ラーシュ=エーリク・ラーション(1908~1986)とは、20世紀に活躍したスウェーデンの作曲家である。
概要
南スウェーデンのスコーネ地方に生まれた。ストックホルム音楽院で学んだ後ウィーンとライプツィヒに留学し、初期はロマン主義的な音楽のみを作っていたものの、師事したアルバン・ベルクとパウル・ヒンデミットの影響でロマン主義、新古典主義、十二音技法的な作風を組み合わせていった。
代表的なのがヤルマル・グッルベリの物語詩『偽りの神』の音楽で、第2次世界大戦中、中立政策という危ない橋を渡っていたスウェーデンのみならず、ナチスに占領されたデンマークやノルウェーにもラジオを通して盛んに聴かれていったようだ。
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