 三菱UFJ銀行との相互協定(一部例外あり)
徳島大正銀行⇔三菱UFJ銀行間では引出のみ可能で、平日8時45分~18時の間は手数料無料。
香川銀行では片側無料協定のみ締結。これも引出のみ可能。香川銀行のATMで三菱UFJ銀行のキャッシュカードを使う場合は常時手数料がかかるが、逆に三菱UFJ銀行のATMで香川銀行のキャッシュカードを使う場合平日8時45分~18時の間は手数料無料。
関連動画
関連項目
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