鉄棒とは、
のいずれかである。この項では、2および3について記述する。
概要
一般的な鉄棒とは、2本の柱の間に鉄の棒を水平に掛け渡して作られたもの。学校内や公園などで広く見ることができる。屋外用だけでなく、屋内用の鉄棒もある。
日本の教育機関では、特に幼少期から中学生頃までに運動科目の一つとして実施され、「豚の丸焼き」や「ふとん」という簡単なものから、「逆上がり」や「地球回り」といった高度な技へと挑戦する。特に「逆上がり」は鉄棒が得意か否かの重要な分岐点として置かれることが多く、テレビやネットの企画で「逆上がりの特訓企画」や、「運動音痴企画」で取り上げられることが多い。
また余談だが、イラストや漫画ではなぜかお色気シーンの一つとして用いられることもある。用いられる際の服装は、なぜか大抵体操服でブルマが基本である。
種目としての「鉄棒」
鉄棒は男子体操の種目の一つとして実施されている。1812年に初めて実施されたときは直径8cmの木製の丸太を棒として使用し、現代の体育で実施されているような技などを用いて競い合っていた。
現代の主な大会で使用されている鉄棒は、専用の材料で独特の弾性が出るように焼き入れをした鉄の棒を高さ2m80cmに設置した鉄棒を使用して行われている。ちなみに、バーの両端の金具は360度自在にたわむような機構を採用しているらしい。(日本の鉄棒は360度しなるが、海外の鉄棒は上下にしかしならないと元代表選手が話している。)
鉄棒にぶら下がってから終末技で着地する、もしくは途中棄権するまでが演技の流れである。演技終了は着地動作を完了するまでなので、静止できずに踏み出してしまったり転倒してしまったりすると減点対象となってしまう。
演技はただ回るだけではなく、技を行うことで成立する。それぞれの技には難度が設定されており、A~H難度まで設定されている。技は技術の進歩と選手の努力によって数多く存在しているが、技の名前は「国際大会で事前に申請した上で成功する」と、実施した人の姓が技名と認定されるようになっている。
その他、いろいろと詳細な採点方法が存在するが、難しいのでここでは省くことにする。
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