「赤いランプの終列車」とは、春日八郎が歌唱し、キングレコードから昭和27年(1952年)12月に発売された歌謡曲である。
概要
春日八郎のデビュー曲。当時下積み時代の春日が妻に紹介してもらった大物作曲家、江口夜詩に頼み込み、やっとの思いで作曲してもらった曲。
春日はこの曲が駄目なら歌手を断念するつもりで履歴書まで書いていたが、男女の別れを書いた哀愁漂う歌詞、夜の暗闇に消えていく赤いテールランプをつけた終列車を想起させる素晴らしい曲、なにより長い下積みをかけて鍛えられた春日の歌声により曲は奇跡の大ヒットを記録する。終列車と思って発表した曲が、正に春日の始発列車となった。
2007年(平成19年)には、春日の故郷福島県会津坂下町の会津坂下駅に歌碑が建立された。
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