そう、私は噂の魔法少女ビースト!
魔法少女ビーストとは、東映不思議コメディシリーズの最新作…ではなく、特撮作品『仮面ライダーウィザード』内のシーンである。
概要
このシーンが登場したエピソードは第24話『魔法使いの祖母』。
同話は仮面ライダービーストこと仁藤攻介の祖母の敏江が上京してくるという内容。前半では自身が魔法使いとして戦っている姿が祖母にバレない様にファントムのワータイガーと戦うシーンが挿入されたのだが…
どういうわけか、自身が「魔法少女ビースト」と名乗った挙句、女性の様に甲高い声で台詞を喋りつつ魔法少女チックで戦いながらワータイガーを圧倒した。
中でも、その際に行ったヒップアタックのビジュアルは画面に大写しされる事からニチアサ特撮にしてはかなり強烈。喰らったワータイガーからも「気持ち悪い」と言われてしまう始末であった。
もっとも、最初のワータイガーとの戦いでは、何とか祖母にバレずに戦い終える事が出来たのだが、その後、祖母をストーキングしている最中でワータイガーが引き起こしたバスジャック事件に巻き込まれた際に仮面ライダービーストに変身した事により、結局祖母に魔法使いであることがバレてしまうのだが…
何故、魔法少女の様に振舞ったのか、細かいツッコミはさておき、
祖母に自身の職業がバレない様に行った行動ではあるものの、内容が内容だけに強烈なインパクトを誇っており、結果的に同作屈指の迷シーンと化してしまった。
そしてこの影響か、仁藤を女性ライダー扱いする輩が現れている他、後述の静画やpixivもこれをネタにしたイラストが多く投稿されている。
余談
本エピソードを担当した脚本家の香村純子氏は後にスーパー戦隊シリーズ第45作目を記念して制作された『機界戦隊ゼンカイジャー』のメインライターを務めているのだが、同作はこのシーンと同レベルかそれ以上にカオスな迷シーンの連続であり、同作のファンからも「ゼンカイ脳」とも言われている。
そんな本シーンはある意味ではゼンカイジャーを先どった存在…と言えなくもないだろうか。
関連動画
関連静画
関連項目
- 仮面ライダーウィザード
- 仁藤攻介
- プリキュアシリーズ
- 亡(仮面ライダーゼロワン)/仮面ライダー亡…
後の作品に登場した「男性でもあり女性でもある仮面ライダー」 - ゼンカイ脳
- 香村純子
- 仮面ライダーの関連項目一覧
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