思ってたのと違う(思ってたんと違う、思っていたのと違う)とは、事前に予想していたものと実際が違ったということである。
概要
想定外の敗戦や、聞いて頭の中で思い浮かべたものと実際に出てきたものが大きくかけ離れているときに使う。
ネタ、定型表現として広まったのは、漫才コンテスト「M-1グランプリ」の2008年大会に出場したコンビ「笑い飯」が発した敗戦コメントがきっかけである。
2008年のM-1、笑い飯は1stラウンドで637点(700点満点中)とまあまあ高得点を出し、敗者復活戦を勝ち上がってきたオードリーが最後にネタをする前に暫定の3位であった。つまり、オードリーが637点を上回ればオードリーの決勝進出、それを下回れば笑い飯が決勝進出という状態にあった。下馬評としては当時さほど有名ではなかったオードリーより笑い飯有利という評価が多く、637点という点数も比較的高評価であるので、笑い飯が決勝に進出し悲願の優勝をするのではないか…という雰囲気があった。しかし、ここでオードリーが起死回生の大受けで649点という高得点を叩き出し、結果笑い飯は4位敗退に終わった。その際の敗戦インタビューでのコメントがこちら。
哲夫「あんな気持ち悪い奴に負けなあかんのすか!あんな気持ち悪い奴に!」
西田「思てたんと違ーう!」
という敗戦コメントが受け、定型表現として使われるようになった。なお、上記の通り原文は西田の出身地奈良県の方言である関西弁(厳密には奈良弁)で「思てたんと違う」ではあるが、標準語で「思ってたのと違う」「思っていたのと違う」と表記されることも多い。
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