ことでん単語

コトデン
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ことでんとは、香川県に路線網を持つ鉄道会社「高松琴平電鉄」の略称である。本社は高松市にある。

以前は、琴電・TKR・コトデンという称があったが、民事再生法適用後にひらがなであることでんに統一された。(ただし名には引き続き琴電の名称が使われている。)

営業路線

車両

電車は以下の形式がある。総勢84両あり、地方私鉄としては最大級である。

営業用車両

動態保存車(レトロ電車)

動態保存と言うと工場内をウロウロというイメージを持つ方も多いだろうが、これらの車両は4両とも籍を有し、に1度2両編成で琴平線を走っている。しかも、区間によっては70km/h以上出すため、2015年現在吊り掛けの爆走を楽しめる数少ない鉄道となっている。
ちなみに最古参となる2023号は90歳をえている。本気で100歳まで走らせる気なのかもしれない。

ちなみに臨時運転のダイヤなどは公式ホームページ開されている。基本的には1回、日曜日に走行。
また、貸切列車としても走行可である。1回約10万円で貸切列車として走行可である。

沿革

戦前

1924年に創業した「琴体である。

神様として名高い金刀比羅宮香川県の玄関口である高松市をつなぐ参拝のための鉄道として計画され、大正9年に免許を取得、昭和2年に琴高松(今の瓦町)間を全線開通させた。
大正15年の部分開業当初(宮ー栗林公園間)から軌間1435mm(標準軌)直流1500Vの電で、尚且つ長い直線と緩いカーブを駆使、変電所には内初のドイツシーメンス社製1500V水銀整流器を設置、近畿関西大手私鉄モダンを手本として西洋舎、車両は半鋼製ボギー内ニス仕上げ、最高速96km/h(!!)、参宮のためとはいえ当時田舎の香川県では破格の高規格であった。ちなみに当時のJRでは…木造電車蒸気機関車が走っていた時代である。
このため関西私鉄関係者が視察に来たり、あまりに内が立なため乗客が靴を脱いで乗ったり、讃岐阪急と呼ばれたりした…。
が、むろんド田舎香川田んぼを貫くように線路を引いたため収入が追い付かず慢性的な赤字からの資援助を受けたりした。そのため車両の増備すらおぼつかなくなり、安い中古で…と中古オンパレードの下地を作った。

なお、この琴は上がやりたい放題していたようで、上記の暴走のほか、江の温泉観光の開発もしており、温泉宿を作ったり劇場を建てたり劇団を作ったりとやりたい放題。
しかも山なのでアクセスが不便だからと鉄道をも敷設。さすがに琴平線並の路を作るといった暴挙はせず、軽便鉄道を引いてアクセスの便を図った。
ただしこの温泉鉄道車両こそ軌間760mmとかのそこら辺用の軽便規格だが、軌間は何と標準軌。明らか軌間が広かった。

ちなみに、その後琴には琴平参宮電鉄、琴急行、琴国鉄土讃線と4つの鉄道が乗り入れると言ったどこの都会状態となった。
しかし戦時体制と戦後のモータリゼーションにより、ことでんとなった琴JR土讃線が残るのみである。

戦中

太平洋戦争中に戦時統制として、高松電気長尾線の前身)、讃岐志度線の前身)と合併し現在の路線網が完成する。

高松電気讃岐(開通当時は東讃電気)は、当時の「鉄道をおらが土地にも!」的に作られた鉄道だったので琴のようにハイスペックではなく、高松電気ではごくごく普通軌間1067mmの狭軌、直流750Vの路面電車として開業、讃岐1435mmの標準軌、直流750Vで開業した。

むろん車両なものではなく、マッチのような電車が走っていた。
ただし、統合後は軌間が違うと保線的に面倒なので琴平線と同じに軌した。車両の方は京浜急行等の古い電車が直流750Vで手に入り、戦時中の物資不足と相まってそのままとされた。

戦後

戦後は乗客増と琴時代の赤字が影を与え、車両の増備は手っ取りく全鉄道から手当たり次第に中古車両を買い集め、さら老朽化した車両中古で置き換えるという無限ループにより多種多様な電車が走りまわり、ファンからは「動く博物館」と呼ばれた程である。
事実日本一の東芝電車や、琴創業時の電車大正15年製)が平成になっても現役と、重な車両が多数在籍していた。
また、高松襲により内の路面電車網が壊滅し復旧不能とされたため、高松港への連絡路が必要となり、瓦町から高松築港の区間が複線で延長された。

しかし、モータリゼーションの進展による社会への変化の中で旧体質のまま運営を行ってきた琴電はそっぽを向かれ始める。
駅員の質の悪さ、人件費の異様な突出、そしてサービスの悪さによる乗客離れなど、利用者からの評判は散々であった。
地元の新聞に載ったインタビューにも「電車はいるが、琴電はいらない」とまで掲載された。
瓦町駅の老朽化と「戦後が残っている」と言われた瓦町駅付近の再開発のため1997年そごうグループと提携し瓦町駅ビルに建設した「コトデンそごうの経営不振、そごうグループ倒産等の影で琴電自身も2001年に民事再生法を適用。事実上の倒産となる。

民事再生申請以後

2002年8月加ト吉現在テーブルマーク)などの支援を受け会社の建て直しを図る。その一環として2005年2月に登場したのがICカードシステムIruCa」である。
ちなみに、現在キャラクターであるイルカの「ことちゃん」とICカードIruCa」の由来だが、「琴電はいるか、いらないのか」からイルカとなった経緯がある。

また、在籍車両近代化も行われた。上記の様に「動く博物館」とまで言われた重な車両も、利用者からして見れば古い車両論冷房もく、評判も悪かった。そこでまず初めに名古屋市営地下鉄改造の上導入し、志度線長尾線をある程度冷房化、次に京浜急行中古を導入し、琴平線で予備として残されていた阪神名鉄車両、その後最後の電を改造の上導入し志度線長尾線で増結用に夕働いていた非冷房の旧を一掃。2007年にイベン用の4両を除く全ての車両の冷房化が了した。
とは言ったものの、今でも路線規模の割には形式が多く、訪れたファンを楽しませているのも事実である。
志度長尾線600形で埋め尽くされてしまったが、琴平線を走るのは京王電鉄5000系京浜急行の旧700形特急用!)、1000形700形と3世代が元気に走り回っている。旧700形1070形と700形1200形が増結して走っている姿はほほえましいものがある。

車両運用上の特徴では、夕には乗客数が多く、の閑散期には減るので、運転本数の増減と琴平線ではさらに増解結を駆使した車両数調整が上げられる。
琴平線では2両編成を基本に編成され、夕は増結、は2両編成と増解結運用されている事が上げられる。
さらに、夕は一宮まりを宮まで延長運転するサービスを行っており、15分ヘッド電車がやってくる。
閑散期には30ヘッドとなるので、余った電車生山止まりとして庫に入れる。
また、4両編成⇔2両編成への増解結も生山で行っており、多数の留置線と往来する回送電車が見られる。
ラッシュ時の増結は、ジャンパ栓の接続が必要にも関わらず1分程度で了させてしまう業である。
解結に至っては30の停時間で了させてしまう場合もある。

長尾線はもともと路面電車規格で作られていたこともあり、大化した現在車両の留置スペースが限られている。
そのため夕の増発分を生山でプールさせている。
生山へ回送、また瓦町へ回送するためには、長尾線から琴平線に入れる必要があるのだが、そのままドライブスルー的に引きいれることはできずバックする必要がある。その場所は何と瓦町高松築港側の本線上で、交通量の多い2道路をふさぐ形でエンド切り替えを行い瓦町長尾方面の留置線へ、また長尾線から琴平線へと入っていく。なかなかの見ものなのでお勧めである。

ちなみに、長尾線志度線に導入された名古屋市営地下鉄車両電と呼ばれ、第三軌条集電方式、非冷房だったのだが、京王重機の魔改造によりパンタグラフからの集電&冷房化された。
さらに、高が地下鉄ゆえ低く、ホームに抵触するほどだったのでどうにかして高を上げる必要があったのだが、そこは魔改造台車の心皿にスペーサーを挟み高を嵩上げするという懐にも優しい鉄道模型的な解決をしており、全的にもしい車両となっている。

会社ホームページ http://www.kotoden.co.jpexit 

参考図書:琴電-古典電車楽園

関連動画

レトロ列車。これでも大正生まれである。

関連商品

関連項目

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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%82%93

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ことでん

18 ななしのよっしん
2013/05/06(月) 01:08:51 ID: J0kbCWMQWN
こういった縁もあってか、こういう事も始めたみたいで…

ことでん×京急電鉄 1日フリーきっぷ」発売
http://www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/new/2013/free_ticket2013/index.htmlexit

京急側のリリースPDF
http://www.keikyu.co.jp/company/20130430%EF%BC%A8%EF%BC%B0%E3%80%80%E4%BA%AC%E6%80%A5%C3%97%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%82%93%E3%80%80%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C%E4%BC%81%E7%94%BB.pdfexit
19 ななしのよっしん
2013/07/06(土) 20:54:50 ID: ki70u9uOHG
ぞぞー
20 ななしのよっしん
2013/07/20(土) 12:36:14 ID: GqqUAppO6V
ストリートビュー志度線が追加。線路上を社員が歩いて撮影したそうです。
沿線ところどころに「ことちゃん」が立ってます。探してみよう。
21 ななしのよっしん
2013/10/18(金) 21:55:31 ID: gZYKGSjrd+
高松満屋、来年3月閉店

予想はしていたけど、とうとう・・・
22 ななしのよっしん
2013/10/19(土) 06:53:49 ID: 3leXR/jQSi
中心の地盤沈下は四国4県共通の悩みだけど、とうとう……
23 ななしのよっしん
2013/11/26(火) 23:53:24 ID: wJzywtyG8A
ことでん」「琴電」「高松琴平電鉄
タグ統一してほしいよな
24 ななしのよっしん
2013/11/27(水) 00:36:11 ID: 4PtayCdim4
>>23
ことでんタグが圧倒的多数だから、ことでんタグに統一する方向で行こう
25 ななしのよっしん
2014/05/31(土) 23:53:34 ID: rNRulLyI73
ことでんのホムペ逝ったら、ほとんどの車両大正昭和ワロタwww
でも、クラシック電車を維持していくのは大変ですが今後の為にも動体保存はお願いしたいですね。
26 ななしのよっしん
2015/01/21(水) 16:28:26 ID: Eceo0UVlGn
名物の動態保存、昔は旧阪神や自社工場での近代改造の計画もあったらしいな。
断念の理由が老朽化だという事は、それらを差し置いて生き残った4両はそれ程までに頑丈な構造だったという事なんだろうか。個人的には旧京急30形は残してほしかったなあ。

ところで、色変えが簡単に出来るはずのグッズ類ですら再建以来さっぱりそごう色を見なくなったというのは、やっぱり会社的に黒歴史という事なんだろうか。京王なんか原色以上に似合ってたんだけど。
27 ななしのよっしん
2016/10/10(月) 19:24:56 ID: E8kY+W49iZ
ことでんが出てきたアニメって色蹴だけだっけ?