「正直興味ないから、全然知らなかったよ。」とは、漫画『MAJOR』の登場人物、佐藤寿也の台詞である。
概要
高校野球強豪校である海堂高校野球部に入部した茂野吾郎と佐藤寿也。しかし、合宿や部内試合を通じて「海堂高校と戦いたい」と考えるようになった吾郎は、寿也を残し自主退学を決意。
海堂高校野球部のマネージャー、江頭の嫌がらせから、野球部のない聖秀学院高校にしか入学できなかった吾郎だったが、入学後自ら立ち上げた野球部で、神奈川大会2回戦を突破する。
その後、偵察として海堂高校の第3試合を見に来た吾郎。雨天順延で無駄足となるところだったが、スクールバスに乗る海堂高校野球部を見つけた吾郎は、寿也に声をかける。
聖秀学院高校で2回戦を突破したこと、そしてあと2回勝利で準々決勝に出場ができ、海堂高校と戦えることを伝える吾郎だったが、寿也は
…へえ、そうなんだ。
ごめん————正直興味ないから、全然知らなかったよ。
と、冷たく言い放ち、バスに乗り込む。
海堂高校で厳しい練習を重ね、甲子園を目指してきた寿也にとって、無名の高校の1,2回戦の結果はもはや眼中になかった。 その後も寿也は準々決勝直前の吾郎の宣戦布告に対して「ごめん、吾郎くん……正直、誰もキミのいる聖秀をライバルなんて思ってないよ……」と思うなど、吾郎はともかく聖秀学院高校にだけは、格下として見るスタンスを試合が始まるまで取り続けた。
少し前まで同じ部にいた幼馴染の活躍を「興味ない」と一蹴された吾郎は動揺するが、後にこの言葉が起爆剤となり、3回戦では「そんなら嫌が応でも、俺を無視できなくさせてやるだけだ！！」と奮起するようになる。
ネットでは、マニアックな知識を突然ひけらかしてきたヤツへの煽りとして、この画像が使われることがある。
なお、テレビアニメ版では「へえ、知らなかったよ。頑張ってたんだね。」と、他人事な雰囲気は残しつつ、ややマイルドな言い方になっている。
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