送とは、おくることを表す漢字である。
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漢字として
- 意味
- おくる、見おくる、捧げる、贈る、遣わす。日本語では、仮名を漢字におくる、という意味がある。
- 〔説文解字・巻二〕には「遣(おく)るなり」とある。
- 字形
- 形声で声符は关(灷)。〔説文〕には「辵に從ひ、㑞の省が聲」とある。关(灷)はものを両手で捧げている形の字。
- 音訓
- 音読みはソウ(漢音、呉音)、訓読みは、おくる。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 送還・送球・送敬・送窮・送迎・送車・送葬・送達・送伝・送付・送別
異体字
- 𨕼は、〔説文〕に「籒文。省せず」とある籀文。
- 𨕩は、〔字彙補〕に「古文の送字」とある異体字。〔説文〕の注にもある。
- 𨕪は、〔康煕字典〕が古文として載せる異体字。
- 䢠は、〔新加九経字様〕に「〔説文〕火に從い廾に從ふ」とある異体字。Unicodeにも送の異体とある。
- 𨔮は、〔康煕字典〕に「籀文の送字」とある異体字。
- 𨓵は、〔玉篇〕に「籀文」とある異体字。
- 𠌡は、〔集韻〕に「隷、𨓵と作す」とある異体字。
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