肉様とは、
この記事では順に説明する（飯テロ注意）。
1-Ⅰ 肉様（食品）
肉のようであるが、実際には肉を原料としていないものに使われる言葉。例えば、日清のインスタント食品には「※肉様のかやくは大豆を主原料にしています。」等と書かれていることがある。
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この場合、「実際には肉ではなく、大豆を使って肉のような食材を再現している」ということになる。特に植物性蛋白を使用している例が多い。
日清食品の場合には「謎肉」もあるが、これは肉と大豆を主原料にしている（肉も入っている）ためか「肉様のかやく」とは書かれていないようである[要検証]。肉様のかやくはどん兵衛やカレーメシなどに使われている。
ハウス食品の場合、食物繊維としてセルロース、そして弾力性を出すためにコンニャクイモから抽出した成分を使って肉様の食材を作っている。特に慢性腎臓病(CKD)患者の人向けの食品として「低たんぱくミート」として活用されている。
1-Ⅱ 肉様（医学）
現在でも使用されている語として「肉様膜」があるほか、「肉変」のことを「肉様変化」「肉様化」と呼ぶことがある。他にも「肉様の腫瘤」という用例もあり、古い文献だと「肉様鬼胎」というインパクトのある語もある。
明治後期には「肉樣腫」という言葉もあったようだが、現在は「肉腫」と呼ぶことの方が多いようだ（参考
）。
2-Ⅰ 肉様（肉）
特に高級な肉や、ひと際おいしそうな肉に対して使われる。焼き肉やラーメンに入っている肉に対して使われる傾向もある。
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2-Ⅱ 肉様（あだ名）
肉という名前の人物に対する敬称。インターネット上には「肉」をハンドルネームとして名乗る人物が存在しており、その方を丁寧に呼ぶときに「肉様」と書くことがある。
ほかにも、あだ名が「肉」に関係する人物に使われることがある。
『僕は友達が少ない』の柏崎星奈は三日月夜空から「肉」というあだ名が付けられてしまい、ファンから一部の場で「お肉様」と呼ばれている（関連静画参照）。
また、『おそ松さん』の「F6」のカラ松も「肉を肉で巻いて食べる肉食系肉」と紹介されたためか、ファンから「肉様」と呼ばれている。
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関連静画
関連リンク
- 日清食品グループ「パッケージに「肉様のかやく」と記載がありますが、どういう意味ですか？」
- 有馬香苗・塚本祐子・富田康裕・伊藤章一「肉様の食感をもつ低たんぱくミート（肉様食品）の開発」, 日本食品工学会誌, 13-3, p.55-58, 2012.
- 小野啓・印牧信行・小方良一「毛様体腺腫切除術を実施したゴールデン・レトリーバーの1例」, 比較眼科研究, 19, p.33-36, 2000.
- 岡田剛吉「肉様鬼胎ニ就テ」, 金澤医学会雜誌, 20, p.9-13, 1891.
関連項目
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