第一期水循環変動観測衛星「しずく」とは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の運用する観測衛星である。
「しずく(GCOM-W1)」とも言う。
(ジーコム:Global Change Observation Mission、Wは「Water(水)」であり、1は「1号機」)
概要
2012年5月18日1時39分、種子島宇宙センターからH2Aロケット21号機で種上げ打ち上げられた。
所属・運用は宇宙利用ミッション本部、プロジェクトマネージャーは中川敬三、機体主要部はNECと三菱電機が担当。
相乗り衛星として、JAXAの「小型実証衛星4型『SDS-4』」、九州工業大学の「鳳龍弐号」、韓国航空宇宙研究院(KARI)の「KOMPSAT-3」(韓国多目的実用衛星3号機)の三機が搭載されている。
ミッションの目的
高性能マイクロ波を利用し、降水量、水蒸気量、海洋上の風速や水温、土壌の水分量、積雪の深さなど、水循環に関連した計測をする。
また、NASAが進める「A-Train」(Afternoon Train、地球観測衛星隊列そこのお前、AO車なんとかを言ったか?)に参加し、アメリカ・フランスの衛星と協力しながら、観測データの収集をする。
打ち上げについて
今回もJAXA本家でのネット中継と始め、ニコ生や各地のケーブルテレビを通じて放映された。ちなみに、ナレーターは、JAXA研究員の石川主税(基幹ロケット高度化プロジェクトチーム)。
さらに、今回からはグーグルアースを利用した3D画像を利用し、打ち上げから追跡をするという試みが始まった。どこを飛んでいるのか一目で分かるんです。すごいね!
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