孚とは、東アジアの人名である。
- 内海孚(まこと) - 日本の官僚
- 村山孚(まこと、1920年 - 2011年) - 日本の中国研究家
- 司馬孚(180年 - 272年) - 後漢末から三国時代にかけての政治家。司馬懿の弟
- 李孚(? - ?) - 後漢末の政治家
漢字として
孚
- Unicode
- U+5B5A
- JIS X 0213
- 1-53-53
- 部首
- 子部
- 画数
- 7画
- 意味
- まこと、信じる、あう、授ける、覆う、育む、(孵と通じて)卵を孵す、(俘と通じて)虜囚、囚える、(稃と通じて)穀物の外皮、(莩と通じて)新芽、(浮と通じて)浮かぶ、という意味がある。
- 〔説文解字・巻三〕に「卵、孚(かへ)るなり[1]」「一に曰く信なり」とある。
- 字形
- 爪+子の会意。子を囚える意。俘の初文。金文では、人や物を獲る意で使われている。
- 音訓
- 音読みはフ(漢音)。訓読みは、まこと、はぐくむ。名のりに、たか、さね、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第二水準。
- 声符
- 孚を声符とする漢字には、俘、浮、捊、莩、郛、桴、烰、脬、稃、筟、孵などがある。
- 語彙
- 孚育・孚信
異体字
関連項目
脚注
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