犬好きの子供は見殺しには......できねーぜ!とは、見殺しにできない時のセリフである。
うるせーな 犬のおれに概要を聞くな!話ができるわけねーだろ
ジョジョの奇妙な冒険Part3「スターダストクルセイダース」に登場するイギーの心の中のセリフ。
ジョースター一行から逸れてカイロの街を歩いていたイギーは、偶然DIOの館に通りがかるも、スタンド使いのハヤブサ、ペット・ショップが館に近づくものから守っていた。アヴドゥルが館探しに雇った男も、門の下を潜ろうとした無関係の2匹の飼い犬も容赦なく「ホルス神」で殺してしまう。
イギーにとっては、無理矢理連れてこられただけでDIOとの闘いには縁が無い為、ペット・ショップに無関係であることを示してその場を去ろうとした。
そこに、先程の2匹の犬の飼い主の少年が門の下に血の付いた首輪を見つけ、門の下を潜って犬を探そうとする。
先程までの一部始終を見ていたら、この少年は十中八九ペット・ショップに殺されるのは確実なのだが、知ったことではないとイギーは立ち去る。なんのトラブルもない平和な一生を送りたいイギーは、危険な目に合うつもりはさらさらないのだ。
しかし、一度は見捨てようとしたイギーだが、少年が襲われる瞬間、ペット・ショップに体当たりして助けに入ったのだ。
やれやれ…
犬好きの子供は見殺しには……できねーぜ!
見ず知らずの少年だが、犬の無事を本当に案じていた程の犬好きに、誰にも愛想を振りまかずDIOの刺客との闘いに関わろうとしなかったイギーは初めて積極的に闘おうとしてみせる。
イギーの誇り高い性格が垣間見える名シーンである。
その後、ペット・ショップのあまりの強さに、少年を見逃さず助けたことを後悔するが、川底で決着がついた後、泳ぐ気力もなくなって溺れそうになったところを犬好きの少年に助けられる事になる。
このエピソード以降、リアルの犬に近かったイギーの容姿が、人間のように凛々しくなる。
おれは気ままにちょっとニコニコでイイ関連動画を見てなんのトラブルもねえ
平和な一生をおくりたいだけだ
関連商品を見つけたとして購入するにはさぞ骨が折れるこったろーよ
お…おい…まさか…その関連コミュニティに入ろうというわけじゃあねーだろーな
やれやれ…犬好きの関連項目は見殺しには……できねーぜ!
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