ヴェーダ語とは、ヴェーダに使われたサンスクリットの古形あるいは祖語である。
概要
インド・ヨーロッパ語族サテム語派インド・イラン語派のインド語派(インド語群あるいはインド・アーリア語派とも)に属する言語で、記録が残る言語としてはこの語族における最古のものの一つである。同形の言語にイラン語派のアヴェスター語、娘言語にサンスクリット(サンスクリット語、梵語)がある。つまり、現在9億人の話者を抱えるインド語派の祖語である。
娘言語であるサンスクリットは当然だが、アヴェスター語とは文法的にも酷似しており、相互に音規則に従って個々の音を置き換えるだけで良いともされるほど。
なお、ヴェーダ語と比較すると、「サンスクリットの古典期において」と言う言葉が、「時代が下がって」と言う意味になり得る。
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関連項目
- インド・ヨーロッパ語族
- サンスクリット
- リグ・ヴェーダ
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