室とは、以下のことを表す。
人名
漢字として
- 意味
- 部屋、家屋、家庭、一家、妻、墓穴、岩屋、(𩋡と通じて)刀の鞘、という意味がある。〔説文解字・巻七〕には「實なり」とある。
- 字形
- 至声の形声説、宀+至の会意説がある。会意の解釈として〔説文〕は「至、止まる所なり」と、人が至り留まる場所の意とする。ほかに、至は矢を放って造営の場所を定める儀式とする説(白川静)などがある。
- 音訓
- 音読みはシツ(漢音、呉音)、訓読みは、へや、むろ、いえ。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校2年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 室を声符とする漢字には、𩋡、などがある。
- 語彙
- 室筵・室家・室外・室人・室堂・室長・室内・室廬・室老
関連項目
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