無理難題(むりなんだい)とは、四字熟語のひとつである。
概要
「無理」とは、道理が無いこと。「難題」とはここでは「難しい問題」という意味よりも「無茶な言いがかり、難癖」の方の意味が近い。
物語の世界では、こうした無理難題を成功に導くテーマのものも多い。『竹取物語』などのように、結婚の条件として無理難題をふっかける物語を「難題婿(難題嫁)」という。
しかし、フィクションはフィクションであって、現実の無理難題を解決するのはむりなんだい。
例
成功したかどうかは問わない。
- 泣く子と地頭に勝つこと。
- 20枚のマットレスの一番下にある小さなエンドウ豆を、眠れないほど気にすること。
- 仏の御石の鉢・龍の頸の珠・火鼠の皮衣・蓬莱の玉の枝・燕の子安貝を持ってくること。
- 馬で崖を降り敵を奇襲すること。
- 荷役の牛とその辺の草を食料にインパールを攻略すること。
- ドイツの飛行船が1回着陸したというだけの市が「飛行船の町」を町おこしのネタにすること。
- 雀の涙の補償金で、なんとかウイルスのために短縮営業してくれということ。
- 学校が休みになることの準備を1週間でしろということ。
- 妻が怒っている理由を解読すること。
- 上司が怒っている理由を当てること。
- 娘が口をきいてくれない理由を当てること。
- この予算と人員であのプロジェクトを成功に導き、シェア1位をとること。
- 絶対荒れるあのネタやこのネタをここに載せること。
- 無理だっつってんのに誰かがあのネタやこのネタを載せて、編集合戦や掲示板が大荒れするのを防ぐこと。
関連動画
関連静画
関連項目
- 3
- 0pt