自己愛的脆弱性を有する個の論理障害回復プログラム単語

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『痛みを分かりたくって存在している感情なんです』

概要

『自己愛的脆弱性を有する個の論理障害回復プログラム』とは、まるらぴによって2023年 8月4日に公開された、ボーカルに可不を起用したCeVIO オリジナル楽曲である。

イラストは三月、動画はKnernmyが手がけており、The VOCALOID Collection 2023 Summer参加作品となっている。

曲題が24文字でニコニコ動画のタグ文字数上限20文字に収まりきらない為、動画につけられているタグでは「自己愛的脆弱性を有する個の論理障害回復PG」とプログラムが“PG”に略されている。

歌詞

(動画内歌詞より書き起こし)

ねぇ、ちょっと良いですか
人間とはなに？なに？
さぁ　問題ですどうぞ
簡単な文章で答えてみてよ
ねぇ　良いでしょ？

「分かんなくなった感情なんていいや、いいやって
仕舞い込むのが人間です。比較的壊れやすくて脆いです。」
あれ？あれ？この哀しみはなんで？なんで？
まだ心に残って単純な解を難しくしてるの？どうして？
「痛みを分かりたくって存在している感情なんです」
じゃあ、あたしこの感情にいつかころされてしまうわ

何故、私たち人間はいつも心に傷を負って
これ以上ない痛みを抱えているのでしょうか？
「それは、あなた方人間は心の声が聞こえないから？
孤独な叫びに気づいていないのでしょう」

そうか、怪我したら絆創膏切って貼って応急処置すりゃ良いね
あれ？でもこの傷の痛みは何処から…
「貴方の心は恥ずかしがって声を上げません。
代わりに頭が反芻思考を深めています」

何故、私たち人間は心の痛みが分からなくて
これ以上ない孤独を感じているのでしょうか？
「それは、あなた方人間が他人の孤独と寄り添うために
自分の傷なんて忘れてしまうのでしょう」

このどうしようもないトラウマの記憶
私の内側引っ搔いて溢れ出すモノ飲み込んじゃってさ
ねぇ、ナイフの痛みと言葉の痛みに違いはあるの？
言葉で焼きつく烙印が消えないわ

ねぇ、私たち人間は自由な心で傷を負って
目に見えない傷跡癒える事を夢見る
嗚呼、私たち人間はいつも心に傷を負って
これ以上ない痛みに嘆いているのでしょうか？
「それは、傷ついた瞬間の心の揺らぎに気づけないから
ふとした瞬間に壊れてしまうのでしょう」