もしかしたらそれって→カナブン
いやもしかしたら→コガネムシ
いやひょっとして→ブイブイ
概要
昆虫の一種。コガネムシ科のカナブンによく似た昆虫で、花の蜜や花粉を食べることからこの名がある(花潜り→ハナムグリ)。このため、受粉にも深くかかわっている。ただしシロテンハナムグリやシラホシハナムグリのようにカブトムシ同様樹液を吸うものも。まあカブトムシが有名だからコガネムシ科といえば樹液のイメージが強いが、スカラベみたいに糞食べるやつもいるわけで・・・
このため、シロテンハナムグリなどはカブトムシの飼育キットで飼育可能。
幼虫はコガネムシ科らしく真っ白のまるまるとした姿で、腐葉土や堆肥などを餌とする。そのため、花壇や庭の土を掘りだすと出てくることもある。
特筆すべきは移動方法であり、ハナムグリ亜科の幼虫は背中に生えた毛を動かして仰向けのまま移動することができる。しかも結構な速さで移動するので、他のコガネムシ科の幼虫と見分けるのは簡単である(カブトムシなど他のコガネムシ科は丸まってほとんど動かない)。無防備な腹部を晒してせっせと移動する姿がどこか愛らしい。
有名な種
- シロテンハナムグリ・・・銅色に白い斑点のアイツ。カブトムシに混じって樹液に集まってくる。
- シラホシハナムグリ・・・同上
- ゴライアスオオツノハナムグリ・・・世界一重たい昆虫。旧約聖書のペリシテ人の巨人ゴリアテの名を冠するだけあって巨大。
- コアオハナムグリ・・・10円切手の絵に使われている。
- カブトハナムグリ・・・ほぼヘラクレスオオカブト。ただし日本では飼育禁止。
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関連項目
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